2022年の名古屋市プレミアム商品券は電子版と紙版のどちらが当選確率が高い?

前回、
「名古屋市のキャッシュレス2万円分ポイント還元事業」

「2022年のプレミアム商品券発行事業に変更となった」
という速報をご紹介しました。

名古屋市の2万円分ポイント還元事業がプレミアム電子商品券に変更
河村市長が公約として掲げていた「名古屋市のキャッシュレス2万円分ポイント還元事業」について、プレミアム商品券に施策が変更となったので、速報として現在分かっている内容をご紹介します。

今回は、こちらの変更となった名古屋市の2022年プレミアム商品券について、
「電子版と紙版のどちらが当選確率が高いか?」
という考察をさせていただきます。

なお、この考察は完全に私見であり、あくまで参考情報とお考えください。
最終的にどちらに応募するかについては各自のご判断でお願いします。

本情報を参考にした結果、落選したとしても名古屋子育て情報局は責任を負いません。

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前提のおさらい

まず、現時点(2021年11月17日)の情報では

  • 2022年の名古屋市のプレミアム商品券は電子版と紙版が発行される
  • 発行数は紙:電子が6:4の割合で、紙版が100.8万口、電子版が67.2万口の合計168万口
  • 電子版と紙版の両方に応募することは出来ない
  • 電子版は1円単位で利用可能だが、紙版はおつりが出ない

というお話でした。

上記の通り、応募数に応じて電子版と紙版の発行割合を調整する、という事はなく、それぞれの発行数が最初から決まっている状況です。

こうなると、
「電子版と紙版のどちらが当選確率が高いか?」
というのが気になってくると思います。

当選確率の考察

当選確率に影響しそうな要素

やはり、今回はスマホが絡む関係から年代別の利用動向の違いが当選率に影響すると考えました。

そうなってくると影響しそうなのは、

  • 名古屋市の年代別人口数
  • 年代別のプレミアム商品券利用率
  • スマホ決済利用率

といったあたりでしょうか。

以下に分析に利用するために集めたそれぞれの数字について紹介します。
(おもしろくない話なので読み飛ばし可です)

名古屋市の年代別人口数

これは名古屋市のホームページにデータが掲載されており、以下のような分布になっています。

名古屋市の年代別人口分布

引用元:名古屋市ホームページより作成

このデータをベースに、以下のプレミアム商品券利用率とスマホ決済利用率を組み合わせて分析を行います。

年代別のプレミアム商品券利用率

プレミアム商品券は年代別に利用率(応募率)が違うのでは?ということで少し調べてみたところ、名古屋市は利用状況報告の詳細データが公開されていませんでした。

ただ、年代別の利用動向に大きな差があるとは思えないので、他の自治体で良いデータがないか探してみました。

すると、お隣の小牧市が公開している2019年に行ったプレミアム商品券の利用動向調査のデータが非常に細かく出ており、こちらを使うことにしました。

この調査は、無作為に市民を選び、プレミアム商品券の認知度と、購入したか否かのアンケートを行ったものです。
そのため、購入していない市民も含めてアンケートを行っており、年代別に購入したか否かの率を見ることが出来ます。

結果は以下の通りです。

小牧市のプレミアム商品券購入率

引用元:小牧市”「こまきプレミアム商品券」市民アンケートの結果について”より作成

なお、このプレミアム商品券は全員が当選できるような調整が行われており、購入した=応募したと考えて良いものです。

そのため、今回はこの小牧市民の行動が名古屋市民の行動と同等であると仮定することで、先程の名古屋市民の人口分布とかけあわせることで、
「プレミアム商品券に応募するであろう人数の推計」
を行う事ができます。

年代別スマホ決済利用率

今回の電子版は
「アプリを活用した決済」
と言われているので、スマホ決済を使えるか否か、というところが紙版か電子版かを選択する大きな要素になると思います。

年代別のスマホ決済利用率データは、JCBが行っている「クレジットカードに関する総合調査」で調査が行われ、結果も公表されています。
今回はこの調査の2020年版の数字を利用し、
年代別スマホ決済利用率=年代別電子版応募率
と仮定して推計を行いました。

なお、70歳代、80歳代以上はデータがないため、50歳代→60歳代の下落幅をそのまま使用した推計値を使用することとしました。

スマホ決済利用率2

引用元:JCB「【クレジットカードに関する総合調査】2020年版調査レポート」より作成
※70歳代、80歳代以上はデータがないため、50歳代→60歳代の下落幅をそのまま使用した推計値を使用

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紙版、電子版の当選確率の算出

これまでの要素をあわせて、プレミアム商品券の紙版、電子版の有利不利、どちらが当選確率が高いかについて考察します。

なお、20歳未満はデータがなく、また購入数が少ないと考えられるため、今回は除外して算出しています。

年代別応募数推計

まず、上記の
「名古屋市民の人口分布」
と、小牧市のデータである
「年代別プレミアム商品券応募率」
をかけあわせて、
「年代別のプレミアム商品券応募数推計値」を出します

応募数推計値

電子版応募数推計

上記で出た応募数の推計値に、
電子版を応募する人=スマホ決済を使用している人と仮定
して、電子版の応募数(と紙版の応募数)を出します。

プレミアム商品券の種類別応募数推計

当選率の推計

今回は紙版、電子版がそれぞれ67.2万口/100.8万口、合計168万口販売されますが、1人5口応募可能なので、全員がMAXの5口応募したと仮定して最小の当選者数を出すと、

  • 電子版:67.2万口÷5口=13.44万人
  • 紙版:100.8万口÷5口=20.16万人

という事になります。

これを上記の紙版と電子版の応募数で割ると当選率が算出でき、以下のようになります。

プレミアム商品券の当選率比較2

今回の想定では紙版の方が有利、という事になりました。

以前の前提であった紙:電子が50%ずつ、という前提であれば電子版の方が当選確率が高かったのですが、6:4に変更となったため、紙版の方が優位に変わりました
5:5を6:4にするだけで明確に当選確率が逆転したので少し驚きました。

推計結果の注意点

今回の想定では上記の通り、
紙版の方が有利
という結果になりましたが、

  • 今回はプレミアム率が高いので想定で利用した小牧のケースよりも応募率も上がる(当選率が下がる)可能性が高い
  • 電子版の方が明らかに使い勝手が良いため、電子版に流れる人も一定数居る可能性が高い
  • 70-80歳代以上のスマホ決済利用率の精度が低い

という大きな変動要素が残っているので、今回の推計精度は低いと思います。

今後もルール変更等の続報が出ましたらお知らせいたします。

今回は以上です。

皆様の参考になれば幸いです。


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