2023年における東海地区の中学受験スケジュールとパターンをまとめましたのでご紹介します。
東海地方は関東地方に比べれば選択肢がかなり少なく、受験校選択や受験パターンに悩むことは少ないのですが、
「こういう日程で受験が進んでいく」
というイメージを掴むために作ってみました。
今回は女子編です。
男子編は以下からどうぞ。

各校の入試日程
まずは基本となる各校の入試日程をご紹介します。
なお、情報は2022年8月24日時点のものです。
また、昨今の状況から日程は変更になる可能性があるので、最終的な手続きの際には最新情報を確認することを強くおすすめします。
南山女子
南山女子の募集要項は以下のページに掲載されています。
まとめると、以下のようになります。
- 出願期間
2023年1月4日〜1月14日正午(書類は1月14日消印有効)
- 出願方法
インターネット
- 試験日
2023年1月28日
- 合格者発表
2023年1月29日に速達簡易書留にて郵送
- 入学手続期限
2023年2月9日まで
滝中学
滝中学の募集要項は以下のページに掲載されています。
まとめると、以下のようになります。
- 出願期間
2023年1月10日〜1月25日(書類は1月26日必着)
※小学校に記入依頼が必要な調査書を提出する必要あり
- 出願方法
インターネット
- 試験日
2023年2月5日
- 合格者発表
2023年2月8日10時からインターネットにて発表
- 入学手続期限
2023年2月9日14時まで
愛知淑徳
愛知淑徳の募集要項は以下のページに掲載されています。
まとめると、以下のようになります。
- 出願期間
2023年1月10日〜1月20日(書類も1月20日簡易書留で必着)
※小学校に記入依頼が必要な調査書を提出する必要あり
- 出願方法
インターネット
- 試験日
2023年1月29日
- 合格者発表
2023年2月1日10時からインターネットにて発表
- 入学手続期限
2023年2月9日12時まで
聖霊中
聖霊中(学科)の募集要項は以下のページに掲載されています。
まとめると、以下のようになります。
- 出願期間
2022年12月18日〜12月26日(書類は12月27日簡易書留で必着)
- 出願方法
インターネット
- 試験日
2023年1月15日
- 合格者発表
2022年1月17日に発送(郵送)
- 入学手続期限
2022年2月1日まで
金城学院中
金城(四科入試)の募集要項は以下のページに掲載されています。
まとめると、以下のようになります。
- 出願期間
2023年1月3日~2023年1月9日(書類は1月9日消印有効)
※小学校に記入依頼が必要な調査書を提出する必要あり
- 出願方法
インターネット
- 試験日
2022年1月21日
- 合格者発表
2022年1月24日9時からインターネットにて発表
- 入学手続期限
2022年2月2日まで
愛知中学
愛知中学の募集要項は以下のページに掲載されています。
まとめると、以下のようになります。
- 出願期間
2023年1月6日~1月13日
- 出願方法
インターネット
- 試験日
2023年1月21日
- 合格者発表
2023年1月24日10時からインターネットにて発表
- 入学手続期限
2023年2月10日12時まで
椙山女学園中
椙山の募集要項は以下のページに掲載されています。
まとめると、以下のようになります。
- 出願期間
2022年12月10日~2023年1月19日(書類は1月9日消印有効)
※登録自体は12月1日から可能
※調査書は不要だが通知の写しを提出
- 出願方法
インターネット
- 試験日
2023年1月29日
- 合格者発表
2022年1月31日12時からインターネットにて発表
- 入学手続期限
2022年2月3日まで
受験のパターン
上記だけだと分かりづらいので、時系列のまとめとパターンを考えてみました。
女子も例年通り、といった感じで、特に大きな変更点はありません。
数年前に金城 or 愛知の合否が分かる前に、椙山か淑徳かを選択しなければならない日程だったことがありますが、今年はそのような悩ましいスケジュールではないです。
時系列まとめ
上記の各校の出願開始日と出願期限および受験日と合格発表、手続き期限をまとめると以下のようになります。
出願開始日と出願期限
出願開始日と出願期限をまとめると以下のようになります。
女子の場合は12月前半から出願がスタートし、10日程度で出願期間が終わってしまう学校もあるので注意が必要です。
また、女子の場合は調査書が必要な学校が多く、小学校に記入を依頼する必要が出てくるケースもあるので、早めの対応が肝心だと思います。
書類提出は「必着」のところと、「消印有効」のところが混在しているのも間違えやすいポイントですね。
受験日と合格発表、手続き期限
受験日と合格発表、手続き期限をまとめると以下のようになります。
なお、図中にある日能研予想偏差値はここから確認できます。
例年同様、合否が不明な状態での選択は「南山女子の合否が分からない状態で椙山 or 愛知淑徳を選択する」というのがありますが、どちらかと言うとこの選択は南山女子の合否よりも、それ以前に合否が分かっている聖霊/愛知/金城の結果が重要だと思うので、合否が分からない中での不安な決断になる可能性は低いのではないでしょうか。
受験のパターン
女子の場合、選択肢が分かれるポイントは
- 1月21日の愛知 or 金城のどちらを受験するかは完全に好み
- 1月29日に椙山か愛知淑徳のどちらを受験するかはそれまでの聖霊/愛知/金城の合否状況を考慮して決める
の2点です。
図中にも書いていますが、2月1日から2月3日にかけて来る複数校の入学手続き期限のタイミングでは、滝中学以外の合否は分かっているので難しい判断となることは少ないのではないでしょうか。
(※ただし、2月1日は、10時は愛知淑徳の結果発表と聖霊の入学手続き期限が重なっており、タイミングが微妙なので事前確認等の準備は必要)
また、入学金の2重払いが発生するのも、
「聖霊/金城/椙山に行くつもりで手続き(入金)も終わっていたが、滝中学に合格してそちらに行くことになった」
というケースのみなので分かりやすいです。
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以上、今回は
2023年 東海地区の中学受験スケジュールまとめ (女子編)
をご紹介しました。
皆様の参考になれば幸いです。
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