モデルルーム訪問-NAGOYA the TOWER- Part3

NAGOYA the TOWERのモデルルームを訪問しましたので数回に分けて報告致します。

Part3の今回は以下の内容を中心にまとめます。
・駐車場について
・間取りと眺望、販売について
・価格と管理費について

【NAGOYA the TOWERの記事一覧】
Part1:概要と各棟
Part2:建物・内装と共用施設
Part3:駐車場と価格、管理費 ※今回
Part4:まとめ
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駐車場について

付帯率と抽選について

駐車場は以下のような状況で、権利関係はかなり複雑になっています。

  • 駐車場は196台分用意している(196台/435戸で付帯率約45%)
  • 駐車場はタワーパーキングと地下駐車場がある
  • 地下駐車場は38階以上の一部住戸専用で、専用エレベータも用意されている
  • 42階の全住戸と38階~41階の角住戸は地下駐車場の専用使用権がある
    →この住戸は強制付帯で、使用しなくても利用料がかかる
  • タワーパーキングは、階数の高い(ランク)順の面積の広い住戸に優先権がある
  • タワーパーキングは販売割合に応じて利用可能な車庫が増えていく仕組みになっている
    →仮に50%の住戸しか売れていないとすると、タワーパーキングも50%の数に対して、優先権に応じた割当が行われる

上記のように、駐車場付帯率はほぼ半分となっていますが、厳格な付帯ルールが存在しているため、低層かつ面積の広くない住戸の場合は駐車場確保はかなり厳しいと思います。

「階数のランク」という話がありましたが、以下の順になっています。

  1. 38階~41階の非角住戸(T2)
  2. 35階~37階の住戸(P1)
  3. 30階~34階の住戸(P2)
  4. 20階~29階の住戸(H)
  5. 12階~19階の住戸(C1)
  6. 4階~11階の住戸(C2)
  7. 3階の住戸(C2)

なお、「T2」といった英字+数字の記号は間取りタイプの記号として使われているもので、グレートの高い順に
T2→P1→P2→H→C1→C2
となっており、このランクと住戸面積を使って駐車場の優先順位を決めます。

具体期な決め方は、より優先度の高い基準から順に、

  1. 間取りランク
  2. 面積の広さ
  3. 階数の高さ

となっており、具体的には、

T2の非角住戸で最も面積の広い41階の住戸

T2の非角住戸で最も面積の広い40階の住戸

T2の非角住戸で最も面積の広い39階の住戸

T2の非角住戸で最も面積の広い38階の住戸

T2の非角住戸で2番目に面積の広い41階の住戸

T2の非角住戸で2番目に面積の広い40階の住戸


という流れでT2の住戸を全て割当て、同一グレードが終了すると、次の下位グレードで同様の割当が行われ、

P1で最も面積の広い37階の住戸

P1で最も面積の広い36階の住戸

P1で最も面積の広い35階の住戸

P1で2番目に面積の広い37階の住戸

P1で2番目に面積の広い36階の住戸

といった感じで進んでいくイメージです。

正直なところ、上記の複雑なルールに加え、駐車場の割当が販売状況と連動している関係から、販売状況が進まないと駐車場が確保できるかずっと分からない住戸も出てくるため、かなり面倒なルールだと感じました。

なぜこのようなルールにしたんでしょうかね…

駐車場の価格

正直言って高いです。
ただ、地下駐車場に関して言えば、間違いなく億超えの部屋を購入している層なわけで、これぐらいの出費は誤差の範囲かもしれません。

NAGOYA the TOWER駐車場の価格表
引用元: NAGOYA the TOWER価格表より作成

その他

上記以外に、

  • バイク置き場が6台分(5,000円/月)
  • 屋内自転車置き場は合計540台分(400円/月~600/月)
  • 屋外自転車置き場は合計122台分(100円/月~200/月)

があります。

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間取り眺望、販売について

間取りについて

長谷工が施工しているのでお馴染みの田の字ばかりかと思いきや、実はワイドスパンの住戸が多く間取りとしては良い間取りが多いように感じました。
(内廊下なので田の字じゃないのは当然といえば当然なのですが)

特に、引き戸を利用した部屋数稼ぎ(※)をほとんどしておらず、ほとんどの部屋にしっかりと窓が用意されているのは非常に恵まれていると感じました。

眺望については、下記の通りです。
なお、隣接する西側の駐車場となっている場所は長谷工が確保しているようで、こちらもタワーマンションになるという噂もあるため注意が必要です。

  • 北西向き
    →名駅ビューが楽しめる。近いところに学校があるため15階以下は抜けた眺望とならない
  • 南西向き
    →隣にタワーマンションができると丸かぶりになる。圧迫感はないものの、景色が抜けるのは20階以上
  • 北東向き
    →名古屋城の向き。圧迫感はないものの、景色が抜けるのは20階以上
  • 南東向き
    →金山の向き。バス停留所の方面で、10階以上荒ればある程度景色が抜けるので開放感あり

※窓がない部屋でも引き戸を活用することで部屋数にカウント可能というルールを活用すること

販売について

項目としてこの場所か微妙なところですが、実はこの物件、
30階以上のほとんどの部屋は先着順で販売が始まっています

30階以上で先着順でないのは36階の全部屋と41階の1部屋、39階の1部屋のみで、それ以外の部屋は買おうと思えば今すぐにでも買えるそうです。

実際、既に百貨店の外商を通じた紹介で最上階は完売状態ですし、それ以外の部屋も埋まっているそうです。

現実的な話をすると、30階以上はほぼ億超えなので、上記のような販売方式も納得ですが…

それ以外の住戸については第一期として
7月中旬ごろに価格決定→7月下旬頃に申し込み、抽選
といった流れになるようです。

価格と管理費

低層階はまだ価格が確定していないので、参考程度とお考えください。

また、間取りは数が多すぎる&デジタルデータがないので、スキャンしたものをページ最下部に抜粋して掲載します。

※30階以上の部屋は全室億超えで、需要があるかわからないので割愛します
※見たい、という要望が多かった場合は作成しますのでコメントください


引用元: NAGOYA the TOWER価格表より作成

まとめると以下のような形になります。

  • 角部屋・3LDKの住戸にはある程度坪単価が上乗せされている
  • 西向き・南西向きの住戸は1割-2割程度坪単価が抑えてある
    →隣接地に建つ可能性のあるタワーマンション考慮のため
  • 3-11階のC2グレードの坪単価は角住戸が300-350万、中住戸が250-300万
  • 12-19階のC1グレードの坪単価は角住戸が350-400万、中住戸が300-350万
  • 19-29階のHグレードの坪単価は角住戸が400-500万、中住戸が350-400万
  • Hグレードの角部屋は西向きを除き、それ以下の階層よりもプレミアムが多く乗っている
  • 管理費の平米単価は245円/月、修繕積立金の平米単価は120円/月

個人的には、眺望があまり関係のない低層階の西向きはお値打ち感を強く感じました。

特に角住戸の10階C2-4タイプは3LDK+角部屋として考えると良いのではないでしょうか。


引用元: NAGOYA the TOWER PLAN BOOKより

また、大規模かつ共用施設を絞り込んだ割には、管理費はプラウドタワー栄や錦等と比べるとそこまで安くなく、ちょっと残念な感じはありますが、24時間常駐や長時間のコンシェルジュサービス等を考えると、充実はしているのでそこまで割高に感じる事はないかもしれません。

以上、今回は駐車場と価格についてご報告でした。
皆様の参考になれば幸いです。

間取り抜粋(参考)

引用元: NAGOYA the TOWER PLAN BOOKより


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