2024年8月に明和中の説明会が実施されました。
今回は、その様子を写した動画が公開されていたので内容を簡単にまとめたいと思います。
なお、説明会の動画、資料は以下のページに掲載されています。
本来であれば動画を見るのが一番良いのですが、1時間ぐらいありますし、
“ざっくりどんな事を言っていたか知りたい”
という方もいらっしゃると思いますので記事としてまとめることにしました。
ちなみに、2023年10月に行われた説明会についても以下の記事でまとめていますので、ご興味があればどうぞ。

説明会の構成について
説明会は、簡単に言えば以下の流れで説明が進んでいきました。
- 生徒による演奏(バイオリン・フルート)
- 校長あいさつ
- 学校概要について
- 入学者選抜について
今回は下の3つについてまとめていきます。
2024年8月の明和中説明会で話されたこと
校長あいさつ
校長先生の挨拶は明和中の沿革、著名な卒業生の話から入っていきましたが、
- 明和の魅力は何なのか、どんな学校なのか
- 明和が考える中高一貫校へ進学するデメリット
というお話も入っていました。
このあたりは2次試験の面接の受け答えの前提知識として必要な可能性もあります。
明和の魅力は何なのか、どんな学校なのか
校長あいさつのなかで話された”明和の魅力は何なのか、どんな学校なのか”というのを簡単にまとめると、以下の通りでした。
明和を説明するなかで、”知性と品格”という言葉が2-3回出てきており、このあたりを認識しておくのが面接に望むうえで大事なのかな、と感じますね。
明和が考える中高一貫校へ進学するデメリット
挨拶のなかでは、中高一貫校へ進学するメリットにも触れていましたが、”デメリット”の方が時間が長く触れられていました。
簡単にまとめると、以下のようになります。
なお、デメリットとは少し違いますが、
「地元の中学校の多様な価値観のなかで揉まれる経験も大事」
というお話もされていました。
もちろん、”お子様の性格や特性にもよる”というのを強調していましたし、実際にこれがデメリットとなり得るかは人によって異なると思いますが、挨拶の最後でも、
「附属中学校に通うことでかえって失われるものもある、という事を、子供の成長に責任に負う保護者は、それを冷静に認識したうえで、必要な対応を取っていく必要がある」
「今日の説明を聞いて、子どもの性格や特性と発達や成長の度合いを見極めたうえで判断してほしい」
というのを改めて強調していました。
面接においては、”地元学区を離れることの未練”といった内容にふれる際は、今回のお話を理解しておく必要がありそうです。
(そもそもそんな質問があるかも分かりませんが・・・)
学校概要について
このパートは、基本的に説明資料をベースに説明が進んでいっているので、資料そのままの説明になっているパートが多いです。
そのため、資料に無いお話だったり、私が重要に感じた内容を中心にご紹介します。
なお、説明資料を全て引用すると怒られそうなので、重要そうな部分のみ抜粋します。
(お子さんが志望する場合は、一度はご自身で目を通す事をオススメします)
説明としては
- 愛知県中高一貫校導入方針・明和の教育理念
- 目指す生徒像・入学を期待する生徒像
- 高校進学時のクラス編成
- 学習の特色
- 学校行事について
- 進路について
- 学校生活について
という順で進行していきました。
愛知県中高一貫校導入方針・明和の教育理念
ここは、説明資料スライドにある以下の内容を改めて説明した、という感じ。
資料以上の情報・説明は無かったと思います。
目指す生徒像・入学を期待する生徒像
こちらは、明和高校のを紹介したうえで、そこにつながる明和中の目指す生徒像を紹介し最後に「入学を期待する生徒像」を紹介するする、という流れでした。
こちらも、基本的には資料の通りで、資料以上の情報・説明は無かったと思いますが、面接の際のベースとなるお話なので、しっかり理解する必要がありそうです。
引用元:明和中HP「2024年度学校説明会スライド資料 普通コース」より抜粋
高校進学時のクラス編成
このパートはこれまで明確に説明されてこなかった部分。
高校進学時に、中学受験組と高校受験組が同じクラスになるのか否かは非常に大事で、今回説明があるのかと期待していましたが、結論としては
「中学入学後の様子を見て決める」
という感じで、いわゆる”判断を先送り”するとのこと。
まぁ、どんな生徒が集まるか、習熟度もわからないので仕方ないとは思いますが、1期生はこのあたりが分からないのが明確なデメリットですね。
余談ですが、少し前から私立中(特に女子校)で高校から募集を停止する学校が増えましたが、
「中学受験組に追いつくためのカリキュラム作り・調整が大変だった」
ということが高校募集を停止した一因だという噂も聞くので、このあたりの調整は本当に大変だと思います。
学習の特色
このパートでは、明和中の特色である
“探究活動”って何なの?
という部分にフォーカスして説明が行われました。
このパートの冒頭部で、明和中の学習では
- 全ての教科で探究活動を主軸とする
- 基礎基本も大切にする
という説明があり、全ての学びの中心に”探究活動”が据えられている、という事が強調されていました。
そして上記の通常授業での学習を土台とし、本格的な探究活動は
「週に2時間確保されてる”総合的な学習の時間で行う探究活動”」
で行うようで、説明会でもここに重点を置いて説明がなされていました。
ちょっとややこしいのですが、明和高校では既に探求の授業が行われており、これ”MC”(Meiwa Compass)と呼称しているそうです。
この流れで、明和中では探求活動である「総合的な学習の時間」を”MCJ”と呼ぶ事とし、中学のMCJは高校のMCへつながるようにカリキュラムが組まれるとのこと。
じゃあ、具体的にMCJでは何をするの?という説明も中1のカリキュラムイメージは具体的な話が少しあり、以下のような説明がありました。
なお、MCJの活動は1年間の成果発表を発表会で行う予定とのこと。
探究テーマを自分で見つけて、発表することになるが、型にはまらない形で行う予定だそうです。
(研究論文形式だけでなく、アプリや音楽を作る、でもOKとなるイメージ)
中2、中3のMCJについては具体的な説明はありませんでしたが、中1のMCJがクラス単位であるのに対し、中2、中3のMCJは興味関心のある”ゼミ”に所属して活動し、具体的な探求手法を学んだり、ディスカッションを行う活動となる、という説明はありました。
また、このパートの途中には、探究活動のイメージとして、
「ある町の広場にベンチが置かれている。町の人が豊かになるように、この場所に他に何を置いたら良いか?」
という問題を考える時間が設けられていました。
なかなか言葉で説明するのが困難なパートなので、詳細は実際に動画を見ていただければと思いますが、
「みんなで協力してより良い未来のために考え続け、行動する事が大切で、学校はその土台作りと小さな経験を重ねる場所である。」
というあたりの言葉が学校からのメッセージのように感じました。
学校行事について
これは前回の説明会でも言っていましたが、
- 新設校であることを活かし、生徒と教員が学校づくりも行う
- 目標・テーマ設定・計画・運営は生徒が主体となって行えるように支援する
という大きな方針がパートの冒頭で示されました。
行事の詳細はまだ未定のようですが、今回の説明会では
- クラスマッチ
- 体育祭
- 校外学習
- 修学旅行
- 自然教室(野外学習)
- SSH研究発表会(高校と交流あり)
- 文化祭(高校と交流あり)
が行事の例として示されていました。
文化祭が高校と関わりある形で行われそうなのは朗報ですね。
進路について
進路についてのトピックとしては、
- 大切にしたいのは”何を学びたいか”と”どんな生き方がしたいか”
- 今のテストは思考力重視に変化し、そして総合型選抜も広がっているため、附属中の探究活動はこういった方向性に強いものになる。
- 海外の大学も視野に入ると思っている
というあたりでしょうか。
学校がこう考えている、というのが垣間見えるパートでした。
学校生活について
このパートでは、時間割や授業時間、制服等に関わる内容が説明され、概ねこれまで公表されてきた内容と同様のものでした。
学校の開始時間、終了時間や給食に関する情報は以下のスライドの通りで、給食が民間業者から配送されることが明記されていました。
給食については、一部の私立中ではお弁当が必須となっているところと大きく異なる部分で、保護者的にはかなり魅力的に見えるかもしれません。
また、中高一貫校の魅力の一つに「高校受験で部活動を休まなくて良い」というのがあることから、どのような部活ができるのか注目している人も多かったかと思いますが、
「部活動は地域移行の流れも踏まえて引き続き検討」
という先送りの説明で、残念ながら部活に関しては具体的な事は何一つ説明されませんでした。
確かに、中学生の部活動に関しては、名古屋市では
「令和7年10月からは大会参加等を除いた休日の部活動は行わない」
「令和7年10月以降の休日の活動は、部活動との連続性はなくなり地域クラブ活動とする」
といった変革が行われている最中だったりして色々と難しい時期ではあります。
一方で、私立では”6年間じっくり部活をやりたいから”という理由で受験する生徒が居るほど部活は重要な要素ですし、高校の生徒と最も密接に関わるのが部活動でもあるので、早めに方針を示してほしいですね。
その他、通学、学費や校舎についての説明もありましたが、ほとんどが資料の通りで目新しい情報としては、
「2027年3月に新校舎が完成するが、外構工事は2029年3月まで続く」
という情報ぐらいでした。
入学者選抜について
このパートが最も関心を集めるところかと思いますが、そこまで目新しい情報はなかった、というのが正直なところ。
基本的には、「令和7年度愛知県立附属中学校入学者募集要項」と「令和7年度 愛知県立附属中学校をめざす皆さんへ(小学校6年生用)」の資料をそのまま説明されていましたが、一部資料に記載のない説明もありました。
以下、ざっくりとご紹介していきます。
なお、私立中との併願・スケジュールに関する情報は以下の記事でまとめていますので、ご興味があればどうぞ。

出願に関して
出願に関する情報をまとめると以下のようになりました。
入学試験実施時に県外・国外に居て、入学時までに通学可能区域に引っ越してくる方は愛知県教育委員会に事前相談が必要なのは注意が必要ですね。(しかも期間が短い)
なお、通学可能区域については以下の別表をご確認ください。
引用元:令和7年度愛知県立附属中学校入学者募集要項より抜粋
出願書類関係について
出願時の提出書類に関する説明は以下の通りでした。
とにかく必要書類のダウンロード期間・提出期間が短いので注意が必要です。
一次選抜について
あまり目新しい情報はありませんでしたが、赤字で示した部分が資料にない新情報とのこと。
二次選抜について
二次選抜についてもあまり目新しい情報はありませんでしたが、説明会での発言をまとめると以下のようになりました。
以前から説明があったと思いますが、二次試験の参考資料とするだけで、
通知表の写し(と志願理由書)は一次試験、二次試験ともに直接的な合否判定には利用されない
というのは今回の説明でも改めて触れられていました。
以上の内容で説明会は終了でした。
今回の説明会では質疑応答の時間は用意されませんでしたね。。。
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以上、今回は
[2024年8月実施]明和高等学校附属中学校 児童・保護者説明会の内容まとめ
をご紹介しました。
今回の内容は文字ばかりになってしまって記事として成立しているか非常に不安ですが、気にされている方も多いかと思いますので、できる限りの内容を書きました。
皆様の参考になれば幸いです。





















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