2023年の名古屋市プレミアム商品券である
- 名古屋で買おまい★プレミアム商品券2023
- 金シャチマネー2023
の情報が更新されましたので、紙版電子版の当選率予測と併せてご紹介します。
なお、最新情報は以下の公式HPをご確認ください。
【紙版】

【電子版】
基本情報
現在判明している内容は以下の通りです。
- 発行数は2022年の168万口から2023年は250万口に増加(約1.5倍)
- 250万口の内訳は、紙版は175万口/電子版は75万口
- プレミアム率は30%、1口1万円で1.3万円利用可能
- 1人5口まで購入可能で、1人あたり最大1.5万円分の恩恵を受けられる
- 電子、紙はどちらか一方を選択
- 今年から「名古屋市内に住民票があること」という条件が追加
- 申込みは2023年4月15日から2023年5月17日
- 商品券の利用は2023年6月22日-2024年1月31日
2022年は不正があったので、2023年は名古屋市内に住民票があること(住民登録があること)という条件が追加されました。
去年はこの条件が無かったか疑問に感じており、実際にこの穴を不正利用した方も出てきてしまったので、この条件追加は納得できる方が多いのではないでしょうか。
なお、確定情報が出たのは2023年4月10日で、すぐに申し込みが始まりますが、
「ある程度申し込みは状況を確認してからのほうが有利」
というところは注意が必要です。(理由は後ほど説明します)
紙版と電子版の違いについて
紙版と電子版の違いは以下の通り。
- 1円単位で使えるか否か
→電子版は1円単位、紙版は1,000円単位(おつり不可) - 発行数は紙版の方が多い
→2023年は2022年よりもさらに紙版の割合が高まり、70%が紙版となった - 例年、利用可能店舗は紙版の方が多い
→「紙版しか使えない」という店舗が一定数ある(ファミリーマート等) - 電子版はSMS受信可能電話番号とメールアドレスが1人1つ必要
→SMS受信可能な電話番号を1人1つ用意する必要がある
上記だけ見ると、少額決済を考えない場合は
「紙版の方が有利じゃない?」
と思うんですが、当選率を考えるとそうでもないんです。
この当選率については次のパートでご紹介します。
2023年の当選率等の予測
2022年のプレミアム商品券の応募件数と当選率は、
- 紙版:約193万口/当選率約51%
- 電子版:約59万件/当選率100%
という感じでした。
(紙版落選者の電子版余剰分の当選分を加味すると紙版のトータル当選率は約63%)
※4月19日更新
以下の通り、今年は紙版、電子版の傾向が大幅に変化しました。
やはり後述の通り、申し込みはギリギリまで待った方が良いです。

2023年のプレミアム商品券対策
さて、2022年の反省から、2023年のプレミアム商品券を購入する際のポイントを簡単にまとめたいと思います。
まとめると、以下のようになります。
- 申込み状況が随時発表されるので、申込みはギリギリまで待つ
- 電子版対策を考えておく
- 事前に利用可能店舗をチェックする
申込みはギリギリまで待つ
私も気づかなかったのですが、2022年はAIチャットに聞くと”申込状況は随時発表する”という記載が出てくる仕様になっていました。
引用元:2022年名古屋市プレミアム商品券応募サイトより抜粋
2023年はどうなるのか問い合わせ窓口に確認したところ、
2023年も随時申込み状況を発表する
と回答がありました。
つまり、今年も2-3日に1回申込状況の公表が行われ、紙版と電子版のどちらが当選率が高いかすぐに分かるようになる予定です。
もちろん、直前まで待って申込みを忘れた、というパターンになったら最悪ですが、どうしても紙版でないと…という方以外はある程度の傾向が分かるまでは様子を見たほうが明らかに得です。
電子版対策を考えておく
なんとなく今回も電子版の当選率が高くなりそうな気がしていますが、家族分も電子版で申し込みをすることとなった場合の対策は考えておきましょう。
というのも、2023年も電子版の申込みには
- 1人1つメールアドレスを用意する
- 1人1つSMSが受信可能な電話番号を用意する
の2つが必要になるからです。(これも問い合わせ窓口で確認しました)
メールアドレスはGmail等で新たに取得するハードルはそこまで高くないですが、問題は”SMS受信可能な電話番号”です。
お子様が小学校低学年だったり未就学だった場合、電話番号を持っていないケースも多々あり、2022年のプレミアム商品券申込みではこの点でトラブルが多く発生していました。
今回も同様となった場合に慌てて対応してミスをしてしまう事がないよう、事前に調べて対応を考えておくと良いと思います。
なお、どこかで別記事にまとめるかもしれませんが、個人的には、iPhoneにeSIM追加で対応するのがオススメ。
iPhoneはiPhone XR/iPhone XS/iPhone11以降/iPhone SE(第2世代以降)なら電話番号を2つ同時に使う事が可能で、現在iPhoneを使っている方は該当される方は多いのではないでしょうか。
AndroidでもeSIMで同様の対応ができる機種が増えています。
電話番号の契約に関しては、povo2.0なら年間維持費を1,000円以下に抑える事が可能なので、これを使えば追加で電話番号を持つ費用もかなり抑える事が可能です。
もし夫婦2人で対応iPhoneを2台持っている場合、povo契約を2つ追加すれば、子供2人までならば家族全員分の電子版申込みが可能になります。
事前に利用可能店舗をチェックする
2022年は紙版のほうが電子版よりも使える店舗が多いという状況でした。
2023年も同様となる可能性が高いので、自分が使いたい店舗が紙版・電子版のどちらに対応しているか事前に確認しておいた方が良いです。
電子版、紙版それぞれどのような店舗で使えるか、というのは以下のページから確認可能です。
しかし、上記ページは1ページに10件しか表示されないので、どこが使えてどこが使えないかチェックするのが非常に難しいです。
超面倒だったけどなので、現時点の店舗一覧を確認したので、大手チェーン等の対応状況を確認しました。
次のパートでご紹介します。
利用可能店舗について
まだこれから増えていく予定ですが、現時点の利用可能店舗について大手チェーン等の状況について確認してみました。
なお、「本当に全店舗対応しているか」までは確認していないので、コンビニなどは実際に応募する前に自分が利用する予定の店舗がリストに入っているか確認したほうが良いです。
(2022年のセブンイレブンは一部店舗のみ対応でした)
全ページ対応が大変過ぎて基本的に情報更新はあまりしない予定なのでその点はご容赦ください。
百貨店
百貨店は以下の状況です。
なお、百貨店は株主優待(10%引き)と併用できる可能性があるので、利用開始が近づいたら確認してみると良いと思います。
(通常、株主優待は現金払いか百貨店クレジットカードでしか決済できませんが、2022年は一部百貨店は株主優待とプレミアム商品券の併用が可能でした)
上記の通り、百貨店は昨年と同様に紙、電子の両方対応するようです。
ショッピングセンター
ショッピングセンターの状況は以下の通り。
ちょっとややこしいんですが、イオンは出店形態によって対応状況がバラバラです。
また、ショッピングセンター(ショッピングモール)は個別店舗で対応が異なるケースもあるようなので少し注意が必要です。
逆に、チェーン店でもショッピングモール内の店舗だけはプレミアム商品券が使えるケースがあったりすので、少し判断が難しいところです。
スーパーマーケット
スーパーの状況は以下の通り。
意外と紙のみ対応、というチェーン店も多いです。
一方で昨年に続き、絶対現金主義のアオキスーパーが電子版も対応してくれているのは非常に嬉しいところですね。
コンビニエンスストア
コンビニの状況は以下の通り。
コンビニは昨年ファミリーマートの一部店舗で
「利用開始時点では電子版対応だったけど申請ミスだったので後日撤回した」
というクソ対応がありましたが今年は紙のみへ統一されていますね。
また、コンビニは店舗数が多すぎて、全店舗あるかどうかはチェックできないので、前述の通り、自分がよく使う店舗が対応しているか否かは要チェックです。
体感的にはセブンイレブンの対応店舗数が昨年よりも増えている気がします。(気のせいかもしれませんが…)
ドラッグストア
ドラッグストアの状況は以下の通り。
ドラッグストアは昨年同様、ほとんどのチェーン店が両対応なのでありがたいですね。
家電量販店
家電量販店の状況は以下の通り。
ヨドバシ以外は両対応です。
なお、電子版は高額商品を購入する際の”複数アカウントの合算”が可能かどうかは事前に確認したほうが良いと思います。
書店
書店の状況は以下の通り。
両対応のところが多いですが、イオン系列の未来屋書店は対応がバラバラです。
これは未来屋書店が所属しているイオン自体の対応状況に合わせているものだと思われます。
ややこしいから統一してほしいなぁ…
飲食店
飲食店の対応は以下の通り。
なお、根性出して約2,400店舗のリスト全部見ましたが、さすがに抜け、漏れがあるかもしれません。
また、掲載している店舗には何ら意図は無く、”なんとなく載せておこう”ぐらいの感覚で取捨選択しています…
(店舗数が多すぎてちょっと心が折れた)
うなぎの有名店である蓬莱軒、しら河、うな富士あたりが使えるのが嬉しいポイント。
また、格安寿司のチェーン店がリストに入っていませんが、今後追加対応される可能性は高いと思います。
レジャー
レジャー系の対応は以下の通り。
ラウンドワンは電子のみ対応で、大手だと電子のみという対応は非常に珍しいです。
レジャー系ややっぱりレゴランドや名古屋港水族館の対応が嬉しいところ。
実際に購入できるかは事前確認が必要ですが、これをきっかけに年パスを買ってしまうのもアリだと思います。
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以上、今回は
2023年名古屋市プレミアム商品券の概要と当選率予測、利用可能店舗まとめ
についてご紹介しました。
皆さんの参考になれば幸いです。
コメント
丁寧で詳細なまとめ記事、ありがとうございます。
大変参考になります。
普段、マックスバリュのネットスーパー(イオンネットスーパーのマックスバリュ店)を利用しているのですが、
ネットスーパーでプレミアム商品券は使えますか?
紙版と電子版、どちらとも使えるのでしょうか?
カスタマーサポートに問い合わせましたが、回答がありませんでした。
コメントありがとうございます!
返信遅くなってしまい申し訳ございません。
少し調べましたが、基本的にネットスーパーでは紙版・電子版ともに使えないと考えた方が良さそうです。
仕組み的には対面での利用が想定されているようです。
公式の参加店舗一覧が非常に使いにくいので、
地図上に表示して絞り込めるようなサイトを作りました
https://nsmap.azureedge.net/ 参考まで
コメントありがとうございます!
返信遅くなってしまい申し訳ございません。
すごいですね!
次回の申し込み状況発表の更新時に紹介させていただきます!