名古屋市における子育て世帯への10万円給付について

今日は、名古屋市における子育て世帯への10万円給付について、

  • 申請が必要なのか不要なのか
  • 申請が必要な場合はどうするのか
  • いつ支給されるのか
  • 一括支給など、どのような形で支給されるのか

といった情報をまとめます。

ちょっと書くか迷ったのですが、ホームページの表記が分かりづらいので簡単にまとめることにしました。

なお、本件の名古屋市のホームページは以下の2つで、最新情報は必ずこちらをご確認ください。

名古屋市:ページが見つかりません(名古屋市)
名古屋市:ページが見つかりません(名古屋市)

今回の内容をまとめると、以下のような内容となります。

名古屋市の10万円給付のまとめ

引用元:名古屋市のホームページ「子育て世帯への臨時特別給付について」
および
「子育て世帯への臨時特別給付(先行給付金)について」より作成

詳細は以下をご確認ください。

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10万円給付の対象について

2つの条件

今回の給付は

  • 0歳から18歳までの児童の保護者である
  • 令和2年の所得が児童手当の所得制限限度額未満である

この2つ両方を満たす方が対象になっています。

0歳から18歳までの児童の保護者である

上記名古屋市のホームページを見ると、

0歳から18歳までの児童(平成15年4月2日から令和4年3月31日生まれの児童)の保護者のうち、生計を維持する程度の高い方

引用元:名古屋市ホームページより抜粋

となっています。

元号表記なので分かりづらいですが、つまり、
2003年4月2日から2022年3月31日生まれの子供の保護者である
ということが条件です。

年齢よりも生年月日で見たほうが間違いがないです

令和2年の所得が児童手当の所得制限限度額未満である

これも上記名古屋市のホームページを見ると目安が記載されており、

10万円給付の所得制限目安

引用元:名古屋市ホームページより抜粋

となっています。

こちらは容易に判断ができませんが、既に児童手当を受け取っている方なら、2021年9月に受け取った児童手当が以下の内容で計算した金額になっているかで判断できます。

児童手当の金額

引用元:名古屋市ホームページより抜粋

たとえば、2歳の子供1人がいらっしゃる場合、
15,000円x4ヶ月=60,000円
が9月に支給されているはずです。

もし、所得制限未満ではない場合は、子供1人5,000円の支給になるので、
5,000円x4=20,000円
しか支給されていません。

もちろん、お子様が複数人いらっしゃる場合は上記のような計算を人数分行う必要はありますが、金額差が大きいので確認は難しくないと思います。

残念ながら、16-18歳のお子様のみがいらっしゃる方など、「児童手当の対象ではないが今回の給付の対象である方」は所得制限限度額から判断する必要があります。

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申請と受取方法、時期

まとめると、冒頭にも示しましたが、以下の図のようになります。

名古屋市の10万円給付のまとめ

引用元:名古屋市のホームページ「子育て世帯への臨時特別給付について」
および
「子育て世帯への臨時特別給付(先行給付金)について」より作成

申請が必要な人

申請が必要なのは

  • 公務員の方
  • 2021年9月30日時点で2003年4月2日から2006年4月1日生まれの児童のみを養育している方

となっています。

公務員の方はどんなケースでも申請が必要のようです。

公務員の方以外でも、2021年9月30日時点で高校生世代(2003年4月2日から2006年4月1日生まれの児童)のみを養育している方は申請が必要のようです。

上記以外の人は申請不要となっています。

申請時期について

上記の申請が必要な人は
2022年1月5日から申請受付を開始
するようです。

申請期限は2022年3月31日(消印有効)までとなっています。

申請様式は2022年1月5日に名古屋市のホームページにアップロードされるほか、申請が必要な方で公務員でない方には、2022年1月17日以降順次、案内チラシ、申請書等及び切手不要の返信用封筒が発送されるとのことです。

申請先は原則2021年9月30日時点で居住していた自治体となります。
公務員の方で、2021年9月1日以降に生まれた新生児分については、出生届や児童手当の認定請求をした自治体が申請先となります。

支給方法と支給先、支給時期

一括支給なのか分割支給なのか

現時点の情報では、
年内に10万円が一括支給される方は居ない
ように見えます。

つまり、

  • 2021年に5万円+2022年に5万円の分割支給
  • 2022年に10万円を一括支給

2パターンしか無いです。

そして、どちらのパターンになるかは

  • 分割支給
    →2021年9月分の児童手当受給者(公務員除く)
  • 一括支給
    →上記以外の人

という形で分かれるようです。

支給先

支給先は

  • 申請不要の方は児童手当受取口座
  • 申請が必要な方は申請した口座

に振り込まれるようです。

支給時期

支給時期は、

  • 分割支給
    →2021年12月24日に5万円/2022年1月中に5万円
  • 一括支給
    →2022年1月28日以降に10万円

となっています。

その他注意点

まとめ図にも書きましたが、分割支給対象者には、2021年12月15日に案内書面が発送済みですが、この内容は過去の現金5万円+クーポン5万円を支給する前提での案内だそうで、今回の方針変更には合致していないので注意が必要です。

このことは以下の報道でも指摘されています。

Yahoo!ニュース
Yahoo!ニュースは、新聞・通信社が配信するニュースのほか、映像、雑誌や個人の書き手が執筆する記事など多種多様なニュースを掲載しています。

※2021年12月17日更新
案内文の現物を見ましたが、そこまで混乱を生むような記載はなかったです。
強いて言うなら、残りの5万円の話が一切書いていなかったので、最新情報をネット等で見ていない方は
「残り5万円はどうなるの!?」
って感じるぐらいだと思います。

今回は以上です。

また続報があれば更新または新記事を書かせていただきます。

皆様の参考になれば幸いです。


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