名古屋の幼稚園選び

今日は名古屋市の幼稚園事情についてご紹介します。

先日、名古屋市の待機児童についてご紹介しましたが、今回は幼稚園についてご紹介します。

今回のポイントは
早めの情報収集と行動
です。

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保育園と幼稚園の違い

そもそも保育園と幼稚園はどう違うのかまとめてみました。
意外と知らない方も多いのではないでしょうか。

概要

■所管省庁
幼稚園:文部科学省
保育園:厚生労働省

■子供の年齢
幼稚園:3歳~小学校入学前まで
保育園:0歳~小学校入学前まで

■ルールを規定する法令
幼稚園:学校教育法
保育園:児童福祉法

■先生が有する資格
幼稚園:幼稚園教諭免許
保育園:保育士資格

■先生1人あたりの子供の数
幼稚園:原則35人以下
保育園
0歳児:3人
1歳児:6人
2歳児:6人
3歳児:20人
4歳児:30人
5歳児:30人

役割・目的の違い

幼稚園と保育園では法が定める役割・目的が異なっていて、以下の通りとなっています。

ざっと要約すると、
幼稚園=義務教育以後の教育の基礎を養う
保育園=子どもの保育と健全な心身の発達を図る
という目的の違いです。

【幼稚園の目的】

幼稚園は、義務教育及びその後の教育の基礎を培うものとして、幼児を保育し、幼児の健やかな成長のために適当な環境を与えて、その心身の発達を助長することを目的とする

引用元: 文部科学省HP「学校教育法第二十二条」より

【保育園の役割】

保育所は、児童福祉法(昭和22年法律第164号)第39条の規定に基づき、保育を必要とする子どもの保育を行い、その健全な心身の発達を図ることを目的とする児童福祉施設であり、入所する子どもの最善の利益を考慮し、その福祉を積極的に増進することに最もふさわしい生活の場でなければならない。

引用元: 厚生労働省HP「保育所保育指針」より

つまり、
幼稚園:家庭学習に上乗せする教育的な傾向が強い
保育園:家庭学習の代替(保育)としての傾向が強い
といったところでしょうか。

ちなみに、幼稚園と保育園を合体させたような「認定こども園」というものが2006年10月からスタートしており、幼稚園的な教育を受けながら、保育園的な長時間保育をしてくれる施設も増えてきています。

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公立幼稚園と私立幼稚園

どう違うのか

幼稚園には公立幼稚園と私立幼稚園があります。

公立幼稚園と私立幼稚園の違いは園によって異なってくるので明言はできませんが一般的には以下のような違いがあるそうです。

■私立幼稚園
独自のカリキュラムがあり、音楽に力を入れているところ、体育に力を入れているところ等、園によって大きく方針が異なっている。
通常の保育時間の後に外部から講師を呼んでいる場合もあり、早期教育に力を入れている。

■公立幼稚園
自由時間が多く、子供の自主性を養う方針のところが多く、外から見ると遊びの時間が多いように見える場合もある。
独自のカリキュラムを行っているところは少なく、早期教育的なものはあまりない。
また、バス通学があるところは少数派。

教育目線では上記のような違いがあるのですが、やはり1番の違いは費用でした。

なぜ過去形かというと、
2019年10月1日から3~5歳児クラスの幼稚園、保育所等の利用料が無償
になっており、現在は公立幼稚園と私立幼稚園の費用の違いは大きくないです。

もちろん、バス代、おやつ代や教材費などで差は出ますが、そこまで大きくはないです。
(差額として1万円程度、2万円高い、ということはあまりない)

※無償化についての詳細はこちらをご確認ください

そのため、個人的には
現在はよっぽどの事情がなければ公立だけでなく、自分の子供に合った特徴を持つ私立幼稚園も探した方が良い
と思います。

既に私立幼稚園が主流

実は幼稚園は全国的に私立幼稚園が主流になってきています。

文部科学省が公表している幼稚園の公立・私立の比率の全国平均は15.9%となっています。(文部科学省「幼児教育の現状」より)

また、政令指定都市別のデータで見ても私立幼稚園の児童数の割合が圧倒的に多く、名古屋も他の政令指定都市に比べれば私立の比率が高い方ではありませんが、それでも東京23区より私立幼稚園の比率が高いです。

【政令指定都市別公立幼稚園と私立幼稚園の児童数比率】

引用元: 学校基本調査「政令指定都市別 在園者数及び入園者数(3~5歳・認定区分別)」より作成

つまり、私立幼稚園に通うのは全然普通の事になっているということです。

なお、詳細はこちらをご覧いただければと思いますが、名古屋市立の公立幼稚園はそもそも数が少ないので場所によっては公立幼稚園が良くても選択肢がない、という可能性もあります。

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私立幼稚園は事前の情報収集が超大事!

ここが今回最も言いたかった事ですが、
私立幼稚園の入園は事前の情報収集がとても大事
という事を知っていて欲しいです。

名古屋の私立幼稚園の入園パターンとしては

  • 試験はほぼないか面接のみ
  • 3歳児未満を対象にしているプレ授業の参加者優先
  • 在園児保護者の紹介または卒園生の子供しか入れない

の3パターンのどれか、またはその組み合わせが多いです。

名古屋では知育や生活行動をみるようなしっかりした入試をやっている園はあまり聞きません。
(椙山の付属幼稚園ぐらい?)

試験はほぼないか面接のみの場合

色々調べると公式ホームページには入園に際してこのような選考をしているところが多く見受けられます。
確かに、名古屋の私立幼稚園はこのパターンが多いように感じます。

ただ、実はよく見ると、
3歳児クラス募集人数:若干名
と書いてあったり、プレ授業の募集があったりする園は注意が必要です。

そういう園は下に説明する、「プレ授業の参加者優先」か「紹介のみ」という可能性があり、事前の情報収集が欠かせません。

また、そうでない場合にも、願書受付の先着順であったり想定外のルールになっている場合もあるので注意が必要です。

プレ授業の参加者優先の場合

これは、年少の1年前にプレ授業を実施している園は、
そのプレ授業の参加者が優先で入園できる
というルールになっている園があるということです。

その場合、仮にプレ授業の参加者の入園希望で定員に達してしまった場合、
もうその園には入れない
という事を意味します。

そのため、こういった園に入るためには如何にプレ授業の募集情報を集め、早めに動くかがカギになってきます。

紹介優先の場合

これはもうそのまま、在園児保護者の紹介または卒園生の子供しか入れない非常にハードルの高い園です。
逆に言えばそういったフィルターが入ることで園児の質を保っているとも言え、評判も良いことが多いです。
(こういった事をしている園を気に入るか否かは個人個人の考えがあると思いますが…)

しかもこういった園の場合、そういったルールであることは公式ホームページに書かれていることは少ないため、自力で情報収集を行い、何とか紹介してもらえるように動くしかありません。

やはりこのパターンも早めの情報収集と行動が入園には必要です。

ハードルが高い幼稚園の例

名古屋市で人気があり、事前の情報を知らないと入園のハードルが高い例をご紹介します。
といっても、このような園はそういった事情があることは有名なので少し調べれば出てきますが。。。

東桜幼稚園

東区のとても評判が良い幼稚園で、小学校の人気学区が近いです。

この幼稚園は上記のプレ授業と紹介パターンの複合で、
例えば公式ホームページで「入園をお考えの方へ」というところを見ると、まず「未就園児親子体験教室」の案内が出てきます。

そしてそのページをよく読むと、下の方に
「※当該年度中に 3 回以上ご参加のお子さまは入園選考に際して面接が免除となります。」
という記載があるため、「プレ授業の参加者優先」という事が分かります。


引用元: 東桜幼稚園公式HP

上記の通り、よく読めばプレ授業が重要であることが分かります。

また、こういった口コミサイトを見ると、「紹介」や「推薦」という言葉が散見されます。
そのため、この園は「紹介優先」という性質もありそうです。

あいわ幼稚園

ここも名東区の人気学区にある有名な幼稚園です。

ここはプレ授業の情報はなく、募集ページをよく読むと、
「募集人数 若干名」
とだけ書いてあります。


引用元: あいわ幼稚園公式HP

これ以上の情報はほとんどないため、自力で情報収集が必要です。

例えば、口コミサイトには「在園児の紹介」「卒園児の紹介」「多い場合は抽選」といった言葉が散見され、非常に入園までのハードルが高い事が想像できます。

 

 

上記の例の園の場合ギリギリになってから情報収集や検討を始めたら手遅れだった、という事にもなりかねないため、早めの行動が必要です。

個々の幼稚園の情報も後々書いていこうと思います。

 

 

皆様の参考になれば幸いです。


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