はじめてのスマホ契約でオススメは?(大手キャリア編)

以前、LINE関するお話を書いたりしましたが、たまに
「子どものスマホ契約はケータイ会社とするのがオススメ?」
という質問をいただくので、簡単にまとめることにしました。

今回はいわゆる4大ケータイ会社(大手キャリア)に絞ってご紹介します。
本当は大手キャリア以外を選ぶと色々とお値打ちだったりするんですが、やっぱり最初は大手ということで。

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大手キャリアとそのメリット

いわゆる”大手キャリア”というのは

  • NTTドコモ
  • KDDI(au)
  • ソフトバンク
  • 楽天

の4社です。

この4社は、自社でケータイネットワークを持っており、ちょっとマニアックな言い方をすると「MNO」つまり、Mobile Network Operator(移動体通信事業者)です。
反対に、このMNOから回線を借りて商売をしている(自社で設備を持っていない)のが”MVNO”と呼ばれる事業者で、一般的には「格安SIM」と言われることが多いですね。

大手キャリアを選ぶメリットは色々あるんですが、代表的なところだと

  • 通信速度が速く、安定している
  • 実店舗があるので困った時に駆け込める

という2点でしょうか。
(最近は一部キャリアの安定性はちょっと微妙だったりしますが)

大手キャリアの通信可能エリアとしては

  • ドコモが最も広い(田舎でもつながる)
  • KDDI/ソフトバンクは同等
  • 楽天は明確に他3社よりもエリアが狭く、田舎・地下等に弱い

という感じ。

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大手キャリアのブランドについて

ちょっとややこしいんですが、大手キャリアは、楽天以外は”サブブランド”と”オンライン専用サービス”を持っていて、以下のような構造になっています。

ちなみに、大手キャリアが提供する上記のサービス品質に違いはありません。
では、何が違うかと言うと、以下のような感じです。

◯サブブランドの特徴
サブブランドはメインブランドと比較すると

  • 完全無制限データ通信プランが無い
  • ハイエンドスマホの取り扱いが無い
  • 料金がメインブランドよりも安い

という特徴があります。

「ハイエンドスマホの取り扱いが無い」という点については、
「iPhone16をワイモバイルから買うことはできるが、iPhone16 Proは買えない」
と言えばわかりやすいでしょうか。
もちろん、iPhone16 ProをAppleStore等で購入し、ワイモバイルの回線で使うことはできます。

◯オンライン専用プランの特徴
オンライン専用プランは簡単に言うと
「かなり安いかわりに手厚いサポートが無い」
という感じ。
自分で設定できる人はオンライン専用プランがかなりオススメですね。

余談ですが、オンライン専用”ブランド”じゃあない理由はahamoがメインブランド(ドコモ)の料金プランの1つという扱いだから。
もともと、ahamoもサブブランド・オンライン専用ブランドとしてサービス設計がなされていたのですが、お上から「メインブランドで格安プランを作れよ!サブブランドは許さん」という政治的圧力があったとか。
実際、ahamoの開始当初はMNP(番号ポータビリティー)手続きが必要と案内されていましたからね。(ソフトバンクからワイモバイルに移る手続きと同じ)

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スマホデビューに適した料金プラン

前置きが長くなりましたが本題です。

「小学校高学年・中学生がスマホデビューをする場合にどのキャリア、料金プランが良いのか」
というのを見ていきましょう。

なお、ご家庭によって求める条件は異なると思いますが、

  • データ通信は無制限でなくても良い(数ギガ~30ギガ程度)
  • 3,000円/月程度に抑えられる
  • キッズケータイとかではなくスマホデビューを想定
  • スマホ(端末)は親のお下がりを使う

という条件で見ています。

ドコモ

ドコモの場合

  • U15はじめてスマホプラン
  • ahamo

あたりが候補になってきます。

【ドコモ】U15はじめてスマホプラン

ドコモは”申込時15歳以下”の条件で格安プランを用意しています。
公式ページはこちらから見られますが、簡単にまとめると以下のようになります。

特徴的なのは
「最初の5分の通話無料が付帯している」
「ドコモの家族内通話が24時間無料」

という2点でしょうか。

オススメは5GBプラン。
5GB+5分通話定額で1,815円は安いですし、さらに家族がドコモを使っていたら何分でも通話無料になるのも強いです。
なお、支払をdカードに指定するとさらに187円の割引を受けられます。

10GBプランも存在していますが、値段的には後述のahamoと大きな差は無いにも関わらず、通信容量は3倍の差があるのでかなり微妙というのが正直なところ。

注意点としては、「19歳を迎えるまでの料金プラン」というところで、満19歳を迎えた翌月から5GBプランの場合は1GBに、10GBプランの場合は2GBまで通信容量が減ってしまうので、後述のahamo等へのプラン変更が必須というところです。

「家族がドコモを使っていてdカードで既に支払っている」「通信容量は5GBあれば充分」という場合は結構オススメ。

【ドコモ】ahamo

ドコモが良いけど、U15はじめてスマホプランだと通信容量が足りない!という場合はahamoが有力な選択肢になります。
公式ページはこちらから見られますが、簡単にまとめると以下のようになります。

料金プランとしてはかなりシンプルで、
「3,000円で30GB使える料金プラン」
と覚えておけばほぼ間違いないもの。

地味に5分通話定額、海外利用も30GBの枠内でOKというのも標準で付帯しているので使い勝手も良いです。

なお、余談ですがahamoはWeb専用プランですが”ドコモの料金プランの1つ”という位置づけなので、
「特定の高額な料金プラン契約を条件にしたスマホの大幅割引」
というキャンペーンを受けつつ、翌月に即ahamoへ料金プラン変更という技も使えたりします。
(量販店で普通に勧められます…)

KDDI(au)

KDDI(au)は各種割引(KDDIの光回線を使っている等)が無いと高いので今回の条件には合致しないというのが正直なところ。
UQモバイルも割引無しの状態では3,000円を大きく超えてしまうプランしか無くなってしまいましたし、オンライン専用のpovoも格安ですが従量課金なので小中学生にはあまり向いていません。

とはいえ、”該当なし”と言ってしまうのも微妙なので25年夏から始まった
「U16バリュープラン」
をご紹介します。
なお、12歳以下向けの「U12バリュープラン」もありますが、通信容量無制限であるかわりに300kbpsしか速度が出ないので割愛します。

【au】U16バリュープラン

auは”申込時16歳以下”の条件で格安プランを用意しています。
公式ページはこちらから見られますが、簡単にまとめると以下のようになります。

このプランの強みは

  • KDDI系列のサービス(光回線やauスマホ)を家族が使っているとかなり安くなる
  • 基本的に解約/料金プラン変更しない限り同条件で使い続けられる

という2点。

大手キャリアのメインブランドで20GBを3,000円未満で使い続けられるのはかなり魅力的です。

一方で、KDDI系列のサービスを使っていないなら割高なので検討する価値はありません。

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ソフトバンク

ソフトバンクの場合は候補が多く、

  • スマホデビュープラン+ ライト
  • シンプル3S(ワイモバイル)
  • LINEMOベストプラン(LINEMO)
  • LINEMOベストプランV(LINEMO)

あたりが候補になってきます。
スマホデビュープラン+ ライトのみメインブランドで、それ以外はサブブランド、オンライン専用プランです。

スマホデビュープラン+ ライト

ソフトバンクは”申込時5-22歳以下”かつ”スマホを使ったことがない”人向けのプランを提供しています。
公式ページはこちらから見られますが、簡単にまとめると以下のようになります。

正直に言って、最初の1年が安いだけでそこまで良いプランではありません。
光回線とのセット割引も家族割引も通話定額も無し。
これを契約するんだったらドコモのU15はじめてスマホプランの方が良いです。

【ワイモバイル】シンプルS

ソフトバンクのサブブランド、ワイモバイルの最安プランです。
公式ページはこちらから見られますが、簡単にまとめると以下のようになります。

シンプル3Sも正直に言ってそこまで安くは無いんですが、auと同様、家族がソフトバンクの光回線やワイモバイルを使っているとかなりオトクになります。
ソフトバンクの光回線を使っているだけで約1,500円/月で5GB使えるので結構強いです。

また、LYPプレミアムが料金に含まれているのも地味に嬉しいポイントで、

  • 有料のスタンプの一部が使い放題
  • LINEアルバムに動画や高画質画像をアップできる

といった特典が利用できます。

ソフトバンク系列のサービスを使っていないなら割高ですが、LYPプレミアムは魅力的に映るかもしれません。

【LINEMO】LINEMOベストプラン

LINEMOはソフトバンクのオンライン専用ブランド。
公式ページはこちらから見られますが、簡単にまとめると以下のようになります。
なお、公式HPでは「格安SIM」と言っていますが、品質はソフトバンク、ワイモバイルと同じです。

やはり何と言っても強みは
「LINEトーク・通話が無限に使える」
というところでしょう。

屋外で家族・友人に画像や動画を共有する場合も容量を気にしなくて良いですし、LINE通話(ビデオ通話含む)も無限に利用できる。
地味ですが、10GBを超えても15GBまでは300kbpsで通信ができるので、時間はかかりますが必要最低限の通信が可能なのも良ポイント。

唯一の難点は、独自のフィルタリングサービスがiPhoneにしか提供されないこと。
ホームページではAndroid向けも「”ファミリーリンク”アプリを提供する」と書いてありますが、これはGoogleがAndroid向けに提供している無料アプリ。
機能的には独自のフィルタリングサービスよりもできることが限られますし、ある程度の知識が求められるのでおすすめ出来ません。

そのため、LINEMOでAndroidを使う場合こちらのようなフィルタリングソフトを自分で導入する必要があります。
(550円/月で使えるので、このフィルタリングソフトを入れたとしても安い部類ですが)

自分のiPhoneのお下がりを渡す&通信容量は10GBで充分、という場合は最有力プランです。

【LINEMO】LINEMOベストプランV

こちらは、LINEMOベストプランの容量が30GBに増加&最初の5分の無料通話がついたプランです。

基本的な内容はほぼ変わらず、独自のフィルタリングサービスがiPhoneにしか提供されないのも同じ
また、地味な変更点ですが、30GBを超過しても45GBまでは1Mbpsで通信できるというのも大きく、実質45GBまではそこまでストレス無く通信できるのはかなり嬉しいです。

直接的な競合はahamo。
ahamoとの違いは

  • Androidに独自のフィルタリングサービスない
  • LINEトーク・通話が無制限り利用可能
  • 45GBまでは1Mbpsで使える

というところ。
10GB以上の通信容量が必要&iPhoneで使うならこのプラン一択ですが、Androidの場合悩ましいですね。

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楽天

楽天の場合、料金プランは1つで、Rakuten最強プランのみです。

【楽天】Rakuten最強プラン

楽天モバイルのプランの詳細はこちらから見られますが、簡単にまとめると以下のようになります。

やはり容量無制限はかなり魅力的で、30GB以上通信を使う場合はこのプラン一択。
なお、専用アプリを利用すると国内通話は無料ですが、品質がかなり悪いので注意。
家族内の連絡はLINE通話を使ったほうが音質が良いです。。。

難点としてはフィルタリングサービスが有料(550円/月)なところ。
ただ、このフィルタリングサービスは他社には無い特徴があり、
LINE,Instagram,Viber,Rakuten Linkの通信内容を監視してアラートを出してくれます

引用元:楽天モバイル公式サイトより

…人の心とかないんか?と言いたくなるような過激な内容ですが、さすがにいつでも子どもの端末側からOFFにできる仕様になっています。

前述の通り、楽天はまだエリアが弱いので、「子どもといつでも連絡をとりたい」という最大の目標を考えると選択肢として微妙ですが、中学生・高校生になると通信量もかなり増えるので、選択肢の1つにはなるでしょう。

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結局どのプランが良いのか?

これまでの料金プランをまとめると以下のようになります。

シチュエーション別のオススメは以下の通りです。

通信量5GBまでで良い場合

ドコモのU15はじめてスマホプランの5GBプランが最もコスパが良いです。
5分通話無料も付帯していますし、そもそもの月額料金が安い。

ソフトバンクの光回線を使っている場合はワイモバイルのシンプル3Sもオトクに使えます。

通信量は10GB程度欲しい場合

LINEMOベストプランが最もコスパが良いです。
そもそもLIEN通話・トークが無制限に使えますし、10GBを超過しても15GBまでは300kbpsで通信できるのはかなり強いです。

Androidの場合は別途フィルタリングサービスを自前で用意する必要がありますが、それでもドコモのU15はじめてスマホプラン(10GB)より安く、19歳でプラン変更の必要もありません。

通信容量10GB以上欲しい場合

この場合、iPhoneならLINEMOベストプランV、Androidならahamoという感じ。
iPhoneの場合、別途フィルタリングサービスを用意する必要はないため、3,000円未満で30GB利用可、LINE通話・トーク無制限、45GBまでは1Mbps通信可能というかなり強いサービスになります。

Androidの場合、LINEMOベストプランVだと550円のフィルタリングサービス代がかかるのでahamoの方がコスパが良い感じ。
それでも、LINE通話・トークをたくさん使う、30GBを超過することが多いならLINEMOベストプランVもアリだと思います。

楽天モバイルは魅力的なんですが、やっぱり「子どもと連絡を取りたい」というスマホを持たせる大前提が崩れるのがちょっと微妙です。。。

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以上、今回は
はじめてのスマホ契約でオススメは?(大手キャリア編)
をご紹介しました。

今回の表題画像はAIが考える
「はじめてスマートフォンを両親に買ってもらって喜んでいる日本人男子中学生の様子」
(A Japanese middle school boy is delighted after his parents bought him his first smartphone.)
です。
両親…というには年齢が…。。。

皆様の参考になれば幸いです。


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