今日は今年の営業を最後に休止してしまう「サンビーチ日光川」について2021年の営業に関する予約等の概要が分かりましたのでご紹介します。
※2021年8月27日追加
昨今の状況から最終日まで営業するか微妙な情勢になっていましたが、
8月31日までは通常営業することが決まった
そうです。(以下のサイトでも確認できますが、TVで言っていました)

予約が取れている方はそのまま訪問して大丈夫そうですが、念のため事前に公式ホームページは確認しておいた方が良いと思います。
※2021年7月26日追加
予約が取れたので実際に行ってきました。
混雑具合など、現地の様子をレポートしていますので、ご興味があればどうぞ。

※2021年7月1日更新
予約が開始されました。
新情報や具体的な予約方法をまとめたので、こちらからご確認ください。

以下は古い情報になるのでご注意ください。
今回の内容の概要は以下の通りです。
- サンビーチ日光川は2021年の営業を持って休止され再開されない可能性が高い
- 休止前最後の営業となる2021年は事前予約が必須に
- 予約開始は7月1日開始予定
- 予約方法を見ると予約数に制限が設けられる可能性が低く、休止直前ということもあって厳しい争奪戦になる可能性が高い
以下、詳細説明になります。
サンビーチ日光川は2021年の営業をもって休止される
以下のようなニュース等でご覧になった方も多いかと思いますが、サンビーチ日光川は2021年の営業をもって休止となります。

もともと、2008年頃には廃止するといった方向性が決まっていたようですが、昨年、2021年の営業を持って休止されるされる事が正式に発表されました。
そもそもサンビーチ日光川って?
サンビーチ日光川は、今では到底実現しようもない巨大プロジェクトによって作られた、
「日本最大級の屋外淡水プール」
です。
名古屋ネタの宝庫、「八十亀ちゃんかんさつにっき」でも取り上げられていましたね。
本日発売のComicREX11月号に「八十亀ちゃんかんさつにっき」29話が載ってます!
名古屋市の最大級淡水プール「日光川サンビーチ」に1年ぶりのあのキャラも登場!ヒロイン大集合で事件勃発…!?貴重な肌露出回です! pic.twitter.com/PBA6QnZQWH— 安藤正基🍤⑩巻発売中! (@aichidoughnut) September 27, 2018
上記の内容にも入っていますが、サンビーチ日光川は10ヘクタール超の広大な敷地にウォータースライダーや波の出るプール、砂浜のビーチや芝生広場もある大きな施設です。
砂浜の砂をわざわざオーストラリアから取り寄せたり、ヤシの木が本物だったりと、バブルの臭いを非常に感じますね…。。。
引用元:サンビーチ日光川公式サイトより
やはり近隣にナガシマリゾートのジャンボ海水プールがあるため苦戦していた、というのが実情のようです。
とはいえ、このプールの最大の強みは淡水であることで、小さな子どもにとっては海水よりは絶対に淡水の方が遊びやすいので、屋外プールに行くならこちらのほうがオススメです。
再開の可能性は非常に低い
一応、公式発表では「休止」という扱いですが、再開の可能性は限りなく低いと思います。
というのも、
- 入場者が少なく予算的な問題がある
- 上記の通りバブルな作りで巨額を投じてまで補修する業者が現れる可能性が非常に低い
- 2020年に行われたアンケートの結果が非常に悪かった
という事実が重く、相当なことがおこならない限りは、プールとしての再開の可能性は非常に低いと言わざるを得ない状況です。
特に、最後のアンケート結果については、こちらのニュースによれば、
名古屋市は港区の日光川河口にあるレジャープール「サンビーチ日光川」について、老朽化や入場者数の減少を理由に来年度一時運営を休止することを決めています。
市は9日開かれた市議会の土木交通委員会で「今後もレジャープールとして存続すべきか検討したい」として、10月市民に対し「どのような施設が必要か」アンケートを行うことを明らかにしました。
アンケート結果は11月にとりまとめ、民間事業者の参入意欲の調査などにつなげるということです。
引用元:東海テレビニュース記事より抜粋
となっていたのですが、結果はかなり厳しいものでした。
こちらから結果が見られるのですが、概要としては、
- サンビーチ日光川の認知度が50%程度と低い
- 利用経験が25%を切っている
- 財政的に厳しいのに利用料金が「高い」「どちらかといえば高い」が75%弱もある
- 今後もサンビーチ日光川を運営してほしいと「思う」「どちらかといえば思う」が40%強しかいない
- サンビーチ日光川廃止の後の新たな活用策に「レジャープール」を挙げているのが20%もいない
といった感じで、かなり絶望的な結果でした。
ただ、結果をよくみると、回答者属性が高齢者寄りになっており、プールを最も利用する30代までの回答者が30%も居ない状況であったので、想定されるメイン利用者の比率が低いアンケートであり、ちょっとこれを利用した意思決定は疑問が残るものでした。
ちなみに、名古屋市の人口構成は以下の通りで、アンケートの年齢構成は明らかに50代以降の比率が高いです。
本題と離れるのであまり書きませんが、このアンケートに答えた方々は「500人の市民をモニター」として以下の通り様々な市政アンケートに参加しており、その結果が市政の参考にされています。
市民構成と比較して大きな乖離がある構成によるアンケートを市政の参考にするのは大きな疑問な残りますね。。。
とにかく、2024年には新たな施設をオープンする予定があるそうですが、プールとしての再開の可能性は限りなく低いのは間違いないです。
休止前最後の営業は事前予約が必須に
というわけで、せっかくのバブル期の遺産ですから、最後に楽しみたいですよね。
とはいえ、現在の状況では無制限にお客さんを入れるわけにはいかないので、今年のサンビーチ日光川は
先着順の事前予約が必須
という営業になる、との発表がありました。
最新情報は↓から確認できます。
そしてここからが本題ですが、2021年6月18日時点の発表から、以下のことが分かっています。
- 予約は7月1日から開始
- 予約は抽選ではなく先着順
- 空きがあれば当日予約も(一応)可能で、キャンセルや早期退場した人がいればその分の空きは反映される
- 予約は公式サイトから行う(チケットサイト的なものは経由しない)
- 予約の際は日程と名前とメールアドレスを入れて予約をする
- 現時点では決済に関する案内がないので予約時に費用が発生することはない可能性が高い
軽く見ただけではあまり問題がないように思えますが、ちょっと気になるのは最後の「予約時に費用が発生することはない可能性が高い」というところです。
この方式の場合、極論を言えばメアドさえあれば予約を無限にできてしまうので、絶対ダメな行為ですが
「とりあえず行く日が分からないから全ての土日で予約を取ってしまえ」
といった行動も可能になってしまうと思われます。
今年で休止してしまう最後の営業という状況では利用希望者が集中する可能性が高いのですが、さらに上記のような対応となっているため、
予約の争奪戦が非常に激しいものになる
事が予想されます。
本サイトでも予約方法の詳細はお伝えする予定ですが、お伝えできるのが予約開始後数日経ってからになってしまうので、可能であれば7月1日に自力で予約することをおすすめします。
とにかく、最後のサンビーチ日光川を楽しみたい方は7月1日に予約を取りましょう!
引用元:サンビーチ日光川公式サイトより
続報があればまたおしらせします。
今回は以上です。
皆様の参考になれば幸いです。
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