今日は久々のお出かけネタ。
皆様は、寝台列車に乗ったことはありますか?
2024年1月現在、日本で定期運行されている寝台列車は1つしか無く、
サンライズ瀬戸・サンライズ出雲のみ
です。
日本で唯一の定期運行寝台列車ということで、チケットを取るのはかなり大変です。
今回、名古屋駅でこのチケットを取得するのにチャレンジしてみたので、そのあたりのお話をまとめてみようと思います。
サンライズ瀬戸・サンライズ出雲について
そもそもサンライズ瀬戸・サンライズ出雲って何?というお話を少しだけ。
そもそもサンライズって何なのか
サンライズ瀬戸・サンライズ出雲はそれぞれ、
サンライズ瀬戸:東京⇔高松
サンライズ出雲:東京⇔出雲
を往復する寝台列車です。
東京発の場合は岡山駅まではサンライズ瀬戸・サンライズ出雲は連結された状態で運行し、岡山駅で切り離し、そこからそれぞれの目的地に向かいます。
高松・出雲発の場合はその逆ですね。
引用元:JRお出かけネットより抜粋
発車時刻等のタイムスケジュール概要は以下の通りで、概ね半日程度は乗車する事になります。
もちろん、土日を使って旅行する方が多いので、金曜日の夜の電車に人気が集中します。
さらに、「せっかくの旅行なので子どもと同部屋が良い」という条件を加えると、さらにチケット取得のハードルが上がってしまいます。
料金は乗車券+特急券+寝台券の3段構成で、東京~高松の場合は以下のようになっています。
シングルツイン選択したとして、合計37,520円です。
まぁ、正直安くはないです…
サンライズの座席(個室)構成
サンライズは以下の6種類の座席があります。
- サンライズツイン
- シングルツイン
- シングルデラックス
- シングル
- ソロ
- ノビノビ座席
一番最後の”ノビノビ座席”は寝台料金が不要で、指定席特急料金だけで利用できますが、個室ではなく雑魚寝。
子連れ旅行では不向きなので割愛します。
この中で、シングルデラックス、シングル、ソロの3種類はベッドが1つしかありませんが、子ども料金の人員は添い寝が可能。
ただし、ベッド幅はシングルデラックスが85cm、シングルとソロは70cmなので、一般的なシングルベッド(幅97cm)よりも狭いので小学生より大きな子どもはちょっと厳しいです。
逆に、未就学児との旅行の場合は、これらの部屋で添い寝というのがリーズナブルですね。(しかも未就学児なら乗車券・特急券も不要)
画像引用元:JRおでかけネットより
そうなると、小学生低学年以降の子どもと同一部屋で移動する選択肢は
「サンライズツイン」
「シングルツイン」
の2つとなります。
画像引用元:JRおでかけネットより
しかし、上記の通り、これらの部屋は数が非常に少ないので、確保するのが非常に大変です。
では、
どうやってチケットを確保するか?
名古屋でも取れるのか?
というのをご紹介します。
サンライズ瀬戸・サンライズ出雲のチケット確保
ネットでの確保は厳しい
サンライズを含めたJRの切符は、
- インターネットで買う
- 自動券売機で買う
- 窓口で買う
の3種類の方法で購入が可能です。
しかし、上でご紹介した通り、サンライズツイン・シングルツインの部屋は数が少なく、以下の通り窓口以外の購入は予約開始からチケット確保までタイムラグがあるので
窓口で購入しないとほぼ確保できない
という状況になっています。
購入は1ヶ月前の午前10時
では、窓口で購入するとして、いつ購入すれば良いか?というのは、
1ヶ月前の午前10時ちょうど
に購入する必要があります。
(前月に同じ日がない場合は翌日。3月30日の切符がほしい場合は3月1日の10時販売開始です)
ちなみに、10時に駅員の方に操作をしてもらうため、鉄道が好きな方はこれを
10時打ち
と呼ぶそうです。
10時に対応してもらえる駅は少ない
さて、窓口でお願いするとして、名古屋市内のどの駅でも対応してもらえるわけではないので注意が必要です。
というのも、窓口で10時打ちをしてもらう場合、前後数分間は窓口を専有する必要があるため、窓口数が少ない駅では断られてしまう可能性があるから。
名古屋市都心部に近い駅の場合、ざっと調べたところ窓口数は
- 金山駅 :2つ
- 熱田駅 :1つ
- 尾頭橋 :1つ
- 大曽根駅:1つ
- 尾頭橋駅:1つ
- 千種駅 :1つ
- 鶴舞駅 :1つ
- 名古屋駅:15以上
という感じで、実質的には名古屋駅のみという状態に近いです。
(他にお客さんが居なければ名古屋駅以外でも対応してもらえますが、かなりのギャンブルです…)
名古屋駅でのチケット確保
窓口の場所
名古屋駅で切符を窓口で購入できるのは
「JR全線きっぷうりば」
です。
これは以下のマップ&写真の通り、「新幹線北口の横」と覚えておけば良いと思います。
引用元:JRおでかけネットより
並び方
さて、上記の場所にある「JR全線きっぷうりば」ですが、入り口は1か所しかありませんが、中で左右に分かれています。
並ぶイメージとしては以下のような感じで並びます。
2番窓口から10番窓口が左列、11番窓口から18番窓口が右列の担当です。
この左右はどちらに並んでも違いは無いですが、意外と列の長さが違ったりします。
後述の列に並ぶタイミングにあわせて、左右のどちらに並ぶか決めると良いでしょう。
ではどのタイミングで並べば良いか?という話ですが、今回、案内係の駅員さんに聞いてみたところ、
「9時55分以降に窓口に到着するように並べばOK」
とのことでした。
以前は10時打ち用の事前申し込みがあったようなのですが、今は上記のルールになっているそうです。
9時55分にタイミングを合わせるには…
実際に並ぶ事になると、既に並んでいる人が居るため、
9時55分ちょどに窓口に到達するというのは結構難しい
です。
1人進むまでにかかる時間もバラつきがあり、30秒ぐらいで1人進む場合もあれば、2分以上かかる場合もあります。
これも案内係の駅員さんに聞いてみたところ、“その駅員さんの見解”では
「9時50分過ぎぐらいから列の先頭で待てば良い」
との事でした。
ちょっと分かりづらいですが、要するに、少し早めに並び始め、9:55分までは下図の☆印の場所で待つということ。
そして9時55分が来るまでは、後ろの人に「先にどうぞ」と譲り続ける感じですね。
実際にやってみましたが、結構精神的に辛いです。
必死に時計を見て時間合わせをしているフリをしたり、色々頑張りましたが、視線は痛かったです…
(でも駅員さんに怒られたりすることは無く、他に同じことをしている人が逆の列に居ました)
窓口でのやりとり
9時55分過ぎに窓口に到着したら、口頭で
- サンライズ瀬戸(出雲)利用であること
- 乗車する日
- 出発駅
- 到着駅
- 部屋の種別(シングルツイン等)
- 大人・子どもの人数
などを伝えれば処理してもらえます。
また、「1ヶ月後の電車なので10時にお願いします」と言えば、10時打ちであることは確実に伝わると思います。
これを伝え終わると、駅員さんが切符発行専用の機械(“マルス”というらしいです)を操作し、切符確保のスタンバイ状態に。
スタンバイ状態からはボタンを1回押すだけで、部屋の確保操作が行われる、とのこと。
10時の1-2分前になると駅員さんが窓口内に時報を流し始めます。
どうやら、10時ちょうどに切符確保のオペレーションをするために時報を流せる仕組みが準備されているようです、
私がチャレンジした際は、駅員さんの操作ミスで爆音で時報が流れるという恥ずかしい状況になりましたがw
そして、10時の時報に合わせて、駅員さんが静かにボタンを押下。
確保できていた場合は、乗車券や特急券も合わせて料金支払→切符を受け取るという流れで完了です。
確保できるかどうかは運ですが、名古屋駅でもちゃんと確保できることは確認できました。
お金で解決する方法も…
さて、これまで長々と説明してきましたが、実はお金で解決する方法もあります。
サンライズは旅行会社各社がツアー旅行を企画しており、結構高額ですがこういうツアーを利用する事も可能です。
以下の画像はサンライズのツアーの例ですが、大人1人+子ども1人で10万円を超えます。
(しかも、最終的には東京に戻される)
引用元:阪急交通社HPより
もちろん、今回の方法で個別手配をした場合も東京か高松(or出雲)までの片道新幹線の切符や現地の宿泊費は必要ですが、上記のツアーよりは安価に済ませる事が可能です。
なお、名古屋→東京間は大人1人+子ども1人の新幹線は「EXのぞみファミリー早特3」や「EXこだまファミリー早特3」を使えば安価に買うことが可能です。
このあたりの話は以下の記事でまとめていますので、ご興味があればどうぞ。

====
以上、今回は
名古屋駅で寝台列車チケットを取る方法 ~名古屋駅で10時打ち~
をご紹介しました。
皆様の参考になれば幸いです。


















コメント