前回、高山市の遊び(煎餅作りとリスの森)をご紹介しましたが、今回は
- 飛騨大鍾乳洞
- Gattan Go!
についてご紹介します。
岐阜旅行シリーズ個別記事はこちらからどうぞ。




各施設までの所要時間
飛騨大鍾乳洞とGattan Go!までの所要時間は以下のようになっています。
Gattan Go!は岐阜の北部に位置しており、ほぼ富山と言っても良いぐらいの場所です。
近隣に高速道路もないので、高山からひたすら一般道を走ることになります。
今回はGattan Go!が最終目的地であり、その日に帰る必要があったため、名古屋まで3時間近く運転する事になりました。
以前も触れましたが、結構疲れるので、飛騨大鍾乳洞ではなく、温泉でゆっくりするべきだったかもしれません…
飛騨大鍾乳洞
場所
飛騨大鍾乳洞は
岐阜県高山市丹生川町日面1147
にあり、高山駅から車で30分程度の場所にあります。
名古屋IC(上社IC)からだと約2時間40分程度かかるので、ここに来る場合はやはり高山で1泊するのが良いと思います。
公式サイトはこちら

何があるの?
飛騨大鍾乳洞は「日本で一番標高が高い場所にある鍾乳洞」だそうです。
観光洞部分(観光できる部分)は800mで、後半部分は階段等がありアップダウンが激しい構造になっています。
鍾乳洞以外にも、「大橋コレクション館」が併設されており、世界の美術品、装飾品など約1,000点が展示されています。
ここには以前、目玉の展示として、100kgの金塊があったそうなのですが、2007年に強奪されるという事件がありました。
引用元:飛騨大鍾乳洞公式ホームページより
結果的には犯人は逮捕されたのですが、一部が溶かされたため、現在は「返ってきた金塊の一部」と「100kg金塊のレプリカ」が展示されています。
それでも残った金塊は合計70kgを超えており、なかなか迫力のある展示でした。
料金と所要時間
料金は
- 大人:1,100円
- 子ども:550円
となっています。
ただ、事前にWeb購入しておくと各100円引きになるので、行く場合は以下のサイトから購入したほうが良いと思います。

所要時間は最後の折り返し地点まで行き、駐車場に帰ってくるまで約1時間といった感じです。
現地の様子
内部は結構寒く、通年平均気温は約12℃だそうです。
夏場であっても寒い場所が苦手な場合は上から羽織る長袖の服を1枚持っていった方が良いかもしれません。
(後半はアップダウンが激しいので暑くなりますが…)
内部は第1洞~第3洞に分かれていますが、一番の見どころは第1洞だそうです。
第2洞以降はアップダウンが激しくなりますが、途中退出出口が用意されており、それぞれの洞間で出られるようになっています。
子どもの視点で考えると、大空間があったり結構狭い空間を通ったりして「鍾乳洞はよく分からないが、洞窟探検が楽しい」といった感じで楽しめるのではないでしょうか。
第3洞まで見ると、帰りはひたすら階段を降りて戻る、といった感じになります。
ただ、冬場はこの場所は「氷の渓谷」という展示になっているそうで、大迫力の氷壁が見られるそう。ちょっと気になりますね。
引用元:飛騨大鍾乳洞公式ホームページより
でもやっぱり疲れるので…
なかなか鍾乳洞に来る機会はないので大満足でした。
しかし、この後にはGattan Go!で体を動かし、3時間の運転が待っている事を考えると
「奥飛騨温泉郷でゆっくりすれば良かったかも…」
と思ったのが正直なところ。
引用元:ひらゆの森ホームページより
ちなみに、この鍾乳洞はアップダウンが激しく、未就学児以下の小さい子供は厳しいかもしれないので、そういった場合にはGattan Go!までの道程に「奥飛騨クマ牧場」というのもあるのでそちらが良いかも。
昨今の状況から衛生対策が必要なので、目玉である「子熊と記念撮影」は休止中ですが、再開したら行ってみたいと思っています。
引用元:奥飛騨クマ牧場ホームページより
Gattan Go!
さて、いよいよ最後のアクティビティ「Gattan Go!」です。
ちょっと遠いですが、電車好きでもそうでなくても楽しめるアクティビティなのでオススメです。
場所
Gattan Go!の場所(まちなかコース)は
岐阜県飛騨市神岡町東雲1327-2
にあり、高山駅・飛騨大鍾乳洞から車で約60分のところにあります。
名古屋IC(上社IC)からだと約3時間程度かかるので、Gattan Go!から直接名古屋に帰る場合は移動時間がかかる事を頭に入れておいた方が良いです。
公式サイトはこちら

何をするの?
Gattan Go!は簡単に言えば、
「廃線跡を自転車で作ったトロッコ的なもので走る」
というアクティビティです。
車両は以下の画像の通り、かなりシンプルな作りになっていて、「生身で線路を走っている」という感覚を味わうことができます。
この車両で片道約2.9キロを往復します。
自転車にはアシスト機能がついていますが、帰りは上りなのでそれなりに体力を使いますね。
料金と所要時間
Gattan Go!は「まちなかコース」と「渓谷コース」の2種類がありますが、子連れの場合は「まちなかコース」になると思います。
「まちなかコース」の料金は人数と選ぶ車両によって異なってきますが、基本的なルールとしては、
- 使用する車両によって値段が異なる
- 1人xx円ではなく、1台○○円という料金体系
- 自転車を漕ぐ人は身長145cm(ペダルに足がつく)が条件
という感じになっています。
例えば大人2人+子ども2人の場合、「2階建てシートセット」を1台使用するため
総額で5,700円
といった費用感。
引用元:Gattan Go!公式ホームページより
所要時間は「まちなかコース」の場合1時間程度となっています。
(渓谷コースについては後述)
なお、このGattan Go!は大人気のアクティビティとなっており、事前予約が必須です。
ホームページから予約が可能なので、行く場合は早めに予約したほうが良いと思います。
現地の様子
Gattan Go!のまちなかコースはかつて存在していた神岡鉄道神岡線の奥飛騨温泉口駅がスタート地点になっています。
駅舎のなかで料金を支払い説明を受けて、ヘルメット等の準備が終わったらいよいよ出発。
最初は下の画像左のように、スロープ的な下り坂からスタートして結構スピードが出ます。
その後、少し進むと記念写真を撮ってもらって(駅舎に帰ってから任意で購入)、どんどん進んでいきます。
「まちなかコース」となっていますが、自然の中を通ったり、トンネルを通ったり、陸橋を通ったり、いろいろな場所を通ります。
そして3駅先の旧神岡鉱山前駅に到着したら一旦自転車を降りて休憩です。
(係員の方が各車両を転回させる)
休憩中は線路を歩いたり記念撮影したりしている人が多かったです。
なお、余談になりますが、車両に乗っている自分たちと景色の様子を撮影することができるので、持っているのであれば自撮り棒を持っていくと良いと思います。
ただし、スマホやカメラを落としてしまった場合、途中下車は禁止なので、充分注意する必要がありますね。
帰りは上りになっていて、電動アシストがあるとはいえ少し力が必要なので頑張りましょう!
渓谷コースについて
さて、実はGattan Go!にはもうひとつ「渓谷コース」というもっと山奥を走るコースがあります。
このコース、公式ホームページの写真を見る限り、まさに大自然の真ん中を走る、といったコースで非常に魅力的に見えます。
引用元:Gattan Go!公式ホームページより
しかしこの渓谷コース、
- 最大でも3人乗りしかない
- 1台で身長145cm以上の漕ぐ人が2人必要
- 未就学児の子どもは漕がない席でも不可
というルールになっていて、かなりハードルが高いです。
例えば、身長145cm以下の子どもが2人いる場合には大人が4人必要、というのはなかなか調整するのが難しそうです。
(両親+祖父母にお願い…?)
こちらも、うまく調整して行ってみたいと思っています。
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以上、今回は
名古屋から子どもと行く飛騨高山旅行 part4 -飛騨大鍾乳洞とGattan Go!-
についてご紹介しました。
4回に渡ってご紹介してきた子連れで行く岐阜旅シリーズ、いかがでしたでしょうか。
名古屋はその気になれば日帰りや1泊で気軽に大自然のなかで遊ぶことが可能なのも魅力のひとつです。
なかなか準備等が大変ではありますが、子どもにとっては非常に良い経験になると思います。
皆様の参考になれば幸いです。
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