2024年 東海地区私立中学の受験者数・倍率・偏差値の変化まとめ(女子編)

今回は私立中学の受験者数・倍率・偏差値の2024年データが概ね揃いましたので過去のデータと併せてご紹介します。

今回は女子編ということで、男子校+共学校の

  • 南山女子
  • 滝中
  • 愛知淑徳中
  • 金城学院中
  • 愛知中
  • 椙山女学園中
  • 聖霊中
  • 愛工大名電中
  • 春日丘中

を対象としました。

なお、金城学院中については、現時点(3月22日)で受験者数等の詳細データが公表されていないため、後日追って更新する予定です。

男子編(男子校+共学校)の記事は以下からどうぞ。

2024年 東海地区私立中学の受験者数・倍率・偏差値の変化まとめ(男子編)
2024年の東海地区の中学受験では受験者数・倍率・偏差値がどう変化したかまとめました。 今回は男子編ということで、男子校と共学校についてまとめました。
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偏差値の推移

2013年から2024年の日能研結果R4偏差値の推移は以下のようになりました。

今回採用している「日能研R4偏差値」とは、日能研の全国模試における合格率80%のラインの事です。
ざっくり言ってしまえば、
合格率が80%となる偏差値
だと思っていれば良いと思います。

日能研の全国模試なので、名進研の偏差値と異なり関東や関西の超難関校(開成や灘など)を受験する人も含めた全国の偏差値になっているので注意が必要です。

また、聖霊中に関しては、参考値と考えていただければと思います。
これは、現在の聖霊中の入試では学科試験ではない「VAP入試」という形式の試験の合格者が大半だから。
つまり、VAP入試ではない学科試験選考は人数がかなり絞られているため、偏差値がかなり高く出ている可能性が高いのです。
もちろん、そのまま受け取ると、”VAP入試を経ずに入学するのがとても難しくなった”とも言えるわけですが…

[2024年結果版]名古屋地区における私立中学の偏差値推移(女子)

[2024年結果版]名古屋地区における私立中学の偏差値推移データ(女子)

出典:日能研ホームページ 結果R4偏差値およびオンザロード2024配布資料より作成

共学校関係の話は男子編でも触れたので割愛するとして、男子校と比較すると顕著な偏差値上昇が起こっていないのが特徴的です。

南山女子、愛知淑徳に関しては、もともと同格扱いだった東海中や名古屋中、南山男子の偏差値が上昇する前から今の偏差値なので”もともと難関だった”と見ることもできますが、金城と椙山は少し事情が違います。
この2校は同偏差値帯もしくは下の偏差値帯だった共学校に抜かれ、近年はその差が広がっている状況で、
「共学校を選ぶ人が確実に増えている」
と言えるのではないでしょうか。

この事は後のパートでご紹介する受験者数や倍率のところでも顕著に出ています。

もちろん、金城・椙山という学校は伝統校であり「偏差値だけで選ぶような学校ではない」という側面もあるため、”良い”とか”悪い”という判断をするのが難しいですけどね。

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受験者数推移

2013年から2024年の受験者数推移は以下の通りです。

なお、愛工大名電中における受験者数、倍率データは、奨学生入試と一般入試の合計を使用しています。
また、冒頭で触れた通り、金城のデータについては公開され次第追記予定です。

[2024年結果版]名古屋地区における私立中学受験者数推移(女子)

[2024年結果版]名古屋地区における私立中学受験者数推移データ(女子)

出典:日能研ホームページ 倍率速報および各校の発表情報より作成

やはり、近年で顕著に増加しているのは名電中のみ
長期で見ても、明確に増加していると断言できるのは名電中以外には滝中だけで、こちらも共学校、つまり、女子校は南山女子といったトップ校でも受験者数を伸ばせていない状況であると言えます。

もちろん、少子化の昨今では受験者数が増えないのは仕方ないような気もしますが、男子校では少なくとも2016年から受験者数を減らした学校はありません。
そう考えると、女子校は男子校と比べて”この学校に行きたい”と考える人をうまく増やせていない、と言えるのではないでしょうか。

これは、以下の”2016年を基準にした受験者数の増減割合”を見るとよりわかりやすいです。

[2024年結果版]名古屋地区における私立中学の受験者数増減割合推移(女子)

[2024年結果版]名古屋地区における私立中学の受験者数増減割合推移データ(女子)

出典:日能研ホームページ 倍率速報および各校の発表情報より作成

上図の通り、2016年の水準(黒い点線)より上にあるのは緑系の色で示した共学校のみで、赤系の色で示した女子校は全て100%未満になっています。

ちなみに、データ自体は手元にあるのですが、金城も2024年は受験者数を減らしており、他の女子校と傾向は同じです。

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倍率の推移

倍率データは受験者数÷合格者数で算出した実質倍率のデータです。

[2024年結果版]名古屋地区における私立中学の実質倍率推移(女子)

[2024年結果版]名古屋地区における私立中学の実質倍率推移データ(女子)

出典:日能研ホームページ 倍率速報および各校の発表情報より作成

実質倍率トップは相変わらず南山女子で3.5倍超をキープ。
今年は数字としては下降気味ですが、他校と比べるとダントツの高倍率です。

今年の南山女子は合格者数が20人弱増えましたが、これは塾によっては附属小からの内部進学者が減ったから、という説明があったそうです。
もともと南山女子は合格者数が少ない学校なので、20人弱も合格者数が増えると倍率も大きく下がります。
関西遠征組対策で増やしたという説もありますが

それ以外の学校は(金城も含め)全校で倍率は下がりました。

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以上、今回は
2024年 東海地区私立中学の受験者数・倍率・偏差値の変化まとめ(女子編)
についてご紹介しました。

なお、少し本文中でも触れていますが、この偏差値データと進学実績データを見比べると面白いと思うので、進学実績の記事へのリンクを貼っていおきます。
ご興味があればどうぞ。

[2023年]中高一貫私立校の進学実績とR4偏差値(女子編)
2023年の中高一貫私立校における大学合格実績と2023年の予測R4偏差値をまとめました。 やはり滝と南山女子が圧倒的ですね。

皆様の参考になれば幸いです。


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