もう3月ということで、以前書いた名古屋のランドセル選び(ラン活)に関する2022年の情報をお伝えします。
ランドセルの種類とターゲット(再掲)
以前書いたものの再掲ですが、ランドセルには価格帯で分けると大まかに以下の3種類があります。
上記でも書いている通り、ランドセルは色々な人の色々な考え方に応じたメーカー・モデルがあり、高ければ良い、安ければダメ、というものではないです。
では、なぜ今回この記事を書いているかと言うと、私が
「何度もない高い買い物はコスパの良いものを選ぶべき」
と考えているからです。
そのため、当サイトは真ん中の価格帯におけるお値打ちな「工房系ランドセル」を中心にご紹介しています。
なお、私の重要視するポイントは
- 牛革モデルである
→せっかく買うなら天然革が良い - 背当て・肩ベルトも天然皮革である
→通気性・快適性を考えたら天然皮革が良い - 6年生まで耐えられるデザインである
→子供っぽいものは6年間使うことを考えたら避けたい
です。
もちろん、人工皮革も良いモデルが多いですし、上記のポイントが全てではないのは分かっていますが、個人的にはせっかく同じような価格帯で買うのであれば上記のポイントはなかなか譲れない点でした。
工房系ランドセルって?(再掲)
なお、上記でも触れていますが、最高値層である百貨店のランドセルについては、上記の工房に頼んで生産されているものや、有名な工房の場合は表立ってコラボしていることを宣伝に使っているケースもあります。
その場合、例えば工房から直接購入すれば6-7万円のランドセルとほぼ同じような仕様のランドセルでも、百貨店コラボで購入する場合は8-9万円になってしまう事もザラにあります。
上記の例だけを見ても、工房系ランドセルを購入する意味は大いにあるのではないでしょうか。
その他、工房系ランドセルについては以前もう少し詳しく書いていますので、以下の記事をどうぞ。

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工房系ランドセルの展示会情報
展示会は事前予約が必要な事が多い
工房系ランドセルはなかなか目にする機会がなく、基本的には工房や直営店まで行くか、展示会に行って見ることになります。
しかし昨今の状況から事前予約が必要なところが多いため、事前に情報収集と予約を行う必要があります。
個人的なオススメ工房系ランドセルの展示会
冒頭に挙げた条件を概ね満たす工房系ランドセルである、
- ランドセル工房生田
- 黒川鞄工房
- 村瀬鞄行
の名古屋における展示会・店舗情報をまとめましたのでご紹介します。
また、上記に加え、肩ベルト、背当てが人工皮革ではありますが、人気の高い
- 鞄工房山本
も合わせてご紹介します。
ランドセル工房生田
ランドセル工房生田は大阪のランドセル工房で、オーダーメイドで色を選んだり、特徴のあるデザインのランドセルを選んだりすることができます。
おすすめポイントは
- オーダーメイドで好きな色を組み合わせて選べる
- 肩ベルトがノーマルタイプ、立ち上がりタイプを選べる
- スペシャルブランドランドセルは凝ったデザインながらも6年生まで耐えられるデザインである
- 人工皮革モデルでも背当て・肩ベルトまで天然革を使用している
- オプションで持ち手とネームプレートも付けられる
- 値段も手頃で、コードバンモデルでなければ7万円以下で買える
といったところでしょうか。
画像引用元:ランドセル工房生田公式ホームページより
【展示会情報】
詳細は公式サイトの情報をご確認ください。

4/ 2(土)10:00~16:00 @吹上ホール
4/ 3(日)10:00~16:00 @吹上ホール
5/22(日)10:00~16:00 @名古屋国際センター
※事前予約が必要です
黒川鞄工房
ちょっと高額なため、昨年は紹介していませんでしたが、やはり工房系といえば黒川鞄工房は外せないです。
おすすめポイントは
- シンプルながらも高級感があり、シボ牛革が選べるなど個性も光る
- 人工皮革モデルでも背当て・肩ベルトまで天然革を使用している
- 背負いやすさを重視しており、定評もある
- 選べる色も多く、12色用意されている
といったところでしょうか。
画像引用元:黒川鞄工房公式ホームページより
難点は値段が高い事(安くても8万円弱)と、手に入りにくいことです。
手に入りにくいことは人気の裏返しでもあるので悩ましいところですが、昨年は5月には売り切れていました。
(人気モデルはもっと早いです)
今年は3月17日に販売スタートで、モデル毎に日程をズラして販売するようです。
【展示会情報】
詳細は公式サイトの情報をご確認ください。
3/22(月・祝)10:00~16:00 @名古屋国際センター
※事前予約が必要です
村瀬鞄行
やはり名古屋のサイトとしては「村瀬鞄行」は無視できないですね。
おすすめポイントは
- シンプルながらも高級感がある
- 背当て・肩ベルトにク低反発フォームが入っており快適性能が高い
- 名古屋の工房である
といったところでしょうか。
画像出典: 村瀬鞄行公式ホームページ
【展示会情報】
詳細は公式サイトの情報をご確認ください。
村瀬鞄行は名古屋の工房なので、本店が名古屋にあり、予約不要で実物を見ることが出来ます。
ただ、入場等とスムーズにするため、事前の会員登録は必要なようです。
鞄工房山本
鞄工房山本は数年前から最上位モデルを除いて、背当てと肩ベルト裏を人工皮革を使用するという方針転換がありちょっと残念ですが、デザインは随一だと思います。
おすすめポイントは
- コバ塗りを採用したデザインは随一で、ひと目で鞄工房山本のランドセルだとわかる
- 個性的なデザインだけでなく、シンプルなランドセルもあり、高級感は変わらず
- ランドセルと同じ革を使ったパスケースも売っており「自分のランドセル」と長い付き合いができる
といったところでしょうか。
【展示会情報】
詳細は公式サイトの情報をご確認ください。

3/12(土)10:00~18:00 @名古屋国際センター
3/13(日)10:00~16:00 @名古屋国際センター
6/25(土)10:00~18:00 @名古屋国際センター
6/26(日)10:00~16:00 @名古屋国際センター
※事前予約が必要です
百貨店の販売状況
この記事を書いていたらちょうどおいなごさんがツイートされていましたが、今年はタカシマヤのランドセル売り場が面積を1.5倍にするなど、かなり気合の入った営業を展開しています。
3月26日から、タカシマヤで日本最大規模 約550種類のランドセル販売がはじまるよ!
色や素材だけでなく、機能も多様化するランドセルの実物を見比べて選べる機会に、是非足を運んでみてね~!https://t.co/q7sYnbA4p9
— おいでよ名古屋@おいなご (@oinagoya) March 8, 2022
ランドセル売り場は
3月26日(土)
からスタートし、当初から550種類のランドセルが販売されるようです。
工房系だけではなく、より沢山のランドセルを見たい方はいかがでしょうか。
(参考)工房を実際に見たい方は…
昨年、上記展示会情報でも紹介した、
- ランドセル工房生田
- 鞄工房山本
は実際に工房に行ってランドセルを見てきました。
特にランドセル工房生田は
- 外の専用スペースでの写真撮影が自由に可能
- 通常背カン、立ち上がり背カンのどちらが合っているか見てもらえる
など、行く価値はあると思います。
(実際にランドセルに重りを入れてフィット感等を見てもらえたのは感動しました)
その際にレポート記事も書いていますのでご興味があればどうぞ。


今回は以上です。
皆様の参考になれば幸いです。
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