今日は
「中学受験を考えた場合どこに住むのが良いのか?」
というお話をご紹介します。
簡単に言えば、
- そもそも私立中ってどこにあるのか
- 東海地区における中学受験の4大塾はどこにあるのか
- 各塾の最上位クラスにこだわる必要はあるのか
といったお話をまとめます。
東海地区の私立中はどこにあるのか
まとめると、以下のようになります。
上記マップには入っていませんが、聖霊中と滝中は学校が運営するバスがあり、滝中は江南駅から、春日丘中は東山線藤が丘駅から、聖霊中は以下の名古屋市営地下鉄駅から乗ることができます。
- 上社駅
- 本郷駅
- 藤が丘駅
- 植田駅
- 原駅
- 平針駅
- 赤池駅
志望校が決まっている場合は、沿線か近隣の駅に住むと通学としては楽になります。
中学受験塾はどこにあるか
東海地区の中学受験は大手の場合、日能研、名進研、浜学園、馬渕教室の4塾に通うことが多いです。
この4塾がどこにあるかマッピングしてみました。
(※マップ内で文字記載があるのは複数の塾がある駅)
やはり名駅は市外からの受講者も可能性があるので4塾あり、次いで御器所、本山、千種、藤が丘が3塾ある、という状況です。
通常、複数塾存在する場所の場合、競争原理が働くので良い先生が配置される可能性が上がります。
ただ、表にもあるように、上位/最上位クラスがある校舎は特にその塾が力を入れている場所でもあるので、そういう意味では、千種駅や名古屋駅などは複数塾がある立地なうえ、上位/最上位クラスがある場所なので、競争が激しく、各塾が力を入れている可能性が高そうです。
ただ、実際に塾に通う事を考えた場合、
- 入塾テストでご縁が無かったと言われる可能性がある
- お子様と塾の雰囲気が合わない可能性がある
- 5・6年の夜遅くまである授業の送迎が発生する可能性がある
- 先生は異動で別の教室に行ってしまう可能性がある
- 移動時間がもったいない
という事を考えると、
「自転車で通える距離で複数の塾が選べる」
という事が重要だと思います。
特に送迎は5・6年生の場合は21時頃まで授業があったりすることもザラで、夏期講習などは平日の勤務時間帯に授業が始まったり終わったりすることも増えてくるので、親が送り迎え出来ないパターンも増えてきます。
そのため、「お子様自身が単独で通える」というのはイザという時に非常に大事です。
まとめると、中学受験の塾に通うことを考えると
名駅/御器所/新瑞橋/八事/千種/本山/植田/一社/藤が丘駅またはその隣駅
に住むと、様々な事態に対処する事を考えるとおすすめできる、といったところでしょうか。
(参考)各塾の上位/最上位クラスについて
詳細は別途書くと思いますが、上位/最上位クラスについては各塾で位置付けが異なり、
- 日能研Zクラス:灘・開成などの県外最高峰を狙うクラス
- 日能研G講座:東海・南山女子の上位合格を狙う追加講座
- 名進研Sクラス:東海・南山女子の合格保証制度があるクラス
- 浜学園最高レベル特訓:関西、関東の最難関中学レベルの講座
- 馬渕教室NKクラス:灘(N)開成(K)などの県外最高峰を狙うクラス
- 馬渕教室SSSTクラス:東海・南山女子の上位合格を狙うクラス
といった感じになっています。
人それぞれ考え方は違うかと思いますが、個人的には日能研Zクラスや浜学園NKクラスは東海地区の中学受験にはオーバースペックだと思います。
東海地区の中学受験は基本的に応用クラス(日能研ならMクラス)レベルの、いわゆる最上位クラスでなくても合格できると思うので、塾によっては「東海・南女に合格するなら最上位クラスに通わないと!」と考えなくても良いと思います。
まとめ
以上を簡単にまとめると中学受験を見据えた場合、
同じ路線等志望校に通いやすく、複数の塾が存在する駅(※)かその隣駅を選ぶ
と良いのではないかと思います。
(※名古屋駅/御器所駅/新瑞橋駅/八事駅/植田駅/一社駅/本山駅/千種駅/藤が丘駅)
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以上、今回は
中学受験を見据えた住所選び
についてご紹介しました。
皆様の参考になれば幸いです。
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