グランドメゾン大須 ザ・タワーのモデルルームを訪問しましたので数回に分けて報告致します。
(以前は「グランドメゾン栄南 THE APARTMENT」という名称でしたが変更されました)
Part2の今回は以下の内容を中心にまとめます。
・建物の外観と構造について
・内装について
・共用設備について
グランドメゾン大須 ザ・タワーの記事一覧は以下のページから飛べます。

物件の公式ホームページはこちらです。

今回の内容をザックリとまとめると下記のようになります。
- 特にメインエントランスは重厚感があり非常に高級感がある
- 外観の細かい部分も丁寧に造られており満足度は高そう
- 耐震構造だが規模から考えると仕方がない
- 耐震構造にしては間取りへの影響は少なく、デメリットは感じにくい
- 内廊下は高級感を感じさせる造りになっていて好感触
- 内装はこれ以上ないほど充実していて不満を持つ人はいないと思われる
- 規模から考えると共用施設はスタディー・ミーティングルームとゲストルームがあるなど充実している
- エントランスラウンジは高級感があり、吹き抜けとなっているなど毎日通る際に「買ってよかった」と思わせる造り
- その他の共用施設もエレベーターホールへのアート設置等、細かいとこも充実している
詳細は以下をご確認ください。
建物の外観と構造について
建物の外観について
外観については、名前に「THE APARTMENT」を付けている通り、
「ニューヨークのアパートメント建築をイメージしている」
という旨の記載が公式ホームページにあります。
引用元:グランドメゾン大須 ザ・タワー公式ホームページより
上記は最も見られるメインエントランスの外観ですが、かなり力が入った造りとなっており、重厚感も抜群です。
さらに、コストがかかるのであまりやりませんが、以下の画像の通り、車寄せの入口/出口の表示も塗るのではなく石自体で造られるなど、細かいところも力を抜いていません。
引用元:グランドメゾン大須 ザ・タワー公式ホームページより
メインエントランス以外のデザインも良く、ベランダはガラスだったりダイレクトウインドウが角部屋に配置されているなど、単調な造りではないです。
地上18階建のためそこまで遠方から見えるわけではないですが、所有している喜びを充分感じさせる外観であるのは間違いないと思います。
構造について
この物件の建物自体の特徴としては、
- 耐震構造
- 直床/2重天井
- 内廊下
の3つが挙げられます。
耐震構造
この物件は「タワー」という名前がついていますが、大規模高層物件ではないため耐震構造のマンションになります。
戸数とコストから考えれば当然の選択で、これ以外の選択肢はなかったのではないかと思います。
とはいえ、間取りを見ると耐震構造でありがちな、
「柱の配置による苦しい間取り」
はあまり感じられず、耐震構造であることのデメリットはあまり感じないと思います。
(一部間取りには柱が入り込んでいます。)
直床
近年では名古屋でも「タワー」の名前がついている物件では二重床が増えてきていますが、やはり大規模物件に限られているようで、この物件は直床です。
何度か過去の投稿でも書いていますが、一般的なイメージと異なり直床は階下への騒音という面では二重床と同等かそれ以上であり、その面はあまり気にしなくて良いかと思います。
では、何が異なるかというと、直床の場合は、フローリングがクッション材の入っているクッションフロアとなるため、床が柔らかいものになります。
この点は住んだ経験のない方は非常にイメージがしにくいかと思いますが、個人的にはクッションフロアよりも硬いフローリングのほうが安定感があり高級感も感じるため、他の部分が高級仕様となっているため少し残念に感じました。
二重床にすると1フロアの階高が高くなってしまうため直床になったのだと思います。
物件の規模感を考えると仕方がないのでしょう。
内廊下
この物件は内廊下を採用しています。
この物件の内廊下は、都心物件にありがちな、
「敷地の成約から内廊下でしか作れなかった」
という感じではなく、
「高級感を出すために内廊下にした」
という意思を充分感じさせるもので、後述の共用施設のパートでも触れますが、アートが複数設置されているなど内廊下の強みを活かしている物件だと思います。
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内装について
内装の気になる点をざっと箇条書きにすると以下のような感じです。
(全記事そうなっていますが、特筆すべきネガティブポイントは青、ポジティブポイントは赤、その他ポイントは太字です)
- ディスポーザー:あり(内部給水タイプ)
- 水栓:カートリッジ式一体型浄水器付き水栓でタッチレス対応
- レンジフード:薄型タイプ
- キッチン天板:天然石
- キッチン収納:オール引き出しタイプ
- ガスコンロ:デリシア製でレバーではないボタンタイプ(高級ライン)
- 玄関ドア:電子錠でキーレス対応、インターホンで解錠可能
- ドアストッパー:全室キノコ型でないドアキャッチャー採用
- エアコン:通常タイプ
- ガラス:T2サッシ、Low-Eガラス採用
- トイレ:ローシルエットトイレ+手洗いカウンター
- 洗面台:天然石
- 洗面台鏡:電源がありドライヤー、ボックスティッシュが入るタイプで、中央鏡は曇り止め付き。さらに三面鏡下はよくある鏡ではなく高級感あり
- 浴室蛇口:蛇口は見えるタイプだが、高い位置に配置されており、風呂桶等を置くカウンターあり(カウンター下に椅子が入るタイプ)
- 浴室鏡:浴槽部分まであるワイドタイプ
- 浴槽:自動洗浄対応(リモート起動も可)
- 浴室乾燥:あり(ミストサウナなし)
- 天井高:2600mm
- サッシ高:FIX窓は2100mm、ベランダ窓はそれよりも低い(詳細情報なし)
- スロップシンク:なし
- ベランダ戸境壁:プラスチックタイプだが上まで覆うタイプでプライベート感あり
- ベランダ:物干し可で床は木目調デザイン、壁は吹付けではなくタイル張り(高級感あり)
といった感じです。
都心のグランドメゾン物件の内装はかなり充実しており、これ以上の装備を求めるのは難しいのではないかというぐらいの充実ぶりです。
風呂の自動洗浄は他社ではほとんど見られない設備ですがかなり便利だと思いますし、天井高も高く、ハイサッシであるなど、細かいところも費用削減したという痕跡は皆無で、かなり満足できる内容だと思います。
地味な部分ではありますが、グランドメゾンは廊下に出ているドアノブに引っかからないよう、ドアを少し後退させているなど、利用者目線で作られていることを感じさせますね。
ちなみに、余談ですが、ドアノブの根本の四角の部分には全て「GRANDE MAISON」の刻印が入っているなど、細かいところも妥協せず造られています。
共用施設
共用施設は
- スタディー・ミーティングスペース
- ゲストルーム
- エントランスラウンジ
といったものが用意されます。(その他店舗も敷地内に入る予定(具体的な店舗は未定))
物件の規模感からすると充分だと思います。
スタディースペースは5席用意されますが、パーティションで区切られているタイプで個室ではなく、リモートワークでもオンラインミーティング等には使えないタイプです。
引用元:グランドメゾン大須 ザ・タワー公式ホームページより
ゲストルームは、家具はDIESELで統一される高級感のある造りになっています。
ただ、広さとしては大きなものではなく、浴槽も用意されないですし、大人2人+小さな子どもでギリギリといった感じです。
1泊7,000円程度の想定だそうです。
上げて使うことは無いと思いますが、下のゲストルームイメージを見る限り、ブラインドを降ろさないとシャワールームが丸見えですね…。。。
引用元:グランドメゾン大須 ザ・タワー公式ホームページより
エントランスラウンジは2層吹き抜けで広さがあり、配置されるソファなどの家具類も3桁万円overの高級品が採用されているなど、高級感があります。
エントランスは毎日通りますし、高級感、開放感があると所有している喜びを最も感じられる部分だと思うので、この造りはかなり良いのではないでしょうか。
引用元:グランドメゾン大須 ザ・タワー公式ホームページより
また、上の項目で少し触れていますが、それ以外にも
- 各階にゴミステーション設置されている
- エレベーターはエレベーターホールのオートロック通過で自動で来てボタンを押さなくても自フロアに到着するタイプ
- エレベーターは1-14F用2基+15-18階用1基が用意されており数が多い
- エレベーターホールには姿見や腰掛け、アートが置かれている
といった形になっており、こちらも手を抜いていません。
引用元:グランドメゾン大須 ザ・タワー公式ホームページより
外観や内装についてザックリとまとめると、
「価格に見合った高級感と充実した機能が備わっており、不満を持つ人は少ないだろう」
という事が言えるのではないでそうか。
次回は駐車場と価格、管理費などについてご報告します。
皆様の参考になれば幸いです。
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