昨日に引き続き、
「1月~2月にかけての試験の費用と入学金はどれだけかかるのか?」
というのをまとめました。
今回は女子編ということで、女子校+共学校を受ける場合にどれだけ費用がかかるのか?というお話です。
男子編(男子校+共学校)は以下からどうぞ。

スケジュールのおさらい
そもそも、名古屋地区の中学受験はどのようなスケジュールで行われるか?というお話についてはこちらの記事でまとめていますが、一般的な組み合わせで、受けられるところを全部受験した場合はこんな感じになります。
ざっくり書くと、
- 1月上旬に県外早期受験校か名女を1校
- 1月20日・21日で1校~2校
- 1月27日に1校
- 1月28日に1校
- 2月 4日に1校
というのが最大数受験した場合の受験校。
大体の場合は4~6校ぐらい受験する感じですね。
各校の受験にかかる費用
各日程の受験費用をまとめると以下のようになります。
上図の「最大出願数」は合否結果次第で受験校が変化する可能性がある場合に、同日程校を複数出願するケースがあるので記載しています。
女子の場合、このケースに当たるのは1月28日の受験校選択。
28日は、それまでの結果次第で、”愛知淑徳を受験するケース”と”春日丘 or 椙山を受験するケース”に別れます。
椙山にするか春日丘にするかは好みなので、最大でも2校出願する、というわけです。
その他、試算ではMAX出願費用を考えますが、以下の想定です。
- 1月7日・8日は2校受験する
- 1月20日・21日の試験は2つの学校を出願
- 1月28日は念のため2校とも出願
- 2月4日の滝も受験する
この想定だと、以下の結果となります。
上記の通り、結果は最大で11.2万円という事になりました。
もちろん、上のメモにも書いてますが、1月7日・8日を1校受験にしたり、名女+名女にした場合や、1月20日・21日の試験を名電+名電にした場合は減額します。
つまり、概ね10万円前後が試験を受けるための費用という事になるでしょうか。
(男子と同じ金額になったのは偶然です…)
入学金
入学金は今回挙げた学校で愛知県の私立中は以下の学校以外は全て20万円です。
【20万円ではない学校】
- 愛知淑徳:19万円
- 名古屋女子:22万円
まぁ、だいたい20万円、と考えておけばOKです。
なお、スケジュールの記事でも触れましたが、名古屋地区の女子の中学入試の場合、
「滝以外の学校の合否は入学金納入期限よりも前に出ている」
というお財布に優しい設定になっており、入学金2重払いは発生しにくいスケジュールです。
唯一、滝の合否だけはそれ以外の学校の入学金納入期限よりも後に発表なので、
「愛知淑徳に合格して入学手続きしたけど、滝に合格して滝に行くことにした」
というパターンの場合は2重払いは発生します。
また、近年、
「南山女子でも補欠合格が沢山出る」
という状況が出始めており、それを考えると男子よりは入学金2重払いの可能性は多少高いと思います。
“なぜ地区トップ校の南山女子で補欠合格がたくさん出るのか?”
という疑問の答えはある程度想像できるのですが、証拠が無いので明言はできないですが、保護者の負担が無駄に増えるような状況になるような事はやめて欲しいですね…某塾が実績作りのために他地区の生徒を遠征させている、という噂が本当なのだとしたら本当にやめて欲しい…
まとめ
上記の結果から、2024年名古屋地区の私立中入試を受ける&入学手続きの費用としては、
最大で合計30万円前後、入学金の二重払いも考慮すると50万円想定しておけばOK
という事になるでしょうか。
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以上、
[2024年]私立中の受験費用&入学金まとめ(女子編)
をご紹介しました。
皆様の参考になれば幸いです。
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