[2023年]愛知県公立高校と中高一貫私立校の進学実績比較

今回は、これまでご紹介してきた私立中学の進学実績と、公立高校の進学実績の比較をご紹介します。

その他の2023年の進学実績記事は以下の通りです。

【医学部進学実績編】

[2023年データ]愛知県 国公立医学部合格実績比較
愛知県の高校について、2023年における国公立医学部への進学実績をまとめました。 併せて、旧帝大医学部の合格実績、全国における合格実績の位置づけもまとめています。

【私立男子編】

[2023年]中高一貫私立校の進学実績とR4偏差値(男子編)
2023年の中高一貫私立校における大学合格実績と2023年の予測R4偏差値をまとめました。 やはり東海は実績面で相当強く、滝と比較して大きな差があります。

【私立女子編】

[2023年]中高一貫私立校の進学実績とR4偏差値(女子編)
2023年の中高一貫私立校における大学合格実績と2023年の予測R4偏差値をまとめました。 やはり滝と南山女子が圧倒的ですね。

【公立高校編】

[2023年]愛知県公立高校の進学実績まとめ
2023年における愛知県公立高校の大学進学実績をまとめました。 やはり、旭丘、明和、一宮の3校が強く、中高一貫私立校と同様かそれ以上の実績となっていました。
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注意点

今回の実績比較にあたり、以下の点が注意点となっておりますのでご留意いただきご確認ください。

  • 旭丘高校、愛知淑徳以外は各校のHPにて公表されている数字を使用
  • 旭丘高校、愛知淑徳はサンデー毎日増刊の数字を使用(実績は現時点で未更新のため)
  • 100人あたりの数字を算出するベースとなる卒業生の数は、詳細な人数が不明のため、各校の”普通科”の募集人数としている
    ただし、向陽高校、千種高校はそれぞれHP公表の卒業生数を使用し、国際科学科、国際教養科の合格数も含めている

ちなみに、以前ご指摘をいただきましたが、「公立、私立のトップ校は早慶上理ですら滑り止めであり、そもそも受けていない事も多い」という内情があるらしく、そのあたりは頭に入れて比較したほうが良いかもしれません。

なお、各校のHPは以下の通りです。
東海中→こちら
滝→こちら
南山男子→こちら
名古屋中→こちら※中受組の数字は説明会配布資料に記載
春日丘中→こちら
南山女子→こちら
愛知淑徳中→こちら※現時点で未更新
金城学院中→こちら
明和高校→こちら
一宮高校→こちら
向陽高校→こちら
菊里高校→こちら
瑞陵高校→こちら
千種高校→こちら

国公立大学の進学実績

東大・京大の合格数実績

東大・京大の合格数実績は以下のようになりました。

23年 東大・京大の合格実績グラフ(公立・私立比較)

23年 東大・京大の合格実績データ(公立・私立比較)

引用元:サンデー毎日増刊 大学入試全記録 2023年度版、各校説明会の配布資料、各校HPで公表されている数字より作成

例年そうですが、医学部等に学部を限定しない場合、東大+京大の実績は旭丘高校が頭一つ抜けている感じで、安定した強さを感じますね。

名古屋大学の合格数実績

名古屋大学の合格数実績は以下のようになりました。

23年 名古屋大の合格実績グラフ(公立・私立比較)

23年 名古屋大の合格実績データ(公立・私立比較)

引用元:サンデー毎日増刊 大学入試全記録 2023年度版、各校説明会の配布資料、各校HPで公表されている数字より作成

こちらも、順位の変動が若干あるものの、基本的な傾向は同じで、地元の上位公立高校が地元の国公立大学に強い、という真っ当な結果だと言えます。
中学受験時に偏差値50前後だった学校の実績と公立高校を比較するとその実績差は予想非常に大きいですね。

また、私立のまとめでも書きましたが、春日丘は受験時の偏差値が上だった学校(愛知淑徳、名古屋、南山男子)よりも良い実績になっているのは非常に興味深いですね。

東大・京大以外の旧帝大+一工の合格数実績

東大・京大以外の旧帝大(名大、北大、東北大、阪大、九大)と、一橋大、東工大を合算した実績は以下の通りです。

23年 旧帝大+一工の合格実績グラフ(公立・私立比較)

23年 旧帝大+一工の合格実績データ(公立・私立比較)

引用元:サンデー毎日増刊 大学入試全記録 2023年度版、各校説明会の配布資料、各校HPで公表されている数字より作成

名古屋大の結果と傾向は同じで、やはり公立高校が強いです。

なお、どこの大学が多いか、という傾向は公立でも私立でもあまり変わりはなく、地元の名古屋大が突出して多く、次に地理的に近い大阪大、その次は北海道大学、という順番になっています。

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関東難関私立大学の進学実績

早慶上理の合格数実績

関東私大のトップ校である早慶上理の合格数実績は以下のようになりました。

23年 早慶上理の合格実績グラフ(公立・私立比較)

23年 早慶上理の合格実績データ(公立・私立比較)

引用元:サンデー毎日増刊 大学入試全記録 2023年度版、各校説明会の配布資料、各校HPで公表されている数字より作成

早慶上理は昨年からの変動が大きく、特に私立の名古屋中が大きく実績を伸ばした結果、上位に中高一貫私立高が多くなりました
もちろん、公立の実績が落ちたわけではないですが、順位としては入れ替わっています。

公立高校で上位中高一貫私立校と同等の結果を出しているのは旭丘高校のみで、次いで菊里といった感じ。
例年、菊里高校はこのカテゴリに比較的強いのですが、今年もその傾向は同じでした。

MARCHの合格数実績

関東私大の難関校であるMARCHの合格実績は以下のようになりました。

23年 MARCHの合格実績グラフ(公立・私立比較)

23年 MARCHの合格実績データ(公立・私立比較)

引用元:サンデー毎日増刊 大学入試全記録 2023年度版、各校説明会の配布資料、各校HPで公表されている数字より作成

このカテゴリも、基本的な傾向としては早慶上理と似ており、やはり中高一貫私立校が強い。
名古屋中学の実績が去年と大幅に伸びているのも同様で、実績として2位になっているのが特徴的。

公立では菊里高校、千種高校が上位に来ている一方、向陽高校は国公立の実績と比較すると低めに出ています。
公立高校毎の空気感の差がハッキリ出ている気がしますね。

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関西難関私立大学の進学実績

関西難関私立大学である関関同立の進学実績は以下のようになりました。

23年 関関同立の合格実績グラフ(公立・私立比較)

23年 関関同立の合格実績データ(公立・私立比較)

引用元:サンデー毎日増刊 大学入試全記録 2023年度版、各校説明会の配布資料、各校HPで公表されている数字より作成

地理的に近いこともあってか関東難関私大と異なり、例年公立高校が上位に多く入っており、これは今年も変わりませんでした。

実際に進学しているかは分かりませんが、関西私大は公立高校からも受験する人数が多いのは間違い無さそうです。

まとめ

以上をまとめると以下のようになります。

  • 難関国公立大、難関私立大どちらを見ても旭丘高校と東海高校は圧倒的な実績を出している
  • 上記2校も含め基本的な傾向としては昨年と同様「難関国公立大:公立が優位」「難関私立大:私立が若干優位」である
  • 中学受験校よりも上位の公立高校の方がオールマイティーに難関大学をカバーできている印象が強い

ただし、当サイトとしては、去年も書いた通り、この結果だけで「公立高校の方が良いのでは?」と考えるべきではないと考えています。

繰り返しになってしまうので詳細はこちらをご確認いただければと思いますが、中高一貫私立高には、

  • 内申点で悩む必要がない
  • 指定校推薦を狙える
  • 中学の3年間に余裕が生まれる

という数字では測れない大きなメリットがあり、こちらも含めてどういった進路を考えるか検討するべきだと思います。

中学受験、高校受験のどちらが良いかは人によって異なると思いますが、大事なのは「選択肢を多く持っておくこと」であり、親としては日頃から情報収集を欠かさず、子供に相談された場合に受け止められる準備をしておくのが望ましいのではないかと考えています。

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以上、今回は
2023年の愛知県公立高校と中高一貫私立校の進学実績比較
についてご紹介しました。

皆様の参考になれば幸いです。


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