今日はミニ記事として
「名古屋市公立小の大規模校と小規模校ランキング」
をご紹介します。
なお、増減数・増減率については以下の記事でご紹介していますのでご興味があればどうぞ。

使用しているデータは上記記事と同様、コチラの「教育調査統計」です。
名古屋市公立小学校大規模校ランキング
2025年における名古屋市公立小 大規模校のトップ20は以下の通りです。
昨年2位だった田代小が今年は1位となり、トップだった西山小が3位まで落ちています。
ここ10年の西山小の減少幅が大きい(2割超の減少)のですが、これは2012年~2014年竣工のヴィアーレ星ヶ丘の森(220戸)、ヴィラス星ヶ丘の森(284戸)など、ファミリー層をターゲットにした大規模物件に新築入居した方々の小学校卒業の影響が出ているような気がしています。
(他にも、プラウド星ヶ丘(80戸)やバンベール星ヶ丘(55戸)も同時期だったりします)
この原因が当たっているとすると、特にネガティブな理由での減少、というわけではないですね。
ちなみにトップの田代小は水泳授業を外部委託しており、「1,000人超の大規模校でも水泳授業の外部委託は可能」という事を証明している事例だったりします。
(委託先は”コナミスポーツクラブいりなか”で、車で10分ぐらいの距離です)
この上位20校で、昨年から人数が増えているのは
- 汐路小:+39人
- 徳重小:+29人
- 名東小:+14人
- 松栄小:+6人
- 上野小:+4人
の5校。
これだけ多くてもまだ増えているのはすごいですね。
名古屋市公立小学校小規模校ランキング
2025年における名古屋市公立小学校で人数が少ない順に20校ピックアップすると、以下のようになります。
最も人数が少ないのは本地丘小で54人。
次に少ない南押切小との差が大きく、次点の南押切小との差が21人もあります。
なお、この20校は大須小を除き、1-6年の全学年が1クラスのみの学校です。
(大須小だけは1年生が2クラスあります。近年マンション供給が盛んだった影響だと思われます)
後述の”学校統合の可能性”を考えると小規模校のエリアに引っ越す場合はリスクがあることを頭に入れておいた方が良いと思います。
小規模校と学校統合について
名古屋市における小規模校の基準
以前も書きましたが、名古屋市では”小規模校”の定義はしっかりと定められています。
これは2019年に策定された「ナゴヤ子どもいきいき学校づくり計画」にまとめられており、以下の通りになっています。(すごい名前だ…)
引用元:ナゴヤ子どもいきいき学校づくり計画より作成
要するに
- 小学校なら11学級以下
- 中学校なら5学級以下
が”小規模校”として扱われます。
なお、以前の小規模校対策の実施計画では小規模校でも小学校にはグループ分けが存在し、
6学年すべてが単学級(1クラスしか無い)の学校は統合等の対策を進める
という扱いでした。
現在はこのグループ分けは存在していませんが、名古屋市の中での扱いは、「対策すべき」というカテゴリに入るのだと思います。
“対策が必要な基準の小規模校”と現在の計画まとめ
さて、2025年における「6学年すべてが単学級(1クラスしか無い)の学校」、つまり今後統合等の可能性がある学校は以下の通りです。
このまとめで、赤字で示した学校は既に統合の話が出ており、以下のような計画になっています。
最新情報はコチラからどうぞ。
【内山小と大和小の統合】
・最新の状況
2023年11月に統合が決定され、名前も”みやこ小学校”に決定。
現在校章案募集中。
・統合の方針
大和小学校の場所で統合
・統合時期
2026年統合
大和小の場所の新校舎は2029年完成予定
統合が決定し、統合校の名前も決まっているなど、順調に進んでいます。
【野跡小・稲永小の統合】
・最新の状況
2022年2月に統合が正式決定され、名前も”あおなみ小学校”に決定。
・統合の方針
稲永小学校の場所で統合
・統合時期
2027年統合予定
野跡小・稲永小の統合も正式決定済みです。
こちらは校舎完成後の統合なので、統合校開校は少し先になりますが、新しい校章も決まっているなど、順調に進んでいます。
【浮野小と平田小の統合】
・最新の状況
2024年12月に統合が正式決定。
・統合の方針
平田小学校の場所で統合
・統合時期
2027年統合予定
平田小の場所の新校舎は2030年完成予定
(2030年までは浮野小の校舎を利用)
こちらも昨年末に統合が正式決定され、ちょうど新しい学校名を募集中というステータスです。
【柴田小・千鳥小・白水小の統合】
・最新の状況
2025年3月に統合を進める旨の答申が出ています
・統合の方針
白水小の場所の場所で、柴田小・千鳥小・白水小の統合の統合校開校
・統合時期
2027年頃に柴田小・千鳥小の場所で分割して統合校開校後、新校舎はその3年後に完成予定
こちらもまだ正式決定ではありませんが、このまま進みそうです。
【本地丘小・森孝東小・森孝西小の統合】
・最新の状況
2025年6月に意見交換会開催。まだ答申が出ている段階ではない。
・統合の方針
森孝中学校の場所で、本地丘小学校、森孝東小学校、森孝西小学校の統合校開校
森孝中学校との併設校とする
・統合時期
2027年に東校舎・西校舎に分かれて開校後、2030年に新校舎で小中併設型の学校を開校
あまり動きがなかった本地丘小・森孝東小・森孝西小の統合も昨年から動き出しています。
森孝中学校も含めて、小中併設型の学校を開校するという斬新な計画です。
意見交換会の内容を見ると、まだ納得していない関係者も多そうな印象を受けました。
児童数が多い場所、少ない場所はどこ?
これらの、
- 全学年が単学級の小規模校
- 児童数が多い20学区
をマッピングすると以下のようになりました。
基本的には名古屋の東側が大規模校が多く、都心部や南・南西エリアに小規模校が多いようです。
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以上、今回は
[25年データ]名古屋市公立小の大規模校と小規模校ランキング
をご紹介しました。
皆様の参考になれば幸いです。









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