一戸建てのメーカー1 -業者の区分-

以前書いたマンションブランドの種類の戸建て版を書こうと思いますが、マンションと違ってそもそも大きな区分があるので今日はそれを書きます。

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大きく分けて3つの区分がある

一戸建てには大きく分けて下の3つの区分があります。
・ハウスメーカー
・パワービルダー
・工務店

ブランドの特徴以前の問題として、この区分ごとに特徴が異なるので説明します。

ハウスメーカー

ハウスメーカーとは、全国規模で展開する大手住宅建設会社のことで、よく住宅展示場で目にするメーカーだと思えば大体あっています。ちなみに、一戸建て=ハウスメーカーのイメージが強いですが、注文住宅を建てる人の7割以上が、ハウスメーカーではなく地元工務店や地元ビルダー系の住宅会社に依頼しているそうで、ハウスメーカーの建てた家に住んでる人は少数派なんですね。

具体的なメーカー名の一例を挙げると、
・三井ホーム
・トヨタホーム
・住友不動産
・積水ハウス
・住友林業
・大和ハウス工業
・セキスイハイム
・ヘーベルハウス(旭化成ホームズ)
・ミサワホーム
・パナホーム
・タマホーム
・ヤマダ・エスバイエルホーム
・タマホーム
・一条工務店
・大成建設ハウジング
・桧家ホールディングス(桧家住宅)

などがあります。マンションのメジャー7と系列の会社もありますね。

ハウスメーカーのメリット、デメリット

ハウスメーカーのメリット
ハウスメーカーはブランド力・会社の資金的な体力があり、年間供給戸数も多いので、ノウハウの蓄積があることも強みです。

マンションの際も触れましたが、大手の場合は不具合が起きた場合も対応、補償してもらえるケースが多く、不測の事態に強いです。

また、ハウスメーカーは木造軸組、2×4、木質パネル工法、軽量鉄骨、RC造など、好みの構造を選ぶ事ができ、3つの区分のうち最も選択肢が多いです。

ハウスメーカーのデメリット
いつも同じ理由な気がしますが、高いです。ただ、最近はハウスメーカーでも安価な会社もでてきています。

坪単価の目安は、大手ハウスメーカー 65万円~80万円/坪、格安ハウスメーカーで35万円~50万円と言われています。

パワービルダー

あまり聞き慣れないカテゴリですが、パワービルダーは「一般には住宅一次取得者層(初めて買う人)をターゲットにした床面積30坪程度の土地付き一戸建住宅を2,000~4,000万円程度の価格で分譲する建売住宅業者」とされています。

ちなみに、年間50~200棟程度はハウスビルダー、年間200~500棟はパワービルダーと呼ぶ場合もあります。

パワービルダーの企業名はあまり有名ではなく、例えば2015年の愛知県着工棟数 トップ10社はパワービルダーがほとんどで、
・アーネストワン
・アイディホーム
・飯田産業
・ウッドフレンズ
・エサキホーム
・岡田建設
・大成不動産
・玉善
・東栄住宅
・一建設
といった顔ぶれで、正直あまり聞かない名前が多いです。

パワービルダーのメリット、デメリット

パワービルダーのメリット
品質の割に価格が安いです。また、パワービルダーの強みは、土地開発から手がけている業者が多いことで、人気が高い地域だと、新たに売り地を探すのは困難なのですが、ビルダーは土地開発から手がけているため、人気の高い地域にも新たに土地を購入して、新築住宅を建てることができるという強みがあります。

坪単価は45万円~55万円/坪程度が一般的なようです。

パワービルダーのデメリット
昔に比べてパワービルダーも品質が上がってきていますが、やはり 施工・人材の質、企業ごと質にばらつきがあります。また、構造も自由に選ぶことができず、木造軸組、2×4、木質パネル工法から選ぶケースが多いです。

地元の工務店

大工さんや職人さんを抱えている比較的小規模な建築会社で、年間着工数は50棟未満。あまり聞き慣れない工務店さんが多いです。

工務店のメリット・デメリット

工務店のメリット
費用対効果が高く、自由度が高い事が一番のメリットです。また、工務店の多くは、年間着工件数少ない反面、それだけ1棟1棟丁寧に向き合う必要があるため、仕事が丁寧な傾向があります。(地元密着の工務店は、1棟でも何か失敗してしまうと、その評判で会社が傾いてしまう可能性もあるので、ハウスメーカーやビルダーよりも丁寧な家作りが求められる)

なお、坪単価は、 35万円~50万円/坪です。

工務店のデメリット
自由度は高いですが、工法は選ぶことができないのはデメリットです(ほとんどが木造の軸組工法) 。また、最も痛いのは補償で、後継者が居ないなどで会社がなくなるケースもあり、アフターフォロー面に関しては、大規模な会社と比較すると不安があります。

また、技術力やクオリティも工務店によってもまちまちで、工務店選びは難易度が高いのもデメリットですね。

 

今回は大まかな一戸建ての区分をご説明しました。次回はハウスメーカーの種類について書こうと思います。


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