2025年 東海地区私立中学の受験者数・倍率・偏差値の変化まとめ(女子編)

今回は私立中学の受験者数・倍率・偏差値の2024年データが概ね揃いましたので過去のデータと併せてご紹介します。

今回は女子編ということで、男子校+共学校の

  • 南山女子
  • 滝中
  • 愛知淑徳中
  • 金城学院中
  • 愛知中
  • 椙山女学園中
  • 愛工大名電中
  • 春日丘中

を対象としました。
なお、聖霊中はVAP入試がメインとなり学科利用入試の絶対数が減少し、数字の安定性が微妙になってきたので今回から除外することにしました。

男子編(男子校+共学校)の記事は以下からどうぞ。

2025年 東海地区私立中学の受験者数・倍率・偏差値の変化まとめ(男子編)
2025年の東海地区の中学受験では受験者数・倍率・偏差値がどう変化したかまとめました。 今回は男子編ということで、男子校と共学校についてまとめました。

基本的に名電・愛知・春日丘といった共学校のトピックについては男子編で詳しく書いているので、今回の女子編では割愛します。

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偏差値の推移

2013年から2025年の日能研結果R4偏差値の推移は以下のようになりました。

今回採用している「日能研R4偏差値」とは、日能研の全国模試における合格率80%のラインの事です。
ざっくり言ってしまえば、
合格率が80%となる偏差値
だと思っていれば良いと思います。

日能研の全国模試なので、名進研の偏差値と異なり関東や関西の超難関校(開成や灘など)を受験する人も含めた全国の偏差値になっているので注意が必要です。

出典:日能研ホームページ 結果R4偏差値およびオンザロード2025配布資料より作成

共学校関係の話は男子編でも触れたので割愛するとして、男子校と比較すると顕著な偏差値上昇が起こっておらず、安定しています。
詳細は後述しますが、今年は女子校において”椙山中が試験日程を変更した“という大きな変化がありましたが、偏差値の観点ではほぼ影響はありませんでした。

なお、南山女子は相変わらず東海地区の偏差値トップ校の地域をキープしていますが、今年は東海中が同偏差値に追いつきました。
長年、南山女子は”男女合わせて東海地区の単独トップ”というポジションでしたが、今後逆転される展開もありえるような気がしています。

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受験者数推移

今年は以下の通り、愛知中と名電(特奨)は県立中高一貫校の2次試験と日程が被っており、この2校の受験者数が減少すると予想されていました、
また、今年から名電(一般)と春日丘(1回目)の日程に椙山中の入試が入り、愛知淑徳は椙山中は両方受験することが可能となりました。

▲愛知・名電・椙山・愛知淑徳・春日丘は日程変更の影響があった

実際の2013年から2025年の受験者数推移は以下の通りです。
なお、愛工大名電中における受験者数、倍率データは、奨学生入試と一般入試の合計を使用しています。

出典:日能研ホームページ 倍率速報および各校の発表情報より作成

なお、今回、日程変更の影響がありそうな愛知・名電・春日丘・金城・椙山・愛知淑徳の増減を男女別に見ると以下のような数字でした。

日程変更の影響を見ていくと、

  • 金城は明和2次と被った影響はほぼなし
  • 椙山は受験者数が倍増
  • 愛知淑徳はそこまで増えなかった

という事が言えると思います。

金城に関しては、昨年から26人減という感じでそこまで大幅減ではなかったので、影響はそこまで大きくなかった、と見るのが自然でしょう。
なお、同日程の愛知・名電(特奨)の女子受験者の増減はそれぞれ-71人、+18人でした。

椙山と日程が被った名電・春日丘に関しては、女子の受験者が目に見えて減っている一方、椙山の受験者は大幅増、という感じなので、名電・春日丘を選ぶよりは椙山を選んでいる女子受験生が多いということがハッキリ出ていますね。

ちなみに、愛知淑徳・春日丘(2回目)は椙山との日程被りが解消されたわけですが、意外と受験者数は増えていません。
愛知淑徳と椙山は偏差値差が大きいのでなんとなく分かりますが、春日丘の2回目も増えないんですね。
まぁ、日程的には同偏差値帯(金城・春日丘)の試験・合否発表は終わっているわけで、春日丘の2回目を受ける理由はあまり無いのかもしれません。

近年、女子校の受験者数が増えていなかったので”女子校の需要が伸び悩んでいるのか?”と思っていたのですが、今回、「女子校の選択肢が新たに与えられたら受験生が倍増した」という結果が出たことで、東海地区の女子校需要はまだまだ健在である事が分かった形となります。
これは、以下の”2016年を基準にした受験者数の増減割合”を見るとよりわかりやすいです。

出典:日能研ホームページ 倍率速報および各校の発表情報より作成

2016年からの伸び率は名電がダントツにトップで、女子校は伸び悩んでいたのですが、今回の日程変更により椙山が伸び率の2位にジャンプアップしています。

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倍率の推移

倍率データは受験者数÷合格者数で算出した実質倍率のデータです。

出典:日能研ホームページ 倍率速報および各校の発表情報より作成

実質倍率トップは相変わらず南山女子で3.5倍超をキープ。
近年、数字としては下降気味ですが、他校と比べるとダントツの高倍率です。

今回、受験者数が倍増した、椙山は倍率としては下がっており、前述の通り偏差値も変わっていないため、受験者が増えたからといって難易度等が上昇したわけではなさそうですね。

愛知淑徳は受験者数は微増でしたが、合格者数も減ったため倍率としては上昇し、男子の名古屋中と似たような倍率になりました。

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以上、今回は
2025年 東海地区私立中学の受験者数・倍率・偏差値の変化まとめ(女子編)
についてご紹介しました。

今回の表題画像は
「入学試験の受験者数が倍増したことを知り、ハイタッチする日本人教員たちの様子」
(Japanese teachers high-fiving each other after learning that the number of students taking the entrance exam had doubled.)
です。
実際に受験者数が増えてどれだけ喜んだかは不明ですが、画像はそれっぽいのができました。

なお、少し本文中でも触れていますが、この偏差値データと進学実績データを見比べると面白いと思うので、進学実績の記事へのリンクを貼っていおきます。
ご興味があればどうぞ。

[2024年データ]中高一貫私立校の進学実績とR4偏差値(男子編)
2024年の中高一貫私立校における大学合格実績と2025年の予測R4偏差値をまとめました。 やはり東海は実績面で相当強く、滝と比較して大きな差があります。

皆様の参考になれば幸いです。


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