久々の遊び場記事です。
以前、X(Twitter)でもツイートていますが、名古屋市民の利用率が高かった「小牧市温水プール」が無期限で休業に入ってしまいました。
チェックを怠ってしまっていましたが、名古屋市近郊で数少ない安価で遊べるプール(レジャープール)である小牧市温水プールが施設の修繕(老朽化)を理由に無期限での休業に入ってしまっていました。
非常に良いプールだけに残念です…https://t.co/CPzcGMBjvL
— 名古屋子育て情報局 (@nagoya_kosodate) May 16, 2022
ということで、名古屋から行ける遊べる温水プール(レジャープール)開拓の一環として、安城市にある屋内レジャープール、「マーメイドパレス」を訪問しましたのでご紹介します。
結論から言うと、
未就学児と一緒に行くのに最適なプール
という感じでした!
なお、西尾市にある「ホワイトウェイブ21」は過去に訪問記を書いてますので、ご興味があればどうぞ。

名古屋近郊のレジャープールは希少
以前から言っていますが、実は名古屋市内にいわゆる「レジャープール」というのはないです。
もちろん、競泳用25mプールだけがある温水プールは名古屋市内にもそれなりの数があるんです。
しかし、幼稚園~小学生低学年までの子供はまだしっかりと泳げるわけではないので、25mプールだけだとすぐに飽きてしまったり、楽しめないといったことが高確率で起こります。
そのため、比較的小さな子供でも満足度の高い以下の条件に合致したものを「遊べる温水プール」(レジャープール)としていくつかご紹介してきました。
- 温水プールであること
- 25mプールだけでなく、流れるプールもしくは造波プールがあること
- ウォータースライダーがあること
- 料金が1,000円以下(大人)であること
前述の通り、名古屋市内にこの条件に合致するプールはなく、”名古屋市近郊”という条件だとしても、
- ARCO清須(清須市)
→流水・造波・スライダー・25M - サンフロッグ春日井(春日井市)
→流水・スライダー・25M・50M - ホワイトウエイブ21(西尾市)
→流水・造波・スライダー・25M - マーメイドパレス(安城市)
→流水・造波・スライダー・25M
ぐらい。
もう少し規模が小さくて良いなら、
「ウォーターパレスKC(刈谷市)」や「すこやかセンター(飛島村)」
も流水・スライダー・25Mプールがある施設で候補に入るでしょうか。
とにかく、人口の多さを考えれば、名古屋市近郊はレジャープールが少ないと言え、希少です。
今回は上記条件に合致する、「マーメイドパレス」のご紹介です。
マーメイドパレスの基本情報
概要
住所
→愛知県安城市和泉町大下23-1
公式ホームページ
→こちらです
営業時間
→平日:13時~20時(6-9月は21時まで)
土日祝:10時~20時(6-9月は9時~21時まで)
夏休み期間:9時~21時
休館日
→月曜日(祝日・夏休み期間は営業)
利用料金
- 高校生以上:510円
- 小人(3歳以上):200円
設備
マーメイドパレスの設備としては前述の通り充実しており、
- 流水プール
- 造波プール
- ウォータースライダー2基
- 幼児プール
- 幼児スライダー(滑り台)
- 25mプール
という感じ。
子供が遊びたいと思う設備はほぼ全て網羅しているのではないでしょうか。
なお、ウォータースライダーの利用条件は
身長120センチ以上
です。
引用元:マーメイドパレス公式ホームページ
ただし、訪問記でも触れますが、
流水プールの水深が0.8mしか無い
というのは良くも悪くも大きな特徴であることは覚えておいた方が良いです。
持ち物についてのルール
水泳帽や持ち物の規定は以下の通りです。
最新情報・詳細はこちらからご確認ください。
- 浮き輪:持ち込み可(直径90cmまで)
- 浮き輪以外の持ち込み:アームヘルパーはOK/ビート版・ビーチボールなど、上記以外の遊具の持ち込みはNG
- 水泳帽の要否:25Mプールを使う場合のみ必要
- 貸し出し用具:ビート板
- オムツが外れていない子の入場:不可(水遊び用オムツも不可)
持ち込みは”直径90cmまでの浮き輪とアームヘルパー”のみです。
それ以外の持ち込みは不可で、貸出もビート板のみでした。
また、オムツが取れていない子は入場NGなので、だいたい4歳以上ぐらいからが対象になるでしょうか。
付帯設備について
プール以外の設備については
- 靴箱はなく、自分でロッカーに入れるタイプで、ビニール袋の用意がある
- ロッカールームは男女共同で、更衣室(&シャワー室)は別に用意されている
- ロッカーは100円リターン式ではなく、入場券を差し込んで使うタイプなので小銭を用意する必要がない
- 洗面台、ドライヤー、脱水機はある
- 温水シャワーは更衣室内にあるが、混雑時にはプール内にあるもののみ利用可
- 入場ゲートの外に休憩スペースあり
- 受付横で水泳帽、ゴーグル、水着、スポーツウェア等の販売、水泳帽、水着等のレンタルがある
といった感じ。
注意すべきはロッカールームで、上記の通り男女共同で、更衣スペースは男女別に用意されている、という少し変わったパターンです。
これは一長一短で、色々と荷物のやり取りを両親ですることが可能なので便利である一方、異性の親子だけで行った際は注意が必要
例えば、
- 父親&小さな娘の2人
- 母親&小さな息子の2人
という組み合わせの場合、「子どもが1人で着替えられない」という状況では少し苦労するかもしれません。
父親は女性の更衣スペースに入れないですからね…
訪問記
所要時間のイメージ
仮に名古屋ICから行くとして、
- 有料道路を使った場合
→1時間 - 有料道路を使わなかった場合
→1時間15分
といった感じ。
やはり名古屋市から距離があるのでそれなりに時間がかかりますね…
現地の様子
外観
建物はこんな感じで、1999年オープンなので少し年季を感じますね。
駐車場は建物隣接の第一駐車場入口と、少し離れた第二駐車場があります。
夏場は利用者が多く、第二駐車場に回される事も多いかと思います。
また、少し分かりづらいですが、エントランスの車寄せから駐車場へ行くことはできないので、初回訪問時は迷うかもしれません
内部の様子
エントランスに入って少し進むと左側に券売機があるので、入場券を買います。
なお、券売機後ろには浮き輪用空気入れが用意されており、空気を入れる事が可能ですが、ここで膨らませなくても良いです。
というのも、ここで膨らませるとロッカールームで邪魔になってしまいますし、プール内にも空気入れは用意されています。
入場券を買ったあとは受付奥左側にある入場ゲートに入場券のQRコードをかざして入場します。
なお、入場ゲートをを素通りして直進すると休憩スペースです。
入場ゲートに入ったあとは、靴を脱いでロッカールームへ行きます。
靴袋が用意されているのはありがたいですね。
ロッカールームの時点では男女は別れていないので、そのまま全員で入りましょう。
なお、前述の通り、ロッカーを施錠するためには入場券が必要というシステムが採用されています。
なお、バスタオル置き場はプール場内に無いですし、必ず入場時にシャワーを浴びさせられる事になるので、バスタオルは場内に持ち込まないルールのようです。
このあたりはプールによって作法が違うのでちょっと迷うところですね。
流石にプール場内の写真撮影はNGだったので、プール内部の様子は写真がありません。
プール内部で最も気になったのは、
流水プールの水深が浅い
というところ。
既述の通り、ここは水深が0.8mしかないので、大人が泳ぐと手がプールの底に着いてしまうので大人は泳げません。
そのため、マーメイドパレスでは
流水プールでは歩いている大人が多い
です。
もちろん、小学生高学年程度までの子どもにとって、この水深は問題にならず、逆に未就学児~小学生低学年の子どもにとっては、
足がつくので溺れるリスクが非常に低い
という大きなメリットになります。
これは一長一短で、小さな子どもは大喜びでぐるぐるぐるぐる何周も流水プールを泳ぎますが、その時間大人はひたすら何周もプールを歩く事になります。
大人用の浮き輪を持ち込めばある程度浮かんでついていく事は可能ですが、それでも泳ぐ子どもについていくのは大変で、人によっては「かなり疲れる」という印象を持つかもしれません。
休憩所について
さて、プールで遊んだ後は休憩スペースでアイスを食べたりジュースを飲んだりできます。
なお、休憩スペースには食べ物の券売機&調理スペース的なものがあったのですが、訪問時には営業していませんでした。
他の施設との比較
さて、マーメイドパレスを他の施設と比較すると以下のようになります。
浅い水深のプールは前述の通り
「小さい子どもが居る場合はリスク低減になるが大人は疲れる」
という感じで、メリットともデメリットともなり得ます。
そういう意味では、水遊びオムツが使えると手放しで「小さい子どもが居る場合におすすめ!」と言えたのですが、そういう感じでもありません。
上記の事から、マーメイドパレスは
「名古屋の東部地域に住んでいて、オムツの外れた未就学~小学生低学年の子どもが居るという場合におすすめ」
という事になるでしょうか。
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以上、今回は
名古屋近郊のレジャープール「マーメイドパレス」訪問記
をご紹介しました。
以前、マーメイドパレス以外にも「オムツが取れていない子供」も遊べるプール等もご紹介していますので、ご興味があればどうぞ。



皆様の参考になれば幸いです。
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