[2023年]中高一貫私立校の進学実績とR4偏差値(女子編)

2023年の実績が出揃ってきたので数回に分けてご紹介します。

今回は女子(女子校+共学校)編です。

その他の2023年の進学実績記事は以下の通りです。

【医学部進学実績編】

[2023年データ]愛知県 国公立医学部合格実績比較
愛知県の高校について、2023年における国公立医学部への進学実績をまとめました。 併せて、旧帝大医学部の合格実績、全国における合格実績の位置づけもまとめています。

【私立男子編】

[2023年]中高一貫私立校の進学実績とR4偏差値(男子編)
2023年の中高一貫私立校における大学合格実績と2023年の予測R4偏差値をまとめました。 やはり東海は実績面で相当強く、滝と比較して大きな差があります。

【公立高校編】

[2023年]愛知県公立高校の進学実績まとめ
2023年における愛知県公立高校の大学進学実績をまとめました。 やはり、旭丘、明和、一宮の3校が強く、中高一貫私立校と同様かそれ以上の実績となっていました。

【公立と私立の比較】
https://nagoya-life.nagoya/?p=6188

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各校のR4偏差値について

偏差値について

偏差値と順位のイメージ、R4偏差値の考え方は男子編に書きましたので、こちらからどうぞ。

各校のR4偏差値推移と2024年の予想R4偏差値

これまでの各校の偏差値と、日能研が定期的に発表している予想R4偏差値の推移をまとめました。

現時点での予想R4偏差値は、以下のようになっています。

  • 南山女子:偏差値61
  • 滝中:偏差値60
  • 愛知淑徳:偏差値51
  • 金城:偏差値43
  • 愛知中:偏差値45
  • 聖霊中:偏差値43
  • 愛工大名電中:偏差値44
  • 中部大春日丘:偏差値42
  • 椙山:偏差値40

引用元:日能研ホームページ「予想R4偏差値2023年5月版」より

近年の動向では以下の2点が目立ちます。

  • 椙山の不調
  • 偏差値50以下の共学校の躍進

特に、2023年の結果R4偏差値では椙山の偏差値37となってしまっており、21年から3年連続下降している状態です。
2024年の予測R4偏差値では偏差値40という事になっていますが、どうなるのか少し心配な傾向ではあります。

逆に共学校は好調で、2023年の結果R4偏差値では
愛知中→偏差値46
名電中→偏差値45
となっています。

2024年の予測偏差値ではここから少し抑えられた形にはなっていますが、以下の推移グラフを見ると、その躍進ぶりがよく分かると思います。

2024年の予測偏差値(女子)

引用元:日能研ホームページ「予想R4偏差値2023年5月版」および過去の公表データより作成

この共学校がこの勢いのまま上昇していくのか、その他の学校の変化も含めて注目ですね。

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2022年の大学進学実績比較

2022年に行われた入試(23年の年明けの入試→23年4月入学の入試)の実績が概ね揃いましたのでご紹介します。
いつも通り、フェアな比較をするため、グラフと表の数字は生徒100人あたりの数字に換算したものです。

使用している数字に関しては、「サンデー毎日増刊 大学入試全記録 2023年度版」、「各校説明会の配布資料」、「各校HPで公表されている実績」を使用しています。
各校のHPにおける実績公表ページは以下の通りです。
南山女子→こちら
滝→こちら
愛知淑徳中→こちら※現時点で未更新
金城学院中→こちら
聖霊中→こちら
愛知中→こちら※中受組の数字は学校パンフレットに記載
名電中→こちら
春日丘中→こちら

なお、愛知淑徳はHP上での合格実績が更新されていないため「サンデー毎日増刊 大学入試全記録 2023年度版」の数字を使用しています。
また、愛知中の中学受験組の結果が載っているパンフレットは最新版がまだHP上で公開されていないので、今後更新する予定です。

東大・京大の合格数実績

東大・京大の合格数実績は以下のようになりました。

23年 東大・京大の合格実績グラフ(女子)
23年 東大・京大の合格実績データ(女子)

引用元:サンデー毎日増刊 大学入試全記録 2023年度版、各校説明会の配布資料、各校HPで公表されている数字より作成

今年は南山女子の結果が不調で、昨年実績よりも下回っています。
その結果、このカテゴリでの実績は偏差値通りではなく、滝の実績の方が良い、という結果に。
あまりこのような事は起こらないので少しビックリしました。

また、このカテゴリについては特に上記2校とそれ以外の学校の差が大きいのは毎年変わらない感じですね。

名古屋大学の合格数実績

名古屋大は名古屋人的に注目度が高いので単体で切り出してみました。

結果は以下の通りです。

23年 名古屋大の合格実績グラフ(女子)

23年 名古屋大の合格実績データ(女子)

引用元:サンデー毎日増刊 大学入試全記録 2023年度版、各校説明会の配布資料、各校HPで公表されている数字より作成

トップ2校の南山女子と滝がそれ以下を大きく引き離している、というのは男子と同様の傾向。
また、入学時の偏差値を考えると春日丘の実績が非常に良いのも例年通りで、管理教育による底上げが明確になっている結果です。

愛知淑徳については横ばいの結果ですが、21年→22年で半減してしまった実績を戻せていない、という状況。
それでも同偏差値帯の名古屋中や南山男子よりは上なんですけどね。

東大・京大以外の旧帝大+一工の合格数実績

東大・京大以外の旧帝大(名大、北大、東北大、阪大、九大)と、一橋大、東工大を合算した実績は以下の通りです。

23年 旧帝大+一工の合格実績グラフ(女子)

23年 旧帝大+一工の合格実績データ(女子)

引用元:サンデー毎日増刊 大学入試全記録 2023年度版、各校説明会の配布資料、各校HPで公表されている数字より作成

こちらも名古屋大と似たような傾向で、春日丘の努力が明確に出ている結果ですね。
トップ2校が圧倒的なのも相変わらずです。

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早慶上理の合格数実績

関東私大のトップ校である早慶上理の合格数実績は以下のようになりました。

23年 早慶上理の合格実績グラフ(女子)

23年 早慶上理の合格実績データ(女子)

引用元:サンデー毎日増刊 大学入試全記録 2023年度版、各校説明会の配布資料、各校HPで公表されている数字より作成

トップは南山女子と滝ですが、私大になると愛知淑徳と春日丘の順位が入れ替わり、愛知淑徳が3位という結果になっています。
ただし、同偏差値帯の名古屋、南山男子と比較すると実績的には半分程度で、少し物足りない感はあります。
もちろん、女子校的に「地元から出さない・出ない」という傾向はある可能性があり、実際に名古屋大学の実績は名古屋、南山男子よりも上です。

また、聖霊は愛知淑徳に次いで4位となっていますが、これは上智大学の合格数が16、という結果の影響が大きく、一昨年の14、昨年の15からさらに合格数を伸ばしています。
以前も触れましたが、これは恐らく”カトリック高等学校対象特別入学試験”を利用した試験による合格が大多数で、指定校推薦と異なり枠に制限が無いので合格数が一昨年から増えた、という事情があります。

なお、学部により異なりますが、特別入学試験の受験目安としてはなかなか厳し目の基準(英検2級以上は必須&評定平均も4以上は確実に必要)が設けられているため、簡単ではないです。
(こちらから詳細な情報が見られます)

とはいえ、
中学からコツコツと実力を積み上げて上記基準をクリアすれば、上智大学の特別入学試験を受けられる
と考えると、この点は聖霊の強みとして考えられるのではないでしょうか。

なお、以前ご指摘いただきましたが、南山女子や滝に関しては、これ以後の学校はメインターゲットではない可能性があるため、その点は頭に入れておいた方が良いかもしれません。

MARCHの合格数実績

関東私大の難関校ではるMARCHの合格実績は以下のようになりました。

23年 MARCHの合格実績グラフ(女子)

23年 MARCHの合格実績データ(女子)

引用元:サンデー毎日増刊 大学入試全記録 2023年度版、各校説明会の配布資料、各校HPで公表されている数字より作成

昨年まではこのカテゴリは愛知淑徳が強かったのですが、今年は少し不調だったようで、同偏差値帯の名古屋中、南山男子よりも下の結果になってしまっています。

一方で、金城は関東私大の実績が好調で、昨年の約1.5倍超という結果になっています。
これは、数は少ないながらも前述の早慶上理も似たような傾向になっていて、来年以降もこの傾向が続くか注目ですね。

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関関同立の合格数実績

最後は、関西私大の難関校ではる関関同立の合格実績です。

23年 関関同立の合格実績グラフ(女子)

23年 関関同立の合格実績データ(女子)

引用元:サンデー毎日増刊 大学入試全記録 2023年度版、各校説明会の配布資料、各校HPで公表されている数字より作成

入学偏時偏差値50程度(愛知淑徳より上)の学校は関関同立の合格実績は安定して取れていますね。
また、関東私大ほどではないですが、金城の好調ぶりは、この関西難関私大でも同様の傾向になっています。

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以上、今回は、
2023年 中高一貫私立校の進学実績とR4偏差値(女子編)
についてご紹介しました。

皆様の参考になれば幸いです。


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