2026年 東海地区私立中学の受験者数・倍率・偏差値の変化まとめ(女子編)

今回は私立中学の受験者数・倍率・偏差値の2026年データが概ね揃いましたので過去のデータと併せてご紹介します。

今回は女子編ということで、女子校+共学校の

  • 南山女子
  • 滝中
  • 愛知淑徳中
  • 金城学院中
  • 愛知中
  • 椙山女学園中
  • 愛工大名電中
  • 春日丘中

を対象としました。
(※聖霊中はVAP入試がメインとなり学科利用入試の絶対数が減少し、数字の安定性が微妙になってきたので25年から除外しています)

男子編(男子校+共学校)の記事は以下からどうぞ。

2026年 東海地区私立中学の受験者数・倍率・偏差値の変化まとめ(男子編)
2026年の東海地区の中学受験では受験者数・倍率・偏差値がどう変化したかまとめました。 今回は男子編ということで、男子校と共学校についてまとめました。
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偏差値の推移

2013年から2026年の日能研結果R4偏差値の推移は以下のようになりました。

今回採用している「日能研R4偏差値」とは、日能研の全国模試における合格率80%のラインの事です。
ざっくり言ってしまえば、
合格率が80%となる偏差値
だと思っていれば良いと思います。

日能研の全国模試なので、名進研の偏差値と異なり関東や関西の超難関校(開成や灘など)を受験する人も含めた全国の偏差値になっているので注意が必要です。

出典:日能研ホームページ 結果R4偏差値およびオンザロード2025配布資料より作成

男子編でも書きましたが、やはり目立つのは名電中ですね。
2016年から10年間で偏差値が11も上昇した(38→49)のはやはりすごい。

女子校はほぼ横ばいのところが多いので特に目立ちます。

また、地味なお話ですが、滝・南山女子・東海が偏差値で並んだのは2013年以降で初めて。
南山女子はずっと”東海地区の偏差値トップ”をキープし続けていましたが、今後この図式が崩れる事があるのか注目です。

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受験者数推移

2013年から2026年の受験者数推移は以下の通りです。
(愛工大名電中における受験者数、倍率データは、奨学生入試と一般入試の合計を使用しています)

出典:日能研ホームページ 倍率速報および各校の発表情報より作成

男子編でも書きましたが、今年は金城の入試日程が後ろ倒しになった関係で、愛知or名電(特奨)と金城の併願が可能になった一方、逆に、南山女子は金城との併願が不可能になっています

そのため、2025年→2026年の名電・愛知の受験者数の変化は

  • 名電中:約20%の大幅増
  • 愛知中:約15%の大幅増
  • 南山女子:約15%の大幅減
  • 金城:20%超の大幅減

という感じで、名電・愛知は金城の受験前に受ける学校として増加し、南山女子と金城は逆に元々お互いが併願していた層の分だけ減少した形になっています。
各塾の説明会でも
「金城受験者が事前に愛知や名電の受験をしようという動きがあった」
という点については一致していました。

なお、25年→26年の愛知・名電の男女別増減を見ると以下のようになっており、やはり女子の増加がメインだった事が分かります。

また、昨年愛知淑徳との併願が可能になり受験者数が倍増した椙山ですが、今年も順調に受験者数を伸ばしており、東海地区の女子校需要はまだまだ健在である事が分かります。
これは、以下の”2016年を基準にした受験者数の増減割合”を見るとよりわかりやすいです。

出典:日能研ホームページ 倍率速報および各校の発表情報より作成

2016年からの伸び率は名電がダントツにトップで、女子校は伸び悩んでいたのですが、昨年から椙山が伸び率の2位にジャンプアップ。
一方で、金城と南山女子は受験者数の観点で言えば”共食い”のような形になっています。

なお、某塾の説明会でも言われていましたが、前述の偏差値データを見ると、受験者数が大幅に減ったにも関わらず南山女子(および金城)の偏差値は変わっていませんが、これは
「結局合格する層のレベルが変わっていないから」
だそうです。

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倍率の推移

倍率データは受験者数÷合格者数で算出した実質倍率のデータです。

出典:日能研ホームページ 倍率速報および各校の発表情報より作成

今年は前述の受験者減の関係から南山女子は近年では初の3倍を下回っているのが大きなトピック。
ただ、繰り返しになりますが合格するコア層は変わっていないので、倍率は下がってもボーダーは不変とのこと。

なお、滝・名電・愛知・春日丘の“女子に絞った倍率”については

  • 滝:2.68倍(全体2.45倍)
  • 名電:1.86倍(全体2.02倍)
  • 愛知:1.35倍(全体1.36倍)
  • 春日丘:1.28倍(全体1.59倍)

となっており、例年滝は女子のほうが倍率が高く、名電・春日丘は女子の方が倍率が低いのが面白いですね。

また、来年のお話ですが、金城は定員が40名減少(320→280)する事が公表されており、来年からは少し倍率等が変わる可能性が高いです。
定員減の理由はハッキリ言われていませんが、巷の噂では「質を保つため」だとか…

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以上、今回は
2026年 東海地区私立中学の受験者数・倍率・偏差値の変化まとめ(女子編)
についてご紹介しました。

また、この記事ではピックアップしていませんが、今年から共学化した名古屋葵大学中の男子入学予定者は約1/3で、82名中25名だそうです。
思ったよりも多いですね…

今回の表題画像はGoogleのAIが(Gemini)考えた
「入学試験の受験者数が倍増したことを知り、ハイタッチする日本人教員たちの様子」
です。
昨年もそれっぽいものができてましたが、やはりクオリティは段違いですね。

なお、少し本文中でも触れていますが、この偏差値データと進学実績データを見比べると面白いと思うので、進学実績の記事へのリンクを貼っていおきます。
ご興味があればどうぞ。

[2025年データ]中高一貫私立校の進学実績とR4偏差値(女子編)
2025年の中高一貫私立校における大学合格実績と2025年の予測R4偏差値をまとめました。 やはり滝と南山女子が圧倒的ですが、南山女子は医学部シフトの兆しを感じます。

皆様の参考になれば幸いです。


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