不定期で行っている名古屋の人気学区のご紹介、今回は東星中学校学区編その4です。
このシリーズでは以下の記事でご紹介したおすすめ学区について、周辺環境や口コミ等を調査し、どういった学区なのかをご紹介しています。

過去にご紹介した学区については以下のページにまとめていますので、他の学区についてご興味があればこちらから御覧ください。

東星中学校学区の評判
ネット上に散らばっている
星ヶ丘小学校
東山小学校
東星中学校
の評判をそれぞれまとめてみました。
星ヶ丘小学校
この学校は人数が多くないこともあり、口コミは非常に少なかったです。
その中でも頻出・気になった3つのワードは
「転勤族が多い」
「受験する子も多い」
「落ち着いている」
でした。
転勤族が多い
隣接する神丘中学区もそうですが、このあたりは転勤族が多く、人の入れ替わりが激しいようです。
ただ、
転勤族が多い=選ばれる学校
という証明でもあるので、良い傾向ではあります。
受験する子も多い
この学区には女子の私立中学で上位校である愛知淑徳中・高校があります。
その影響もあってか、受験する子も多い、という口コミが複数ありました。
実際、「Gaccom」という学校情報のサイトでは、中学受験率が30%という値で紹介されています。
クラスの3割近くが中学受験をするのは名古屋の公立小としては多いと思います。
落ち着いている
良い学区でよく言われることですが、
「トラブルを起こす人が少ない=落ち着いている」
と言われる事が多いので、集団登校を行う名古屋の公立小では、こういった学区を選んだほうがトラブルに巻き込まれる心配が少なくて済みます。
なお、名古屋市が出している統計データ(※)によると、学級数は2-3学級/1学年であり、ちょっと少なめではありますが、問題ない規模だと思います。
※2020年5月1日時点の教育調査統計より(https://www.city.nagoya.jp/kyoiku/page/0000062372.html)
実際、学校の評判を見ても、マンモス校に見られる、
「行事に来る保護者が多すぎて大変」
といった意見はありませんでした、
まとめると
- 転勤族が多く、小学校から転入するハードルが低い
- 受験率が高いことから、教育熱心な学区である
といったところでしょうか。
東山学校
この学校の口コミで頻出・気になった3つのワードは
「転勤族・帰国子女が多い」
「先生が熱心・力が入っている」
「マンモス校だがそれゆえの苦労はなさそう」
でした。
転勤族が多い
星ヶ丘小と同様、このあたりは転勤族が多く、人の入れ替わりが激しいようです。
星ヶ丘小は口コミはが少なく、言及が無かっただけかもしれませんが、転勤族が多くて転入生も馴染みやすいという意見に加え、
「東山小は帰国子女もそれなりに居るので、そういった方も安心」
という口コミが複数ありました。
グローバルな時代ですので、こういった学校に通えるメリットは大きいと思います。
先生が熱心・力が入っている
基本4教科でも専任の先生がつく事もあるという口コミがあり、熱心な教育状況であるようです。
また、「Gaccom」によれは、星ヶ丘小と同様、中学受験率が40%という値で紹介されており、教育熱心な家庭が多いようです。
マンモス校だがそれゆえの苦労はなさそう
各口コミでは、
「人数が多い」
という意見はありましたが、
「人数が多い分、PTAは1度役員をすればそれ以降免除」
「運動会等の行事は入れ替え制で場所取りが無く、楽である」
といった口コミがあり、神丘中学区の小学校のようなマンモス校にありがちな苦労話はありませんでした。
なお、名古屋市が出している統計データ(※)によると、学級数は5-6学級/1学年であり、全校生徒が1,000人を超えているため人数多い部類に入りますが、既述の通り問題は無さそうです。
※2020年5月1日時点の教育調査統計より(https://www.city.nagoya.jp/kyoiku/page/0000062372.html)
まとめると
- 転勤族が多く、帰国子女も多いため転入のハードルが低い
- 受験率が高いことから、教育熱心な学区である
- 人数の多い学校だが、問題は起きていない
といったところでしょうか。
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東星中学校
この学校の評判は学力に関するものが多かったです。
この学校の口コミで頻出・気になったワードは
「勉強面でレベルが高い」
「部活動が盛んではない」
「内申点が取れない」
というつでした。
勉強面でレベルが高い
小学校でもレベルが高い、熱心という話がありましたが、中学校でも同様のようです。
授業も、先生によっては塾に通っている前提で高速な授業を行うケースもあるようで、ついていくのは大変なようです。
テストも、授業であまり触れていない応用問題が出題されるといった意見が散見され、勉強は大変なようです。
部活動が盛んではない
上記の通り、勉強面に力が入っている反面、部活動は盛んではなく、また種類も少ないようです。
運動部、文化部ともに3つ、合計6つ程度しかないようで、部活動をしっかりやりたい子どもには物足りないかもしれません。
内申点が取れない
これは勉強面でレベルが高い学校は総じてこの傾向ですが、やはり内申点を取るのは大変なようです。
高校受験のご紹介でも触れた通り、名古屋の高校受験は内申点がとても重要なので、ちょっとこのあたりは覚悟が必要そうですね。
まとめると
- 学業面はハイレベルで、ついていければ良い環境である
- 部活動をしっかりやりたい子どもは要注意
といったところでしょうか。
まとめ
4回にわたって東星中学校学区についてご紹介しました。
これまでのまとめたことを総合すると、以下のような事が言えるのではないでしょうか。
- 子供の学習環境としてはハイレベルである事は間違いなく、中学受験する子も多い学区
- 勉強熱心である反面、内申点を取るのは大変で勉強はしっかり行う必要がある
- コンビニやスーパーの数は申し分なく、駅も近いため整った環境であると言える
- 通勤に関しては、東山線が利用でき、伏見・栄・名古屋といったオフィス街に容易にアクセスできるため利便性が高い
- 人気学区であり、高級住宅街を要する学区だけあって物件価格は名古屋市でも安い方ではなくコスパが高い物件はしっかり吟味する必要がある
正直なところ、環境は申し分ないのですが、住まいにかかる費用が高めで、お値打ちであるとは感じませんでした。
ただ、星ヶ丘駅が近いため地区としての魅力が高く、周辺環境が整っている点がかなりの強みであると感じました。
以上、東星中学校学区の詳細調査でした。
皆様の参考になれば幸いです。
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