今日は学童とトワイライトスクール、ルームについてご紹介します。
本件については可能な限り正確な情報をまとめているつもりですが、重複している領域が多く、学区や施設によってルールが異なっていることもあります。
そのため、本記事では詳細な内容をお伝えする、というよりも概要やイメージを掴んでいただくためのもの、と捉えていただければと思います。
もし「内容が間違っている」という事があればコメント等でご指摘いただけますと幸いです。
また、最新情報や詳細は直接施設や運営主体にご確認いただいたほうが確実だと思います。
そもそもこの3つは何なのか?
学童保育は全国に多い施設で馴染みもあるため、なんとなくイメージがつく方が多いかと思いますが、トワイライトスクール・ルームについては名古屋独自の名称であり馴染みがないためイメージし辛いと思います。
イメージを掴むため、それぞれの関係性や施設の違いを調べてみました。
まずは3つの関係性ですが、下記のイメージでそれぞれ創設されています。
つまり、
- 最初に学童があった
- 後発で平成初期にトワイライトスクール開始
- 上記2つの良いところ取り入れる形で平成後期にトワイライトルームを創設
という流れになっています。
そのため、
トワイライトルームはトワイライトスクールに学童の良いところを加えた発展型である
というのが基本的なイメージとして考えて良いと思います。
後ほどご紹介しますが、このことは下記の制度の部分でも明確に見ることができます。
制度としての違い
次に、どのように違うかをルール面から確認・比較してみました。
ただ、トワイライトルームについては情報が少なく、間違っている可能性もあります。
詳細な情報はトワイライトルーム・トワイライトスクールを多く運営している
(公財)名古屋市教育スポーツ協会
や
名古屋市の担当部署
(子ども青少年局子ども未来企画部放課後事業推進室:電話052-972-3096)
に確認した方が良いと思います。
※私も確認が取れたら更新します。
引用元(以下のHPを参考に作成):
山里学童クラブ
(公財)名古屋市教育スポーツ協会
名古屋教えてダイヤル 1 2
名古屋市のトワイライトルームページ
名古屋市のトワイライトスクールページ
あおぞら学童保育クラブ
注目ポイントは赤字にしていますが、やはり費用面や時間の差が利用者には大きいのではないでしょうか。
また、暴風警報発令時等の対応は頻度は高くないながら重要で、学童は対応してくれるところも多いようですが、トワイライトルームの場合はあくまでも学校の延長のため対応してもらえないといった点は大きいです。
ざっくりまとめれば、費用はかかるものの対応が手厚い学童、費用はかからず手軽な印象が強いトワイライトスクールと、その中間に近いトワイライトルームといったところでしょうか。
なお、トワイライトルームはまだ施設数が少ないため、トワイライトルームを利用したい場合は対応している学校の学区内に居住する必要があるので注意が必要です。
施設リストは名古屋市ホームページのこちらから確認できます。
それぞれのイメージ
それぞれのイメージについては
「施設による」
としか言えませんが、施設のホームページや口コミを見ると、以下のような形のようです。
学童のイメージ
学童は学童「保育」というだけあって、保育する事も担っているもので、
生活の場として機能するように作られています。
つまり、学校が終わったら子供は学童に
「ただいまー」
という感覚で「帰る」イメージが強いです。
そのため、児童が自分で学童から習い事や塾に行って学童に戻る、急病の場合はスタッフが病院に連れて行く、といった事も行われます。
つまり、学校が終わった後の「自分の居場所」がそこにあり、学童に通う子どもたちと「共に生活する」感じと言えば分かりやすいでしょうか。
施設の場所も学校内部にあるケースは少なく、学校外に独自の建物を持っているケースが多いです。
トワイライトスクールのイメージ
トワイライトスクールは学童と異なり、基本的には
「学校の延長として放課後も学校で遊ぶ」
というのが最もイメージが近いと思います。
もちろん学校を開放しているだけかと言われればそうではなく、運営者がいろいろな催しを実施しており、トワイライトスクールだからこそ体験できることも多いです。
ただ、「保育」の要素は入っていないので、手厚い面倒が見てもらえるかと言われればそうではなく、「習い事に行って戻ってくる」といったことNGで、ケガや急病対応も基本的には保護者対応することになるので、親が働いている間の面倒を見てもらうというイメージはないです。
また、利用年齢層も低学年が多いようで、高学年になるとほとんど利用者が居なくなってしまうというのも気になるところです。
トワイライトルームのイメージ
トワイライトルームはまさにトワイライトスクール+学童の一部といった形の運営になっていますが、トワイライトスクールの延長のため、雰囲気はトワイライトスクールに似ているようです。
確実な情報が出てきませんでしたが、トワイライトスクールでは低学年利用者が少ないといった事情を鑑みると、高学年の児童の利用者は少ないのではないでしょうか。
今回は以上です。
今回は学区・施設ごとの個別差が大きい話題だったため概要だけのご紹介となってしまいましたが、なんとなくのイメージは理解できるよう努めたつもりです。
続報があればまたご紹介します。
皆様の参考になれば幸いです。
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