名古屋市プレミアム商品券2023について、5月16日の状況をまとめましたのでご紹介します。
恐らく、申込み締め切り前最後となる今回の発表、当サイトを見られている方は最後まで判断を保留にしてきた方も多いかと思いますが、紙版・電子版のどちらが有利なのか見ていきましょう!
なおベースとなっている情報は以下の公式サイトで公表されている数字です。
申込み人数推移
公式HPでは”申込件数”となっていますが、要するに「何人申し込んだのか?」という数字です。
2022年の申込み状況と比較するため、2022年の推移データと重ねたグラフとしています。
※厳密には2022年と2023年では応募期間の日数が微妙に違いますが、無理やり重ねました
引用元:名古屋市プレミアム商品券応募サイトより作成
締め切り直前の現時点で、
紙版:47.7万人
電子版:22.0万人
の方が申し込んでいます。
前回から考えると若干電子版の申込みの伸びが増していますが、それでも紙版の勢いに比べれば弱いですね。
申込率推移
これは、用意された発行数に対して、何口の応募があったか、という割合を示しています。
例えば、2023年の電子版は75万口発行されるわけですが、仮に37.5万口の応募があった場合は、申込率50%、という考え方です。
実は件数よりもこちらが大事で、これが100%を超えると抽選という事になり、申込率が低ければ低いほど当選率は上がります。
こちらも2022年の申込み状況と比較するため、2022年の推移データと重ねたグラフとしています。
※厳密には2022年と2023年では応募期間の日数が微妙に違いますが、無理やり重ねました
引用元:2023年名古屋市プレミアム商品券応募サイトより抜粋
上記の通り、紙版も申込率が100%超となり、紙版・電子版両方で抽選実施が確定しています。
注目すべきは申込率の伸びで、前回から比べて、若干電子版の伸びが復活しているので予想よりも申込率の差は縮まっていないですね。
とは言え、紙版の方が勢いがあるため差は縮まっており、申込率の差は僅か7.8%となっています。
よく言われる、”当選倍率”という表現だと、
紙版:約1.3倍
電子版:約1.4倍
という事になるでしょうか。
当選確率
では、申込率を当選確率に換算するとどうなるのか、というのをご紹介します。
(計算方法はちょっとややこしいので記事の最後に参考として掲載しています)
引用元:2023年名古屋市プレミアム商品券応募サイトより抜粋
上記の通り、現時点の当選確率は
紙版:76.9%
電子版:72.6%
となっており、当選確率差はわずか4.3%。
どちらを選ぶ?
この先、残っているのは
- 5月17日の期限までにWeb申込があった分
- 5月17日中に投函されたはがき申込分(消印有効)※紙版のみ
という事で、いわゆる「駆け込みの申込分」で最終的な当選確率が決まります。
ここからは完全に推測なので外れるかもしれませんが、個人的には
「紙版と電子版の当選確率は同等か紙版の方が低くなるかも」
と思っています。
これは、
- 去年の駆け込み申込は紙版の方が多かった
- はがき分は紙版だけが対象
という2点が理由。
前者は昨年と比較して、「途中経過の発表がある」という周知は充分なされていたと思うので、駆け込み申込が去年よりも多い可能性が高い、というのも挙げている理由の1つです。
後者については、はがき申込分は消印有効のため集計までタイムラグがあるので、恐らく5月18日~5月19日頃までに到着するはがきが対象となると考えると、少しだけ紙版の方が増加する要素が多いかな、と思いました。
まぁ、それでも当選確率は微々たる差であるとは思うので、結局のところ
「紙版と電子版のどちらが自分に合っているか」
という視点で考えてしまって良いと思います。
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以上、今回は
[2023年 プレミアム商品券]5月16日の状況
についてご紹介しました。
約1ヶ月に渡ってご紹介してきた2023年プレミアム商品券の当選確率に関する記事の定期更新も今日が最後です。
興味がない方には全然面白くない内容だったかと思いますが、お付き合いいただきありがとうございました。
使用可能店舗等のまとめは以下のページにまとめていますのでご興味があればどうぞ。

また、フォロワーさんから、
「利用可能店舗をマップ化した」
というご連絡がありました。
非常に分かりやすいサイトになっているので、利用時に活用してみると良いかと思います。
皆様の参考になれば幸いです。
以下に以前掲載した申込時の注意点と当選確率の計算方法を再掲します。
申込時の選択肢について(再掲)
さて、電子版、紙版両方の抽選実施が確実になったという事で、申込時の選択肢について少しご紹介します。
紙版、電子版ともに、申込時に
「もしも一次抽選で落選したら、もう他方の商品券を希望するか?」
といった質問項目があります。
この選択肢について紙版、電子版それぞれについて解説します。
紙版の場合
紙版の申込時に、この選択肢に対して
「落選の場合に電子商品券を希望する」
という選択肢を選んだ場合、
「電子版の申込率が100%未満だった場合は余剰分抽選に参加する」
という選択をしたことになり、これは同時に
「紙版の辞退者が出た場合の2次抽選に参加しない」
という選択をした事になります。
現在、電子版は抽選が決定しており、余剰が0のため、この選択肢で電子版の余剰分抽選に参加する方を選ぶ意味はないです。
引用元:2023年名古屋市プレミアム商品券公式サイトより作成
つまり、少しでも当選確率を上げるためには「落選の場合に電子商品券を希望しない」を選ぶ方が良いです。
電子版の場合
電子版の申込時に、この選択肢に対して
「落選の場合に紙商品券を希望する」
という選択肢を選んだ場合、
「紙版の申込率が100%未満だった場合は余剰分抽選に参加する」
という選択をしたことになり、これは同時に
「電子版の辞退者が出た場合の2次抽選に参加しない」
という選択をした事になります。
現在、紙版は抽選が確定しており余剰が0のため、この選択肢で紙版の余剰分抽選に参加する方を選ぶ意味はないです。
つまり、少しでも当選確率を上げるためには「落選の場合に紙商品券を希望しない」を選ぶ方が良いです。
引用元:2023年名古屋市プレミアム商品券公式サイトより作成
(参考)当選確率の計算方法
5月2日の電子版の数字をベースにご説明します。
5月2日時点の電子版は、
- 申込人数:175,974人
- 申込口数:829,633口
という状況です。
ここから、まずは1人あたり何口申し込んでいるか、というのを出します。
829,633口÷175,974人≒4.7口
つまり、1人あたり約4.7口申し込んでいる、ということです。
今回のプレミアム商品券は一部当選、という概念はなく、申し込んだ口数の100%が当選するか、全て落選するかなので、ここからおおよそ何人の当選者が出るか計算できます。
2023年の電子版の発行口数は750,000口なので、
750,000口÷4.7口≒159,082人
つまり、だいたい159,082人の当選者が出ることになります。
※ここで小数点以下の切り捨てをしています
現在、申込人数は175,974人なので、
159,082人÷175,974人≒0.904
つまり当選確率が90.4%ということになります。
実際の抽選方法が非公開なので実際の当選確率と合っているかわかりませんが、公開されている情報から計算するとこうなります。
もし考え方が間違っていたら修正しますのでコメントいただけると嬉しいです。
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