2022年の名古屋市プレミアム商品券の続報です。
油断していたら情報が更新されていました…
応募方法等は様々なサイトで紹介されていますので、ちょっと変化球で、
「紙版と電子版の違い」
「紙版に向いている人/電子版に向いている人」
「大手チェーンが紙版、電子版のどちらに対応しているか」
といったお話をご紹介しようと思います。
なお、当選率に関しては、4月27日に定期的に紙版・電子版の応募状況が公開される事が発表され、自分でどちらが有利か確認できるようになりました。
抽選ルールの関係から、ギリギリまで待った方が有利な方も出てくると思います。
詳細は以下のリンクからご確認ください。

なお、本記事の情報は2022年4月23日時点のもので、最新情報は必ず以下の公式サイトをご確認ください。
今回の考察も完全に私見であり、あくまで参考情報とお考えいただけますと幸いです。
今回の内容をまとめると以下のようになります。
詳細は以下に続きます。
紙版と電子版はどう違うのか?
まず、根本的なお話として、
紙版である「名古屋で買おまい★プレミアム商品券2022」
と
電子版である「金シャチマネー」
の違いですが、「どちらを選択するか?」という部分で影響が大きいのは、
- 1円単位で使えるか
- パスワード管理が必要か
- 利用可能店舗数の違い
の3点だと思います。
1円単位で使えるか
これはそのままの違いで、
- 紙版:おつりが出ないので端数は他の方法で支払う必要がある
- 電子版:支払金額をそのまま使う事ができるので決済が楽で、少額決済にも対応可能
という違いがあります。
紙版の額面金額は公式サイトに明記されていませんが、おそらく1,000円単位だと思うので、1,000円未満の端数は、毎回現金かその他の方法で支払う必要があり、多少面倒です。
一方で、電子版は1円単位で使用できるため、金シャチマネーの方が支払いは楽です。
ただ、最後の1回は端数が出るうえ、店舗によっては電子の端数を現金等で払う処理に慣れておらず、時間がかかる…といった流れはあり得ると思います。
また、詳細は後述しますが利用頻度の高いコンビニは少額決済が中心のため明らかに電子版が有利です。
ただし、電子版対応の有無は同じチェーンでも店舗によって異なるので注意が必要です。
パスワードの管理が必要か
これは、
電子版は申込時の電話番号とパスワードでログインする方式である
という事が関係しています。
紙版は郵送された紙をそのまま利用するため、商品券を紛失しなければ期限内は利用可能ですが、電子版はスマホの機種変や紛失、破損時に復旧する場合は申込時のパスワードを忘れてしまった場合は利用不能となります。
紙を紛失するか、パスワードを紛失するかの違いですが、どちらが自分に向いているか考える必要があります。
利用可能店舗数の違い
詳細は後述しますが、(現時点の利用可能店舗では)紙版は使えるが、電子版は使えない、という店舗が一定数存在しますが電子版は使えるが紙版が使えない店舗は極少数です。
つまり、
現時点では紙版のほうが利用可能店舗数が多い
という違いがある事になります。
そのため、電子版を選ぶにあたっては、
自分が利用する予定のある店舗が電子版に対応しているか?
というポイントを事前に確認する必要があります。
自分はどちらが向いているか?
上で示した通り、紙版と電子版には違いがありますが、自分にはどちらが向いているかどう判断するか?というところですが、
- スマホをよく紛失したり壊したりするか
- ID/パスワード管理が得意か
- 利用予定の店舗が対応しているか
の3点を考えれば良いと思います。
スマホをよく紛失したり壊したりするか
電子版はスマホアプリが必須です。
そのため当たり前ですが、スマホをよく紛失したり壊したりした場合、その間は商品券を使えないという事態になるのでそういう点では不利です。
ちなみに、これに加えて、下記のパスワード管理ができてない場合は利用不能になります。
逆に物をよく無くす人は紙版には向いていないですし、スマホは常に持ち歩いているものなので、予定外に利用する機会が訪れた場合はスマホ版が有利です。
ID/パスワード管理が得意か
これは簡単な判別方があり、
今この場でAppleIDまたはGoogleのIDとパスワードを言うか、メモしてある場所を言えるか?
というところを考えれば良いです。
このポイントに自信がなければ、個人的には電子版は絶対オススメしません。
IDとパスワード管理は習慣として身についていないと、いきなり身につけることは難しいので、スマホを利用するにあたって必須の上記のIDとパスワード管理ができているか否かで判断すれば良いと思います。
利用予定の店舗が対応しているか
さて、今回の本題です。
公式サイトでは、今回の情報更新で利用可能店舗が確認できるようになりました。
以下に、主なカテゴリのチェーン店の状況について書きましたので、自分が利用予定の店舗が対応しているかで判断できます。
なお、繰り返しになりますが、情報は2022年4月23日時点のもので、変更がある可能性があります。
最新情報は必ず以下の公式サイトをご確認ください。
百貨店
現時点で公開されている店舗は全て電子版も利用可能になっています。
現時点で利用可能と記載があるのは、
- JR名古屋タカシマヤ
- 三越(栄/星ヶ丘)
- 名鉄百貨店
- 松坂屋
- 近鉄パッセ
となっており、百貨店は高額商品を買うことが多いので電子版対応は嬉しいところです。
スーパーマーケット
ざっと確認した結果、主なチェーン店は以下のような状況になっています。
※ざっくりとしか確認していないので店舗ごとに対応が異なる可能性はあります。
【紙・電子両対応】
- コノミヤ
- 成城石井
- アオキスーパー
- マックスバリュ
- フィール
- サンエース
- バロー
【紙のみ対応】
- ナフコ
- アミカ
- 生鮮館やまひこ
- ヤマナカ/フランテ
- スーパーヤマダイ
- サポーレ
ナフコやヤマナカ(フランテ)、サポーレは店舗数も多く、利用されている方も多いかと思うので、電子版が使えない影響は大きい気がします。
コンビニ
コンビニは対応が非常に微妙で、ファミリーマート、ローソン、セブンイレブンの3社は全て店舗によって電子版の対応が異なっている、という状況でした。(紙版は全店舗対応していそうな感じでした)
コンビニは少額決済が多く、1円単位で使える電子版の方が使い勝手が良いので、近所のよく使うコンビニの対応状況を確認して、電子版に対応していれば電子版を選ぶメリットはあると思います。
ドラッグストア
チェーン系のドラッグストアはほとんどが紙・電子両対応で、紙のみ、というところはなさそうでした。
ざっと確認した主なチェーン店は以下のブランドです。
※ざっくりとしか確認していないので店舗ごとに対応が異なる可能性はあります。
- ココカラファイン
- Zipドラッグ
- マツモトキヨシ
- V drug
- スギ薬局
- B&Dドラッグストア
- ウエルシア
- ドラッグスギヤマ
- サンドラッグ
ホームセンター・家具・インテリア
ざっと確認した結果、主なチェーン店は以下のような状況になっています。
※ざっくりとしか確認していないので店舗ごとに対応が異なる可能性はあります。
ホームセンターや家具店は高額商品も多く、使いたい方も多いかと思いますが、意外と紙のみ、というチェーンも多いので注意が必要です。
また、カインズは店舗によって対応が異なるようなので、事前に自分が行きたい店舗の対応状況を見たほうが良さそうです。
【紙・電子両対応】
- ニトリ
- FrancFranc
【紙のみ対応】
- ロイヤルホームセンター
- コーナン
- DCMカーマ
- コメリ
【店舗によって対応が違う】
- カインズ
家電量販店・電気機器販売
ざっと確認した結果、主なチェーン店は以下のような状況になっています。
※ざっくりとしか確認していないので店舗ごとに対応が異なる可能性はあります。
家電量販店も高額商品が多く、使いたい方も多いかと思いますが、ホームセンターと異なり電子対応の店が多いです。
ビックカメラなどはGo to トラベルの際は紙のみだったので意外でした。
とは言え、大手でもヨドバシカメラは紙のみ対応なので注意が必要です。
なお、一覧には載せていませんが、ケータイショップのソフトバンク、ドコモ、auもショップが載っており、電子対応でしたが、全てのショップが載っているわけではなさそうだったので、事前に店舗を確認した方が良さそうです。
【紙・電子両対応】
- ケーズデンキ
- ビックカメラ
- コジマ×ビックカメラ
- ヤマダ電機(テックランド/LABI)
- ジョーシン
【紙のみ対応】
- ヨドバシカメラ
【店舗によって対応が異なる】
- エディオン
衣料品販売
衣料品販売は多すぎて全てチェックできていませんが、ユニクロやGUは恐らくショップ場所のショッピングモールの対応に準じている可能性が高そうでした。
一方で、路面店が多いしまむら/アベイルは一貫して紙のみ対応だったので、全店舗で同じ対応の可能性が高そうです。
書籍・ソフトウェア販売
ざっと確認した結果、主なチェーン店は以下のような状況になっています。
※ざっくりとしか確認していないので店舗ごとに対応が異なる可能性はあります。
本屋はまだ載っている店舗が少なく、今後増えていくかもしれません。
【紙・電子両対応】
- 三洋堂書店
- TSUTAYA
【紙のみ対応】
- 未来屋書店
飲食店
ざっと確認した結果、主なチェーン店は以下のような状況になっています。
※ざっくりとしか確認していないので店舗ごとに対応が異なる可能性はあります。
飲食店も絞りきれないほどあるので、ファミリー向けの店舗を中心に思いついたチェーン店を調べてみました。
下記以外にもたくさんありますし、まだガスト等の店舗が一覧に無かったりするので、今後増えていくと思います。
【紙・電子両対応】
- スシロー
- かっぱ寿司
- 牛角
- 浜木綿
- カレーハウスCoCo壱番屋
- ブロンコビリー
- マリノ
【紙のみ対応】
- コンパル
- ドトール
- ミスタードーナツ
【店舗によって対応が異なる】
- コメダ珈琲
- スターバックス
- サーティワンアイスクリーム
ショッピングモール
ショッピングモールが何を指しているか微妙ですが、このカテゴリに入っている大手は以下のような感じでした。
※ざっくりとしか確認していないので店舗ごとに対応が異なる可能性はあります。
イオン系列の対応が本当にバラバラで謎ですし、そもそもモール内のショップが全て同じ対応となるか不明なので、このリストは参考程度と思ったほうが良いかもしれません。
【紙・電子両対応】
- タカシマヤ ゲートタワーモール
- イオン/イオンスタイル
- ラシック
- ドン・キホーテ
- ピアゴ
- アピタ
【紙のみ対応】
- イオンタウン
- ららぽーとみなとアクルス
- 星ヶ丘テラス
【店舗によって対応が異なる】
- イオンモール
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以上、今回は
2022年の名古屋市プレミアム商品券は紙版と電子版はどちらがおすすめか
についてご紹介しました。
皆様の参考になれば幸いです。
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