今日は名古屋土産をどうするかと言うお話をご紹介します。
喜ばれる名古屋土産は難しい
名古屋に住むようになった後、東京や大阪などの友人と会う際、名古屋のお土産を渡す、というシチュエーションはそれなりに出てくると思います。
そんな際に最も悩むのが
「お土産どうしよう」
ということです。
というのも、名古屋のお土産は「ういろう」という知名度の高い土産はあるのですが、正直なところ良いリアクションがもらえる可能性は低いです。
ハッキリとした理由はわからないのですが、
- 定番すぎる
- 見た目が地味
- 味も想像通りで飽きる
という感じだと思います。
と、言うわけで、今回は個人的に評判が良かった名古屋土産をご紹介します。
ただ、やはり「名古屋だけ」でお土産を探すは正直なところキツイです。
なので、割り切って東海三県の中で探したお土産になります。
下の漫画でも紹介されていますが、名古屋駅のお土産No.1は赤福ですし、
【#まいにち八十亀ちゃん 067/三重県民の衝撃】
赤福は伊勢名物と書かれている通り、本店があるのは三重県伊勢市。だが実は売っている範囲は三重のほかに愛知・岐阜・滋賀・大阪・京都・奈良・兵庫と、かなり広かったりする。 pic.twitter.com/QYvbYPUw9K— TVアニメ「八十亀ちゃんかんさつにっき3期」好評放送中!🎊 (@yatogame_chan) July 31, 2018
東海三県は一体ですから…
【#まいにち八十亀ちゃん 074/誤差】
余談だが、関東の人がこの誤差を指摘すると、千葉にある「東京ドイツ村」や「あの夢の国」を引き合いに出されるぞ!要注意だ! pic.twitter.com/xvSaGNDB9W— TVアニメ「八十亀ちゃんかんさつにっき3期」好評放送中!🎊 (@yatogame_chan) August 7, 2018
オススメの名古屋土産3選
栗きんとん
1発目から名古屋の名産ではないです。
栗きんとんは岐阜の美濃地方のお菓子ですね。
東海地区で「栗きんとん」といえば間違いなくこの
「茶巾絞り型栗きんとん」
が出てきます。
おせち料理とかに入っているものではなく、100%コレのことを指します。
このお土産の強みは、
- 「東海地区では栗きんとんっていうとコレなんですよ~」と話のネタになる
- 味は間違いなく美味しい
- 東海地区出身者以外は食べたことがないケースが多い
- 東海地区以外で手に入れるのが難しい
という点です。
上記4点はお土産として選ぶ際に重要なポイントだと思うのでオススメです。
ただし、
- 厳密には名古屋のものではない
- 見た目が地味
- 販売期間が限られる
という点には注意が必要です。
特に販売期間は、9月-1月頃の限定商品なので、1年の半分弱しか手に入りません。
そのため、この期間以外は別のお土産を探す必要があります。
なお、上記期間内であれば、
名駅:タカシマヤのB1Fの常設店舗「すや」
セントレア:常設店舗「川上屋」
があるので比較的容易に入手可能です。
【まとめ】
味
★★★(絶品)
見た目
★(地味)
名古屋らしさ
★(名古屋のお菓子ではない)
入手性
★★(季節限定だが販売期間内の入手は容易)
豆福
かなりマニアックなお土産ですが、創業80年以上の老舗の豆菓子屋さんです。
公式ホームページはこちらです。
このお土産は、ちゃんとした名古屋のお店ですので「名古屋土産」とハッキリ言えます(笑)
豆菓子、と聞くと地味なイメージがありますが、ここは老舗ながらも面白い豆菓子が多く、評判が良いです。
季節によってラインナップは変わるのですが、例えば、
「アールグレイと和三盆のアーモンド」
「本わさびと青海苔のピスタチオ」
「マダガスカルバニラカシュー」
などはほぼ通年取り扱っており、非常に美味しいです。
画像出典: 豆福公式ホームページより
また、豆は縁起物として扱われるため、年末年始の帰省の際には「お年賀」として持参することも可能で、実際に豆福さんでは年末にはお年賀用の商品が出ていたりします。
以前このお年賀用の商品をお土産に持っていったのですが、非常に好評で、それ以来この商品をお土産にするよう指定されるほど気に入ってもらえました。
画像出典: 豆福公式ホームページより
このお土産の強みは、
- 他ではあまり見ない珍しさがある
- 味は間違いなく美味しい
- 様々な味(甘い・しょっぱい等)を組み合わせられるので老若男女問わず食べられる
- 名古屋以外では手に入りにくい
- お年賀用にも使える
という点です。
ただし、
- 「豆」なので高級感はあまりない
- 知名度が低い
という点には注意が必要です。
なお、店舗は
名駅:ジェイアール名古屋タカシマヤ B1F
栄駅:松坂屋名古屋 本館B1F
にあるので入手難易度は高くないです。
また、本店は名駅から少し離れたところにありますが、扱っている種類が多く、試食も可能なので時間がある方はオススメです。
(※現在、試食は衛生対策対応もあり休止しているようです)
店舗の詳細はこちらからどうぞ。
【まとめ】
味
★★★(絶品)
見た目
★(地味)
名古屋らしさ
★★(名古屋のお菓子だが名古屋っぽくはない)
入手性
★★★(いつでも手に入る)
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THE RAMUNE LOVERS
こちらはちょっと話題になっているのでご存じの方も居るかと思います。
THE RAMUNE LOVERSはJR名古屋タカシマヤに2021年3月3日にオープンしたショップで、実は「クッピーラムネ」でお馴染みの「カクダイ製菓」が展開する大人向け新ブランドです。
現在、タカシマヤの店舗は連日行列が絶えない状態となっています。
公式ホームページはInstagramでの展開となっており、こちらから見られます。
なお、カクダイ製菓は1919年創業の菓子メーカーで、本社は名古屋市西区にあるれっきとした名古屋のメーカーです。
味は色々とあるのですが、お土産向けには複数の味が入ったアソートボックスがオススメです。
ただ、アソートボックスは現在非常に人気で手に入りづらいので、売り切れの場合はラムネドルチェの「抹茶ラテ」か「ティラミス」と、生ラムネの「ハニーレモネード」などが良いと思います。
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このお土産の強みは、
- 名古屋でしか買えない
- 他にない食感・味が楽しめる
- (名古屋では)非常に話題の商品である
- パッケージも含め「映える」商品である
という点です。
一方で、
- どちらかと言うと女性向き
- 値段が高い
- (現時点では)入手するのが大変
という点には注意が必要です。
2021年3月時点ではアソートボックスは午前中には売り切れるほどの人気ぶりで、入手する場合には朝早い段階で並ぶ必要がありそうです。
値段は
- アソートBOX 5袋入 税込1620円
- アソートBOX 15袋入 税込3888円
- ドルチェシリーズ 税込918円
- 生ラムネシリーズ 税込810円
となっており、ちょっと高めの設定です。
【まとめ】
味
★★★(他にはない味と触感)
見た目
★★★(パッケージも含め◎)
名古屋らしさ
★★(名古屋の老舗の新商品)
入手性
★(並ぶ必要あり)
ちょっと厳かなお土産
目上の方に贈る場合など、「もうちょっと厳かなお土産」のケースでは以下の
「両口屋是清」
や
「美濃忠」
が定番だと思います。
簡単にですが少しご紹介します。
両口屋是清
色々な場所に店舗があり、容易に入手出来ます。
知名度もそれなりにある(ハズ)なので、受け取った側も「名古屋の土産」とすぐに認識できます。
両口屋是清といえばどら焼きの「千なり」が有名ですが、それ以外にも色々な種類があり、詰め合わせも多いため予算に合わせて選ぶことができます。
画像出典: 両口屋是清公式ホームページより
個人的には「二人静」が好きですね。
難点は
「全国どこでも入手できてしまう」
ということ。
全国の百貨店の地下などに出店しているため、どこでも手に入ってしまうという希少性のなさが気になります。
逆に言えば、お土産を買うのを忘れてしまった場合に何とかなる、という事でもあるのですが。。。。
美濃忠
美濃忠は名古屋では「贈答用和菓子の代表格」という扱いですが、「名古屋から出ない」という方針があるため知名度は低いです。
とはいえ、名古屋では「良いところのお菓子」としての地位を確立しており、大事な人向けには向いています。
画像出典: 美濃忠公式ホームページより
店舗は丸の内や平和公園の直営店のほか、名駅、栄、星ヶ丘などの百貨店にも店があるので、入手は容易です。
特に丸の内の本店はかなり立派な建物で、一見の価値があります。
以上、今話題の商品も含めてご紹介しました。
結局「とても名古屋らしい」商品というのはやはり難しいですね。
今回は以上です。
皆様の参考になれば幸いです。
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