2026年1月~2月に行われる東海地区の中学受験の出願・入試スケジュールと受験パターンをまとめましたのでご紹介します。
東海地方は関東地方に比べれば選択肢がかなり少なく、受験校選択や受験パターンに悩むことは少ないのですが、
「こういう日程で受験が進んでいく」
というイメージを掴むために作ってみました。
今回は女子編ということで、女子校+共学校のまとめです。
男子編(男子校+共学校)のまとめは以下からどうぞ。

なお、この記事は図表で細かい文字が少し多いですが、画像はタップ(クリック)すると大きくなります。
今後、日程等の変更がある可能性があるので、最終的な締切確認は必ず公式HPを改めてご確認ください。
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受験日程のイメージ
東海地方の場合は平日に受験する学校は無く、基本的には休日に行われます。
また、1日に2校受験する、という過酷なスケジュールでもないので、子供に大きな負担がかかるという事もないです。
無理矢理日程ベースでカテゴリ化すると、
- 1月上旬
→県外の早期受験校(鶯谷/高田)&名古屋葵大学中&公立中高一貫校1次(明和) - 1月中旬~下旬
→共学3校(愛知・名電・春日丘)&椙山&公立中高一貫校2次(明和) - 1月下旬~2月上旬
→難関校(南山女子・愛知淑徳・滝)&金城
という感じでしょうか。
なお、同時受験不可能な組み合わせは
- 高田中・公立中高一貫校1次(明和)
- 鶯谷中・名古屋葵(特奨)
- 名電中特奨と愛知中と公立中高一貫校2次(明和)
- 名電中一般と春日丘中(1回目)と椙山
- 愛知淑徳と春日丘(2回目)
- 南山女子と金城
の6パターンです。
2025年から2026年で変化したことは、
- 高田中と鶯谷中が別日程となり併願可能になった
- 金城の日程が大きく変わった
の2点。
名古屋葵に関しては共学化で男子も受験できることとなりましたが、女子の受験スケジュールへの影響はあまり無いですね。
最も大きな変更点は2点目。
昨年まで金城は名電(特奨)と愛知、明和2次と同一日でしたが、今年は1週遅らせて南山女子と試験日が同一となりました。
偏差値帯的には南山女子とは大きな差があるので、どちらかと言うと名電(特奨)・愛知と併願できるようになると喜ぶ受験生が多くなる気がします。
昨年は椙山が日程変更で受験者数を大きく伸ばしましたが、今年の金城は日程変更でどう変化するか注目です。
各校の入試概要
各カテゴリごとに出願日程や試験日程等の概要をまとめてみました。
各校の生徒募集要項は以下のリンクからどうぞ。
鶯谷中 →こちら
高田中 →こちら
名古屋葵 →こちら
春日丘中 →こちら
名電中 →こちら
愛知中 →こちら
金城 →こちら
愛知淑徳 →こちら
南山女子 →こちら
椙山 →こちら
滝中 →こちら
表の最下部に書いてありますが、多くの学校は「合格者の出校日」が設定されており、合格してもこの出校日に欠席すると合格取り消しになってしまいます。
受験が終わった後のお祝い旅行に行きたいところですが、この日程には他の予定を入れないように注意しましょう。
1月上旬受験校(県外早期受験校&名古屋葵)
あまり好きな表現ではないですが、県外校はいわゆる”前受校”として受験する人が多い学校で、鶯谷中と高田中を受験する生徒が多いようです。
日程的には公立中高一貫校(明和中)の1次試験はこのカテゴリに入り、日程的にはの鶯谷・名古屋葵(特奨)と日程が被っています。
また、名古屋葵は聖霊がVAP入試を主体にした結果、受験者が大きく増加した学校で注目度が上がっています。
さらに今年は共学化したうえ、人気が急上昇している名電中と試験の形式が同じになった(国語60分・算数60分・社会と理科で60分)ことで、さらに受験生が増えそうな気がしますね。
(一般と特奨を1回分の費用で受けられるのも同じですし)
まとめると以下のようになります。
偏差値から考えると、南山女子を第一志望にしている受験生の場合、高田 or 名女(特奨)の受験が多そうなイメージがあります。
しかし、以前西塾の先生にインタビューした際にも話があったのですが、
受験スタートでいきなり不合格になるとメンタル的に立ち直れないパターンがある
というのは頭に入れておいたほうが良さそう。
最初は難易度の低い学校で合格を取っておいて勢いをつける、という考え方もあるので悩ましいところです。
なお、高田中は出願期間が短いにも関わらず調査書の提出が必要なので、事前に小学校の先生に依頼しておく必要があるのは覚えておきましょう。
1月中旬~下旬受験校(共学3校(愛知・名電・春日丘)&椙山)
受験中盤となるこの時期は、近年の名電・春日丘2校の人気上昇により色々な受験パターンが出てきています。
まとめると以下のようになります。
椙山・春日丘の場合は通知表のコピーが必要ですが、調査書よりは手間がかからず、その他の学校も書類提出が不要なので少し気楽です。
なお、名電中は名古屋葵と同様、15,000円払えば、特奨と一般Aの2回受験が可能なうえ、一般の合否判定は各試験科目毎に入試得点の高い方で合否判定をしてくれるのでオトクです。
このあたりも、受験パターンを考える上で悩ましいポイントになっていますね。
名電・春日丘・愛知・椙山をどう選ぶか、というお話については、以前行った西塾の先生に対するインタビューでざっくりとしたオススメの話があり、
- 女子校が良い
→椙山 - 国公立大一般入試をしたい
→春日丘 - 理系の勉強がしたい
→名電 - 自分で進んで勉強できる子
→愛知
という形でオススメすることが多いそうです。
2025年と異なり、今年は愛知・名電・春日丘のどれかに受かっていれば愛知淑徳にチャレンジ、そうでなければ金城を受験という手が使えるので、昨年よりは少し気が楽かもしれません。
1月下旬受験校(金城・愛知淑徳・南山女子・滝中)
時期は東海地区の中学受験でメインとなる学校が多く、愛知淑徳・南山女子・滝中の難関校3校と、金城および春日丘の2回目があります。
まとめると以下のようになります。
このカテゴリは金城が移ってきたことで選択肢が増えました。
(前述の通り、偏差値帯を考えるとそこまで悩ましい事は無いですが)
なお、このカテゴリは全校何らかの書類提出が必要なので忘れずに準備しておきましょう。
ちなみに、昨年までは南山女子の持ち物に「生徒募集要項」が入っていましたが、今年は募集要項からは記載が完全に無くなりました。
(昨年は「入試当日にお持ちいただく募集要項は、このpdfファイルをプリントアウトしたものでかまいません。」という記載が残っていたので微妙な感じでした…)
また、金城は合格発表から入学手続期限までの期間が異常に短くなった(3日しかない)ので注意しましょう。
スケジュールまとめ
上の概要だけだとスケジュールが把握しづらいので、
- 出願スケジュール
- 入試・合格発表・入学手続きスケジュール
をそれぞれ一覧で見られるように作ってみました。
出願スケジュール
出願スケジュールをまとめると以下のようになりました。
出願はスタートしてから締め切りまで意外と短く、特に椙山は出願開始日を含めて4日しか猶予がないので気をつけたいところ。
また、繰り返しになりますが、調査書等の必要書類が必要な学校の場合、小学校へ事前に伝えておく必要があるなど、出願開始前から準備をしておいた方が良いものもあります。
出願でミスをしてしまうと長期間の努力が水の泡になってしまうので、ここは出願期間が開始になったらすぐに手続きをしてしまうぐらいの気持ちで臨みたいところですね。
入試・合格発表・入学手続きスケジュール
最も重要な試験日と合格発表のスケジュールは以下の通りです。
出費が大変なことになりそうな入学手続きですが、全合否判定(滝の合否)が出る前に手続き期限が来る学校は椙山・金城・名古屋葵の3校のみ。
しかも偏差値から考えるとそこまで問題になりそうなパターンはなさそうなので、そこまで気にしなくて良いかと思います。
そのため、基本的に補欠合格ではない場合は「行く学校にだけ入学金を払えばOK」という感じなのでお財布に優しいです。
ただ、数年前からこれまであまり補欠合格が出なかった南山女子で補欠合格が大量に出ていたりするので、このあたりは少し気になるところです。某塾が合格しても進学する気のない他地区の成績優秀者を遠征受験させている疑惑が…
時系列順のイメージ
あくまで「イメージ」ですが、今回ピックアップした学校を受験する場合、どのようなスケジュールになるか時系列で整理してみました。
なお、図中の赤字で示した部分は、特に重要な選択ポイントです。
なお、明和中関連で言えば、2026年の日程では男子と異なり、
最難関校(南山女子)の合否を確認してから、明和に行くか決められる
というスケジュールは変わっていないので、男子よりは格段に判断しやすいです。
(再掲)繰り上げ合格について
男子編でも書きましたが、繰り上げ合格についてはこちらにも書いておきます。
基本的に、繰り上げ合格の連絡は上記のまとめでご紹介した
- 入学手続き期限日(入学金納入期限)
- 合格者説明会(出校日)
の後のタイミングであることが多いです。
これは、上記の手続き、入金がなされないと入学辞退扱いとなる=入学枠の空きが出るためです。
(もちろん、学校側もある程度の辞退者は予測して合格者を出してはいますが…)
この繰り上げ合格については学校側から、どういったタイミングで行われるかの案内が事前に行われる事が多いですが、募集要項に書かれている事は少ないです。
傾向としては、出願後に出される受験生向けの案内や入学試験直前にホームページにアップされる事が多いですかね。
男子が受験する共学校+男子校の繰り上げ合格情報について、誰でも見られる形でハッキリ案内されているのは滝のみで、以下のようになっています。
引用元:滝中学令和8年度募集要項より抜粋
簡単に言えば、
- 2026年2月5日15時以降、2026年2月8日13時半以降に電話をする
- その場で受諾するか決める必要がある
- 電話に出られなかった場合は繰り上げ合格の権利を失う
- 留守番電話につながった場合も繰り上げ合格の権利を失う
というルール。
また、東海中も少し古い資料ですが2024年受験直前期(年明けぐらい)に公開された追加文書で繰り上げ合格について触れられており以下の様なルールでした。
※2024年入試のものです。今年のものはまだ未公開で、ルール変更になる可能性があります
引用元:「2024年東海中学校 入学試験に際してのご注意」より抜粋
詳細なルールが分からないのでなんとも言えませんが、電話で連絡が来る事だけは確かなようです。
なかなか厳しいルールですが、滝・東海の2校でほぼ似たようなルールが採用されているという事は、明記されていない他の学校も似たような厳しいルールになっている可能性は充分あります。
なお、滝中学の場合は繰り上げ合格連絡が終了すると、出願者全員に”今日の繰り上げ合格連絡は終了した”旨のメールが来ます。
繰り上げ合格の連絡を逃してしまうリスクを少しでも低くするためには
- 登録する電話番号と緊急連絡先の電話番号を別にする
→連絡が2回来る - 肌身離さず電話を持っておく
→連絡が来たらすぐに出られるようにしておく - 使っているの楽天モバイルなら携帯電話会社を変更する
→楽天は突出して電波が良くない&無料通話の楽天リンクを使っていると通話品質が良くない - メロディコール(待ちうた)設定をしている場合は解除しておく
→留守番電話と勘違いされないように
という対策が必要となってくる感じですかね。
とにかく、繰り上げ合格を受けられるか否かでその後の進路が大きく変わってくるので、配布物等をしっかりと確認して万全の体制で臨みたいところです。
===
以上、今回は
2026年 東海地区の中学受験スケジュールまとめ(女子編)
をご紹介しました。
今回の表題画像はAIが考える
「入学試験願書に娘の証明写真を貼り付けている日本人の両親」
(Japanese parents attaching their daughter’s ID photo to an entrance exam application form)
です。
前回から息子→娘に変更しただけなので似たような画像となりましたが、気になるのは貼り付けようとしている写真が男の子(別人)なことw
どうしてこうなった…w
繰り返しになりますが、女子の場合はやはり金城の日程変更・名女(名古屋葵)の共学化がどのような影響を与えるか非常に気になるところ。
昨年までの「金城の合格を確保したうえで南山女子・愛知淑徳にチャレンジ」という流れが変わっているのはメンタル的にも影響がありそうな気がします。
皆様の参考になれば幸いです。












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